音楽を聴く時、持ち運びに便利なイヤホンを愛用している人も多いだろう。しかし、音にこだわりたい人やデザイン性を重視したい人にはヘッドホンもおすすめしたい。この記事では、ヘッドホンのなかでも、比較的手に入れやすい安価なものを紹介する。
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ヘッドホンにはどんな種類がある?
ヘッドホンを選ぶ際に大きな分かれ目になるのが、無線タイプ/有線タイプのどちらを選ぶかだ。無線タイプは、ケーブルが邪魔にならない点が大きなメリット。一方、有線タイプはバッテリー充電の手間がなく、無線タイプよりコスパや音質が良い傾向にある。使うシーンや好みに合わせて選びたい。
有線タイプと無線タイプのヘッドホン、音質に違いはある?
有線タイプと無線タイプで音質の違いが生じるのかも、気になるところだ。無線タイプのヘッドホンはBluetoothなどの無線規格で音声データをやり取りするが、この時データが圧縮される(=コーデック)ため、どうしても音質の劣化が生じる。音質にこだわるなら、「AAC」や「aptX」といった高音質コーデックに対応したヘッドホンを選ぼう。
有線タイプは、データ圧縮による音質低下の問題は生じないため、高音質コーデックに対応していない無線タイプのヘッドホンと比べると音質が良いといえる。
もっとも、高音質コーデックを採用したヘッドホンであれば劣化も少なくなるし、音質を決めるのはコーデックだけではないので、有線タイプのほうが常に音質が良いとは一概に言い切れない。
無線タイプの安いヘッドホンのおすすめ製品はこれ!
ここからは、コスパの良いおすすめのヘッドホンを紹介していく。まずは無線タイプからだ。
【安いワイヤレスヘッドホン紹介】アルミ素材の質感がかっこいい!パイオニア「SE-MJ561BT」
最初にご紹介するのは、パイオニア「SE-MJ561BT」。アルミ素材の質感を活かしたデザインがスタイリッシュでかっこいいと評判だ。
ヘッドバンドとイヤーパッドにはレザータイプの素材を採用。中のクッション材はポリウレタンで装着感もいい。カラーバリエーションはシルバーとブラウンの2種類。Amazonでの実売価格は5400円(税込み)と、ヘッドホンの中ではお手頃価格だ。
【参考】Amazon製品詳細ページ
【安いワイヤレスヘッドホン紹介】スモーキーカラーがかわいい!JVC「HA-S28BT」
JVC「HA-S28BT」は、スモーキーカラーが上品な印象を与えるヘッドホン。画像のダスティピンクはかわいらしさと落ち着いた雰囲気を兼ね合わせており、ビビッドなピンクよりも様々なファッションに合わせやすい。
そのほかのカラーバリエーションは、チャコールブラック、エーゲブルー、ウォームグレーがある。Amazonなどのインターネットショップでは2000円~4000円程度でコスパが良いので、洋服に合わせて複数色揃えてもいい。折りたためばフラットになり収納しやすいので、鞄に入れていつでも持ち歩ける。
【参考】JVC公式サイト製品詳細ページ
【安いワイヤレスヘッドホン紹介】おしゃれで着け心地が優しい! パナソニック「RP-HTX80B」
無線タイプの最後に紹介するのは、パナソニック「RP-HTX80B」。ワントーンのユニセックスデザインで、男女問わずおしゃれに身につけられる。
ソフトで密着性のあるイヤーパッドと新形状のピアノ線材の採用により、付け心地が優しいのも特徴だ。カラーバリエーションは、画像のキャメルベージュに加えて、クールグレー、マットブラック、バーガンディレッドの計4色。Amazonでの実売価格は6064円(税込み)。
【参考】Amazon製品詳細ページ
有線タイプでコスパの良いおすすめヘッドホン
次に、有線タイプの製品を紹介する。最近はワイヤレスタイプが主流になりつつあるが、高音質で音楽を楽しみたい人には有線タイプもおすすめだ。
気軽に購入できる! エントリーモデルも豊富なソニーの有線タイプヘッドホン
世界的なAV機器メーカーで、高機能・高性能の製品を数多く販売しているソニーだが、実は気軽に購入できるエントリーモデルのラインナップも充実している。
今回紹介するステレオヘッドホン「MDR-ZX110」は、Amazon実売価格が1527円(税込み)。カラーバリエーションはホワイト/ブラック/ピンクの3種類。折りたたんで簡単にコンパクトにできるので、持ち運びにも便利だ。
【参考】Amazon製品詳細ページ
有線でも無線でも使えるノイズキャンセリングヘッドホン
ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンの中でも、こちらのJVC「HA-S88BN」は、無線接続でも有線接続でも使えるのが特徴だ。付属のヘッドホンケーブルを接続すれば有線で音楽を楽しめる。
Amazon実売価格も1万円を切る8445円(税込み)と、高性能にも関わらずコスパが良い。フラット&コンパクトの2way折りたたみ機構を採用しており、持ち運びにも便利。
【参考】Amazon製品詳細ページ
騒音が気になる環境でも音楽に集中できる!見た目もクールな最新ノイズキャンセリングヘッドホン4選
開放型の有線ヘッドホンはオーディオテクニカ「ATH-AVA300」が高コスパ!
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ドライバーユニットを包むハウジングの形状は、ハウジングが塞がった密閉型(クローズド型)と、ハウジングが密閉されていない開放型(オープン型/オープンエアー型)に分類される。開放型は遮音性がない分、音がこもらず、臨場感に優れている。
そんな開放型のヘッドホンでおすすめなのが、オーディオテクニカ「ATH-AVA300」だ。開放型のヘッドホンは高価な製品も多いが、この製品はAmazon実売価格が4000円前後で、かなりコスパが良い。ドライバーは開放型専用設計のものを採用し、低価格ながら高音質な音楽が楽しめる。
【参考】Amazon製品詳細ページ
Amazonの売れ筋モデルは?密閉型と開放型の違いは?失敗しないヘッドホンの選び方
無線タイプや有線タイプ、密閉型と開放型など、ヘッドホンはそのタイプによって長所と短所があり、使用に適したシーンも違う。今回の記事も参考にして自分の好みや使用するシーンに合わせたヘッドホンを選んでほしい。
※データは2020年5月下旬時点での編集部調べ。
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※Bluetoothは米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
文/ねこリセット