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満月の周期は何日か知ってる?誰かに教えたくなる月の満ち欠けと暦の関係

2020.08.02

月の満ち欠けは、潮の満ち引きやバイオリズムなどと深い関係にあるとされています。月の満ち欠けや満月の周期を知る方法、暦との関係について紹介します。月に関する知識を身に付けることで、夜空に輝く神秘的な満月をより楽しみましょう。

満月の周期は何日?

満月は、何日周期で現れるのでしょうか?まずは、満月の周期や月が満ち欠けして見える理由について見ていきます。

月が満ち欠けして見える理由

夜空を見上げると、さまざまな形の月を見ることができるでしょう。このように、毎日少しずつ違って見えることを『月の満ち欠け』と呼びます。

月の満ち欠けが起こるのは、月が地球の周りを公転しているためです。地球と月の位置関係により、太陽に照らされて輝いて見える部分が変化して見えるのです。地球から見て月が見えない『新月』から、『三日月』『上弦の月』『満月』『下弦の月』へと変化していきます。

新月が見えない理由は、月は自ら輝いているわけではなく、太陽光の反射によって輝いて見えるためです。月と太陽が同じ方角にあり、地球から見ると太陽光の反射がない場合、月は地球から見えません。

新月から15日目の月が満月

『始め』という意味を持つ『朔月(さくげつ)』とも呼ばれているのが、新月です。新月から数えて15日目の月が『満月』になります。満月は『望月(もちづき)』や15日目に当たることから『十五夜』とも呼ばれています。

満月は、太陽の光で月全体が照らされるため、最も丸く輝いて見える月です。また、一晩中見えるのも満月の特徴になります。

ちなみに、新月から3日目に見られる月が、国旗やロゴなどによく使われている『三日月』です。7日目の月は満月を縦半分に割ったような半円形をした『上弦の月』、上弦の月とは逆に左半分が輝いているのが23日目の『下弦の月』になります。

月齢15前後が目安

月は地球の周りを公転していますが、常に同じ速度で動いているわけではありません。地球に近い位置にあるときは速くなり、遠い位置のときは遅くなります。

従って、新月を1日目として数えていく月齢と月の満ち欠けが必ずしも一致するわけではありません。満月は常に月齢が15日目ではなく、14日~16日と幅があります。

実は、秋の風物詩であり中秋の名月とも呼ばれる『十五夜のお月見』も、満月でないことが珍しくないのです。実際に2020年の十五夜は10月1日ですが、満月は翌日の2日になります。

29.5日周期で満月が現れる

新月から始まり新月に戻るまでの月の満ち欠けの周期は、およそ『29.5日』です。つまり、満月も29.5日周期で現れるということで、地球と月の位置関係によって29日間もしくは30日間になります。

月の満ち欠けの周期に合わせて呼び名がついていますが、よく知られている新月・三日月・満月などだけではありません。

月が満ちていくサイクルでは、新月・二日月・三日月・上弦の月・十三夜・満月(十五夜)があります。その後は月が欠けていくサイクルになり、その呼び名は十六夜・立待月・居待月・寝待月・下弦の月・二十六夜月・明けの三日月などです。

満月はいつ見える?

満月はどのような状況下で見えるのでしょうか?満月が見られる状況や満月の動きについて紹介します。

月が地球を挟んで太陽の反対側にあるとき

満月は、月と太陽を結ぶ線上に地球が位置するときに見えます。月が地球を挟んで太陽の反対側にある状態です。月全体が太陽に照らされるため、最も丸いだけでなく、最も明るく輝いて見えます。

また、満月のように、月が地球を挟んで太陽の反対側にある状態で、太陽・地球・月が一直線に並ぶと『月食』が起こります。月が地球の影に入っている状態です。月が少しずつ欠けていき全て欠けると、赤みを帯びた『皆既月食』と呼ばれる月が見られます。

満月の夜の月の動き

満月は、太陽が沈む夕方に東の方角から昇ってきて、真夜中ごろに南の空の最も高い位置に輝いて見えます。太陽が再び昇ってくる朝方になると、西の方角へ沈んでいくのが満月の一連の動きです。

