回転寿司店で最初に食べるネタ 1位「サーモン」2位「マグロ(赤身)」、シメに食べるネタは?
回転寿司店に行った際に≪最初に食べることが多いネタ≫を尋ねる調査が行われたところ、1位「サーモン」(20.9%)、2位「マグロ(赤身)」(11.7%)、3位「マグロ(中トロ)」(7.5%)、4位「ハマチ・ブリ」(6.0%)、5位「エビ」(4.8%)と、5位までは≪よく食べているネタ≫と同じ順位になった。最初に食べるネタには、食べ慣れているネタを選んでいる人が多いのではないだろうか。
男女別にみると、男女とも1位は「サーモン」(男性16.2%、女性25.5%)、2位は「マグロ(赤身)」(男性14.4%、女性8.9%)となった。【図16】
【図16】
反対に、回転寿司店に行った際に≪シメに(最後に)食べることが多いネタ≫を尋ねる調査が行われたところ、1位「サーモン」(11.8%)、2位「鉄火巻き」(4.7%)、3位「マグロ(赤身)」(4.6%)、4位「マグロ(中トロ)」(4.5%)、5位「玉子」(4.2%)となった。「サーモン」のほか、巻物がシメに選ばれていることがわかった。【図17】
【図17】
さらに、回転寿司店に行った際に≪我慢することが多いネタ≫を尋ねる調査が行われたところ、1位「マグロ(大トロ)」(22.0%)、2位「ウニ」(9.6%)、3位「マグロ(中トロ)」(9.2%)、4位「アワビ」(5.7%)、5位「イクラ」(4.9%)となった。回転寿司店のメニューの中でも高額なイメージがある「マグロ(大トロ)」を我慢している人が多いようだ。【図18】
【図18】
では、回転寿司店では、1皿いくら以上になると、食べるのをあきらめてしまう人が多いのだろうか。
1皿いくらくらいだと値段が高過ぎて手が出ないと思うか尋ねる調査が行われたところ、「500円~600円未満」(28.2%)や「300円~400円未満」(24.5%)に回答が集まり、平均額は538円だった。男女別にみると、平均額は男性569円、女性507円と、男性のほうが62円高くなった。【図19】
【図19】
よく食べている変わり種の寿司 TOP3は「エビアボカド」「エビ天」「オニオンサーモン」
1皿に異なる種類のネタが3貫乗せられている“3貫盛り”では、1皿で様々なネタを味わうことができる。
全回答者(3,000名)を対象に、回転寿司店にあったら嬉しいと思う“3貫盛り”のネタの組み合わせを尋ねる調査が行われたところ、「マグロ(赤身)・マグロ(中トロ)・マグロ(大トロ)」(237件)がダントツ、以降、2位「マグロ(ヅケ)・マグロ(中トロ)・マグロ(大トロ)」(59件)、3位「マグロ(赤身)・マグロ(ヅケ)・マグロ(中トロ)」(49件)となった。“3貫盛り”のネタとして、マグロが圧倒的な人気を誇っているようだ。【図20】
【図20】
回転寿司店では、古くからある鮮魚ネタのほかに、従来の寿司にはなかった“変わり種”の寿司が提供されていることがある。
全回答者(3,000名)を対象に、よく食べている変わり種の寿司を尋ねる調査が行われたところ、1位「エビアボカド」(16.1%)、2位「エビ天」(15.5%)、3位「オニオンサーモン」(15.0%)、4位「サーモンアボカド」(13.2%)、5位「サーモンチーズ」(12.6%)となった。エビやサーモンを使った変わり種寿司が人気のようだ。
男女別にみると、男性では1位「エビ天」(13.1%)、2位「オニオンサーモン」(12.3%)、3位「サーモンチーズ」(10.4%)、女性では1位「エビアボカド」(22.5%)、2位「サーモンアボカド」(18.3%)、3位「エビ天」(18.0%)となった。女性には、クリーミーなアボカドを使った寿司が人気となっていることがわかった。【図21】
【図21】
“これがおいしい回転寿司店は間違いない”と思うものについて尋ねる調査が行われたところ、「シャリ」(24.4%)が最も高くなった。シャリのおいしさで、回転寿司店のレベルを判断している人が多いようだ。以降、「赤身のネタ」(20.0%)、「光りもののネタ」(19.0%)、「茶碗蒸し」(16.1%)、「味噌汁」(14.8%)が続く。【図22】
【図22】
また、回転寿司で食べたい他県のブランド魚を尋ねる調査が行われたところ、1位「青森県のマグロ」(189件)、2位「石川県のノドグロ」(117件)、3位「大分県のサバ」(97件)となった。“大間のマグロ”や“金沢のノドグロ”、“関サバ”が人気のようだ。【図23】
【図23】
回転寿司店で、サイドメニューを何品食べる? 平均は2.2品
回転寿司店では、寿司のほかに、汁物や麺類、デザートなどのサイドメニューが提供されている。
全回答者(3,000名)を対象に、寿司以外のサイドメニューを何品程度食べることが多いか尋ねる調査が行われたところ、「2品」(36.5%)や「1品」(26.1%)に回答が集まり、平均は2.2品となった。【図24】
【図24】
また、回転寿司店に行った際に≪よく食べているサイドメニュー≫を尋ねる調査が行われたところ、1位「みそ汁・赤だし」(29.7%)、2位「茶碗蒸し」(29.1%)、3位「ポテトフライ」(21.6%)、4位「ラーメン」「うどん」(どちらも18.4%)となった。男女別にみると、男性の1位は「みそ汁・赤だし」(27.3%)、女性の1位は「茶碗蒸し」(36.3%)だった。【図25】
【図25】
子どもを連れて行きたい回転寿司店 TOP3は「タッチパネルで注文できる」「テーブル席がある」「店内が清潔」
子どもがいる人は、どのような回転寿司店なら、子どもと一緒に訪れたいと思うのだろうか。
子どもがいる人(1,410名)を対象に、子どもを連れて回転寿司店に行く際に、どのようなお店だったら嬉しいと思うか尋ねる調査が行われたところ、「タッチパネルで注文できる」(41.3%)と「テーブル席がある」(41.2%)が高く、以降、「店内が清潔である」(37.1%)、「サイドメニューが充実している(めん類や揚げ物など)」(32.4%)、「順番待ちの予約ができる」(26.9%)が続いた。【図26】
【図26】
では、小さな子どもを連れて回転寿司店を訪れている人は、どのくらいいるのだろうか。子どもの寿司に関する経験について尋ねる調査が行われた。
未就学児の子どもがいる人(545名)を対象に、≪子どもは寿司デビュー(初めて寿司を食べること)している≫か尋ねる調査が行われたところ、「している」は85.0%となった。未就学児の大多数が寿司デビューを経験しているようだ。また、≪子どもは回転寿司デビューしている≫か尋ねる調査が行われたところ、「している」は84.2%となった。【図27】
【図27】
寿司デビューしている高校生以下の子どもがいる人(988名)を対象に、≪子どもは回転寿司店で寿司デビューした≫か尋ねる調査が行われたところ、「回転寿司で寿司デビューした」は85.7%となった。回転寿司店が子どもの“寿司デビュー”のきっかけの場所となっているケースは多いようだ。【図28】
【図28】
また、回転寿司デビューしている高校生以下の子どもがいる人(974名)を対象に、≪子どもは回転寿司が好き≫か尋ねる調査が行われたところ、「好き」は96.8%と、ほとんどの人が回転寿司に好感を持っていることがわかった。【図29】
【図29】