QUOカード(クオ・カード)は約6万店で使える全国共通のギフトカードだ。プリペイド方式で、事前に購入した金額分を残高がなくなるまで繰り返し使える。ほとんどのコンビニや、一部のドラッグストア、本屋などで使えるので、プレゼントとしても活躍する。
電子マネーが使えない人やクレジットカードの使用に抵抗がある人でも、QUOカードがあればキャッシュレス払いができる。今回はQUOカードの基本的な使い方や、2020年7月現在最新の使える場所などを紹介しよう。
QUOカードの基本的な使い方
QUOカードは使うたびに残高が減っていくプリペイドカードだ。支払いの際にレジで提示すれば利用できる。セルフレジでは使えないこともあるので注意が必要だ。
【QUOカードの使い方】気になる有効期限は?
現在発行されているQUOカードに有効期限はない。ただし、スマホで使えるデジタル版の「QUOカードPay」は、原則バリューコードの発行日(発行日を含む)から3年までなので注意しよう。
【QUOカードの使い方】おつりはもらえる?
QUOカードでは現金のおつりは出ない。しかし、残高が0になるまで、何度でも利用可能だ。そして、QUOカードの残高が足りずに現金を併用した場合は、おつりがもらえる。例えば800円のものを500円のQUOカードを使って買う場合、500円のQUOカード+500円玉という払い方をすると200円のおつりが返ってくる。
スマホで使える! QUOカードPayの使い方
スマホで使えるデジタル版のQUOカード「QUOカードPay」というものもある。
アプリのダウンロードや会員登録は不要で、送られてきたURLをタップして、スマホ画面に表示されたバーコードを提示するだけで使える。リンク先をブックマーク登録しておくとスムーズだ。また、カード版のQUOカードと同様に、残高不足の場合は現金といっしょに使える。コンビニやドラッグストア、飲食店、書店など、使える場所は幅広い。
なお、アプリなしでも使えるが、専用アプリで管理すると複数のカードの残高をまとめたり、有効期限の近いものから使える。
【参考】QUOカードPay公式サイト
ついにQUOカードも!デジタルギフト「QUOカードPay」がローソンで利用開始
QUOカードの使い方を知ろう! 使えるコンビニやお店をチェック
QUOカードは主要なコンビニのほぼ全店で使えるのが強みだ。ここでは使える場所を紹介していこう。
2020年版、QUOカードが使えるコンビニはここ!
現在QUOカードが使えるコンビニは以下になる。2020年4月から新たにデイリーヤマザキなども加盟店に追加された。
■セブン-イレブン全店
■ファミリーマート(一部店舗除く)
■ローソン全店
■ポプラグループ(ポプラ・生活彩家・くらしハウス・スリーエイト)全店
■リーベンハウス(一部店舗を除く)
■デイリーヤマザキ、ヤマザキデイリーストアー、ニューヤマザキデイリーストア全店(一部店舗除く)
全店で使えるコンビニと一部店舗では使えないコンビニがある。使える店舗は公式サイトを確認するか、店舗に問い合わせてみよう。
QUOカードはENEOSとJA-SSのガソリンスタンドで使える
QUOカードはガソリンスタンドでも使える。使えるのはENEOSとJA-SSの一部店舗だ。公式サイトの検索からQUOカードが使えるかどうか確認できるので、事前に確かめておこう。
ENEOSの店舗検索では、検索条件の支払い方法から「ENEOSプリカ」を選択し「ENEOSプリカ・QUOカード」にチェックを入れると、対応店が調べられる。JA-SSの場合は、「クオカード」にチェックを入れて検索しよう。
【参考】ENEOS
QUOカードはAmazonのコンビニ支払いに使えないので注意
QUOカードはAmazonでの支払いには使えない。Amazonの荷物をコンビニ受取りにした場合もQUOカードでは支払いできないので注意しよう。
【参考】こんなにあった!QUOカードを使えるお店と得する使い方
QUOカードはイオンなどでは使えるの?
2020年7月現在、イオンなどのショッピングモールはQUOカードに加盟していない。ただし、ショッピングモール内にあるお店がQUOカード加盟店の場合は使えることもある。
イオンでQUOカードは購入できる?
イオン内にQUOカードに加盟しているお店がある場合、カードを購入できる場合もある。加盟店でも購入はできないこともあるので、事前に確認しておこう。
QUOカードをお得に購入するには?
QUOカードは種類によってはお得に購入できたり、おまけがついてくる場合もある。ここではどの種類のQUOカードを買うとお得なのかを紹介しよう。
QUOカード購入前に金額の種類をチェック
QUOカードには300円/500円/700円/1000円/2000円/3000円/5000円/1万円の金額がある。店舗で購入できるのは500円や1000円、5000円などが多く、300円や700円はネット販売のみの場合が多い。
【参考】あの人気アニメのデザインも!意外と知らないQUOカードの種類、価格、使える場所
QUOカードの購入に消費税はかからないが手数料はかかることがある
QUOカードは1000円以下の場合、カード製造コストなどの手数料がかかる。手数料は500円のカードなら30円、1000円のカードなら40円が多いが、特別なデザインの場合はそれ以上かかることもある。しかし、消費税はかからない。QUOカードをなるべくお得に使いたい場合は2000円以上のものを購入すると良いだろう。
【参考】QUOカードを購入する時に手数料が発生するって知ってた?
コンビニなどの限定デザインQUOカードを購入するとおまけがついてくる
コンビニでは店頭限定デザインのカードが買える。デザインや金額はコンビニごとに異なり、QUOカード公式サイトで事前に確認できる。ただし、店舗によっては限定デザインを扱っていないこともある。
コンビニなどの加盟店限定デザインカードは、5000円券は70円、1万円券は180円のおまけが付いているので、5000円以上のQUOカードを買うなら限定デザインカードにするとお得になる。
【参考】QUO 加盟店店頭限定デザインカード(QUOカード公式サイト)
金券ショップでのQUOカード購入には要注意
公式サイトの規約では、金券ショップ等でのQUOカードの売買は禁止されている。仮に販売していても、購入しないでおこう。
QUOカードの換金も規約違反!
QUOカードは、公式の規約で換金不可となっている。金券ショップでの購入はもちろん、売却もやめよう。
QUOカードは加盟店が日々増えたり減ったりしている。購入する時は、自分の生活圏内に使えるお店がどれくらいあるか、公式サイトでチェックしておこう。
※データは2020年7月上旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット