目次
「今年の父の日はどうしようかな…」と、マンネリ気味で悩むなら、今年は子どもと一緒に世界でたった一つのオリジナルギフトを作ってみてはどうでしょう。定番のアイテムから日常で活躍する本格的な実用品まで、さまざまなギフトアイデアを紹介します。
父の日のプレゼントのポイント
まずは、プレゼントを選ぶ際のポイントをきちんと押さえたいところです。
「パパは青色が好きだったよね?」「こないだボールペン失くしたって話してたよ」など、子どもと一緒に『うちのお父さん』像をしっかりとリサーチ・共有しながらアイデアを出し合ってみましょう。
感謝の気持ちを込める
母の日と比較すると、父の日はやや地味な印象を受けます。しかし、普段、家族のために頑張ってくれているお父さんをねぎらい、感謝の気持ちを伝えるための大切なイベントです。
日常的に子どもと触れ合っているお父さんはもちろん、多忙でスケジュールが合わないなど、いつもはあまり子どもと関われないお父さんとも、家族の絆をグッと深められるでしょう。
また子どもにとっても、『父親を敬う気持ち』『人に対する感謝の気持ち』を育む良い機会となるはずです。
好みや使用シーンを考える
ヒントとなるのは『お父さんの人となり』です。普段、お父さんはどんなことが好きで、どんなものがあったら喜ぶかを考えてみましょう。
今回は『親子の手作りアイテム』ですから、例えばスポーツ好きのお父さんならゴルフやサッカーをモチーフにした小物類、読書好きならしおりやブックカバーも良いかもしれません。
お酒やグルメが好きなら、コースターやマグカップ、箸置きなどもアイデアの一つと言えます。仕事で使うペン立て、眼鏡ケース、名刺入れなども毎日の生活で役立ちそうです。
「家族が自分を大切に思ってくれている」「自分のことを考えてくれている」。ギフトを通して、家族の気持ちが伝わってくると、お父さんにとって何よりの励みでしょう。
気持ちが伝わる手作りプレゼント
子どもと一緒に贈りたい手作りのギフトアイデアを2点を紹介します。愛しいわが子が、自分のために一生懸命作ってくれた手作りアイテムは、かけがえのない宝物です。
完璧な出来栄えである必要はありません。手作りならではの味わいと、たっぷりの愛情でカバーしましょう。
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子どもと一緒に定番の肩たたき券
肩たたき券は、父の日ギフトの王道とも言えるアイテムです。
紙とペンさえあれば、あっという間に出来上がるという手軽さだけでなく、『お疲れモード』のお父さんをいたわる子どもの優しさに、あたたかい気持ちになるのが人気の秘訣かもしれません。
子どもとのさりげないスキンシップも、お父さんには大きな癒やしとなるでしょう。
応用編として、マッサージ券、靴磨き券、お使い券、テレビチャンネル優先券などもそろえて贈ると、より豪華です。
見た目もかわいい シャツ型折り紙の手紙
プレゼントに添えるカードやレターも立派な手作りアイテムと言えます。ひと手間掛けて、シャツ型の手紙を作るのも素敵ではないでしょうか。
はじめから模様が入った折り紙を使うのも良いですが、無地の紙にマーカーなどで絵や柄を描いたり、ネクタイやボタンを付けたりすると、より個性が際立ちます。デザイナー気分で、子どももノリノリでしょう。
折り紙の内側には、お父さんへのメッセージのほか、子どもや親子で写っているプリクラなどをしのばせても楽しいかもしれません。財布やスマホケースに入るサイズで、お父さんも持ち歩くことができ、より喜んでもらえるでしょう。
100均を活用したアイデア
100均はアイデアと素材の宝庫であり、父の日のプレゼント作りにも活用しない手はありません。商品ラインアップが豊富な上、子どものお小遣いで買える価格帯であることも大きなメリットです。
お手軽だけれど、パパのハートをわしづかみにするおすすめギフト例を三つ紹介します。
少しの工夫で素敵に 黄色のバラのブーケ
父の日に贈る花は、日本では黄色いバラが定番です。このミニブーケは、小学生ぐらいの子どもなら簡単に手作りできそうです。
