サウナ好きが一番嬉しいヤツがコレだ!
それも、その改良を施したのはサウナ施設の心臓部“サウナ室”!
どんな改良かといいますと、大きく3つの改良を施してあったんですが、まずは三段あるベンチを全て20センチほどカサ上げした!
20センチっていったら、普通のベンチ一段分の半分くらいの高さはある。ベンチ一段高くなると温度は10度上がるといわれているんで、これだけで単純計算で5度の体感温度アップ!!
改良前と同じ体感温度に設定したいならば、ストーブの設定をちょっと低くしてもいいわけで、そういう意味では省エネにもなってるわけですね。
これからは客同士が密になる営業は控えた方がいいっていうのもあるでしょう。そうなると必然的に実入りが少なくなるっていうのもあるでしょう。となると経費をどっか削らなきゃならないっていうのもあるでしょうよ。
だからって食堂の料理の質を落とすとか、タオルをケチるだとか、単にサウナ室の温度下げて光熱費といいますか燃料費浮かすって方法もあるでしょうけど、そういう利用者に、
「施設の質が下がった…」
と感じさせる経費削減ではなく、むしろ、
「良くなった!」
と思わせて、なおかつ成否も削減できるという、また書くけど“ただでも起きない”型改良!
まぁこの『S』の場合、そんな経費削減云々ってのはオレが勝手に色々と推測してるだけで、ただただ気持ちいいサウナにしたいっていうシンプルな理由での改造なんでしょうけど。
さらに改良その2。サウナ室のベンチをカサ上げしただけにとどまらず、天井をカサ下げした!!
多分10センチくらいは低くしたんじゃないかと思うんですか、2段目のベンチですら、その上に立つと頭が天井にゴンゴンぶつかる高さ、というか低さ!
三段目なんか座っただけで、
「あ~頭のすぐ上に天井があるな…」
って気配でわかる低さ!