月が夜の間に東から南を通って西に移動して見えるのは、月が移動しているわけではありません。地球が西から東に向かって自転しているためです。太陽が東から昇り西に沈んでいくように見えるのと同様の仕組みになります。

満月の周期を知る方法

正確な満月の周期を知るには、『国立天文台』が発表している情報を確認するのがおすすめです。具体的な確認の方法を紹介します。

国立天文台の「暦要項」を確認

最も簡単に正確な満月の周期を知ることができるのが、国立天文台が作成し公開している『暦要項』です。誰でもインターネットで手軽に閲覧できます。

暦要項にアクセスすると、『朔弦望』という項目があります。昨年・今年・来年のデータが閲覧できるため、満月を知りたい年を開きましょう。1年間の満月が見られる日だけでなく、新月・上弦の月・下弦の月の日にちと時刻が閲覧可能です。

満月から満月までの周期が29.5日のため、一度満月の日にちが分かれば、次の満月も予測できます。また、満月は新月から数えて15日前後のため、新月から算出する方法もよいでしょう。

出典:暦要項│国立天文台

暦要項とは

国立天文台では、国際基準の暦に基づいて、太陽・月・惑星に関する情報をまとめた『暦書』を発行しています。暦要項は、暦書に記載されている情報の中から主要な項目を抜粋したものです。

前述の朔弦望の他にも、日食・月食、二十四節気、東京の日の出入、国民の祝日などの情報が公開されています。暦要項は毎年2月に発表されるので、翌年の満月の情報が知りたい人はチェックしてみましょう。

月の満ち欠けと暦の関係

日本のみならず、世界各国で古くから月の満ち欠けと暦は切っても切れない関係でした。月の満ち欠けがどのように暦に影響してきたのかを紹介します。

太陰暦は月の満ち欠けが基準

世界各国で使用されている暦は、一つではありません。大きく分けて三つの暦法があるとされ、その一つが月の満ち欠けを基準とした『太陰暦』です。

太陰暦の代表的なものが、イスラム圏で採用されている『ヒジュラ歴』になります。太陰暦では、新月から始まり満月になり欠けていくまでを1カ月としています。新月から新月までの周期は29.5日のため、1カ月は29日もしくは30日です。

12カ月を1年としており、1年は354日になります。実際の季節とのずれが大きいですが、イスラム教の創始者が採用したということから、今でも太陰暦が重要な暦の基準になっているのです。

明治初期までは太陰太陽暦を採用

日本でも明治初期までは、太陰暦の影響を受けていました。当時採用されていたのは、『太陰太陽暦』と呼ばれる暦法です。

太陰太陽暦は、太陰暦と地球が太陽の周りを1周する周期を基準とする『太陽暦』を組み合わせたものです。つまり、太陰太陽暦は月の満ち欠けと太陽の公転の両方を基準にしたものになります。

1カ月は太陰暦の29日もしくは30日を採用していますが、2~3年に1度うるう月を設け、1年を13カ月にすることで太陽暦とのずれを調整していたのです。太陰太陽暦は、農業中心だった生活や日本の気候とも相性がよかったとされています。

現在は太陽暦で前年の2月1日に決定

日本では、1873年に太陰太陽暦から『グレゴリオ暦』と呼ばれる太陽暦に変更になりました。それまで採用されていた太陰太陽暦は旧暦、太陽暦は新暦と呼ばれています。

グレゴリオ暦は、400年以上前にローマ教皇グレゴリウス13世が作り上げたもので、地球が太陽の周りを1周する公転周期を基準としており、1年は365日です。しかし、地球が太陽の周りを1周する正確な公転周期は365.2422日のため、4年に1度の1年を366日にする『うるう年』で調整しています。

日本で使用される暦は日本政府が決定しており、グレゴリオ暦を基に作成されます。毎年2月に発行される官報で、翌年のカレンダーが発表されているのです。

構成/編集部

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