材料は、黄色いバラ4〜5本、ワックスペーパー、リボン、輪ゴム、メッセージカードです。カードは手作りでも市販のものでもOKです。愛情と感謝を込めつつ、センスよくまとめましょう。
花の茎を短く切り輪ゴムで束ねます。ワックスペーパーでふんわりと花束を包みます。メッセージカードを両面テープで貼り付け、リボンを結んだら出来上がりです。
シールや写真使い工作感覚 手作りうちわ
暑い夏に大活躍するうちわも、手作りだとまた違った味が出るものです。材料は100均の『手作りうちわセット』を使うか、家にあるうちわの上に画用紙を貼ってリメイクしても良いでしょう。
うちわの両面には、お父さんの似顔絵や感謝の言葉だけでなく、子どもの手形・足形をペタッと貼っても素敵です。子どもの成長記録にもなります。
そのほかシールや写真を貼ったり、折り紙で折った花やヨットなどを貼り付けたりと、子どもの創造力を高められそうです。
書いた絵が残せる プラ板キーホルダー
『プラ板』とは、その名の通りプラスチック製の板のことです。この板に油性ペン・色鉛筆・クレヨンなどで思い思いの絵や文字を描いた後、オーブントースターなどで熱して加工します。
プラ板は、手軽に加工がしやすいので父の日に贈るキーホルダーにピッタリの素材です。厚紙などと違い耐久性が高く、子どものアートを長く保存し楽しめます。通勤カバンなどに付けて、お守り代わりにするお父さんもいるかもしれません。
焼き上がると小さく縮むため、図柄は大きく描くことがポイントです。熱加工の作業は、子どもがやけどしないようママが見守りましょう。
手作りできる実用的なグッズ
最後は、生活の中に取り入れられる実用的な手作りプレゼントアイデアをまとめました。書斎・リビングといった家の中だけでなく、パパの職場のデスクでも活躍してくれそうです。
ホワイトボードがおしゃれに変身 メモボード
メモや写真を掲示できる、おしゃれなボードです。材料としてマグネット仕様のホワイトボード、縦横それぞれ1cmずつ長くカットした布、両面テープ、へらを用います。
布地は、小さくなった子ども服やお気に入りだったハンカチなどを使うと、より思い出深いものとなりそうです。無地の布に布製マーカーで絵や文字を描いても素敵です。
ボード部分の四方に両面テープで布を貼り付けます。布の切れ端はフレームの下へ『へら』で入れ込むか、端を5mm程度、裏へ折り曲げます。壁に取り付ける場合は、裏側に金具を付けるか『剥がせる両面テープ』を使用すると便利です。
思い出をいつもそばに フォトフレーム
近年はデジタルフォトフレームが主流ですが、やはり部屋のインテリアにもなるフォトフレームには昔ながらの安心感があります。
身近に家族の写真を眺められることは、お父さんにとっては癒やしであるとともに、「明日も頑張ろう」という原動力にもなるはずです。
家族みんなで撮った家族旅行での1枚や、生まれてからの子どもの成長をたどった写真など、子どもと一緒にディスプレイしてみましょう。
フレームも市販品だけでなく、厚紙や紙粘土などで手作りしたり、タイルや貝殻などを貼り付けたり、掛け軸風にしたりと、アイデアは無限です。
裁縫が苦手でも大丈夫 フェルトコースター
不器用な人や、まだ小さな子どもでも簡単に作れる、ポンポンをくっつけ合わせるだけの簡単コースターです。ポコポコしたフォルムに心が和みます。
材料は、フェルトボールとボンド、またはグルーガンのみです。フェルトボールとは、羊毛などで作られた小型のポンポンで、100均や手芸店でそろいます。
作り方も簡単で、中心からフェルトボールを一つずつ接着し、好きな大きさにつないでいくのみです。グルーガンは熱くなるため、ママの目が届くところで作業させましょう。
配色を工夫したり、サイズの違うフェルトボールを組み合わせたり、フルーツや動物などをかたどったりと、デザインを考えて楽しみながら作れるアイテムです。
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構成/編集部