「スマートフォンにはフィルムを貼るけど、iPadやタブレットには貼っていない」人も多いが、フィルムを貼ることで得られるメリットはたくさんある。今回は、そんなフィルムの種類やそれぞれの特徴を解説していく。
フィルムの貼り方のコツやおすすめ商品も取り上げるため、迷っている人はこれを機にフィルムの購入の参考にしてほしい。
iPadにフィルムって必要? フィルムを貼るメリットとは
基本的にiPadの画面は丈夫だが、フィルムを貼ることで小さな傷が入りにくく、落としても画面が割れにくくなる。いざ修理となれば、修理代の相場は5万円とかなり高めだ。
フィルム代はかかるものの貼っておくほうが、安全なうえにフィルムによっては、指紋の付着を防止する効果やのぞき見を防止効果など、効果もつけられる。
【参考】タッチレスポンスも抜群!ICHEKEYのスマホディスプレイ保護フィルム
iPad Proのお絵描き機能を使う時はフィルムが必要!
iPad proでApple Pencilなどを使う時は、ペンで画面が傷つきやすくなるため、フィルムを貼るのがおすすめだ。電子ペンとの相性がよく、書き心地が抜群の商品も多い。デザイナーや趣味でイラスト制作をする人にはぴったりだ。
【参考】漫画家も太鼓判!新型「iPad」の便利すぎる手描き機能
きれいな仕上がり! iPadのフィルムの貼り方のポイント
フィルムを貼るのが苦手な人のために、気泡が入らずきれいにフィルムを貼る方法を解説していく。
1.ホコリの少ない場所を選ぶ
2.iPadの画面を除菌シートやメガネ拭きで拭く
3.剥離シートが付いた状態でフィルムをテープで固定
4.剥離シートをおよそ5cmはがしてカットする
5.残りの剥離シートの部分をはがし、カードで気泡を抜きながらフィルムを画面に貼る
意外な場所ではお風呂場は湿度が高くホコリの浮遊が少ないため、糸くずやホコリがフィルムに付着するのを防げる。フィルムの端をテープで固定すると、フィルムと画面がずれにくい。ただ、iPadは防水ではないので濡れないように注意が必要。
iPadのフィルムの貼り付けサービスを利用するのもアリ
「フィルムを貼るのが苦手」「面倒くさい」人は、iPadのフィルムの貼り付けサービスを利用してみよう。
大手家電量販店・携帯会社では、購入したiPadの保証書やレシートを見せれば、無料でフィルムの貼り付けを代行してくれる。フィルムのみを購入した場合、1000~2000円で代行してくれることもある。ただし、店舗によって期限があったり、料金が異なったりするため、利用する時はサービスを提供しているお店に確認しよう。
iPadのフィルムの剥がし方のコツは?
薄めの「シリコン吸着タイプ」は爪で簡単にはがせる。一方、厚めのガラスフィルムの場合は、硬めのカードでiPad上部にある内カメラ付近など、角部分をねらうと、はがしやすいので試してみてほしい。
フィット感も反応もよし! おすすめの iPadフィルム5選
iPadのフィルムには、さまざまな種類がある。それぞれの特徴を取り上げつつ、楽天やAmazonで人気の商品を紹介していく。
まるで紙? iPadでイラストを描くならペーパーライクフィルム
ペーパーライクフィルムは、紙のようにざらざらした表面が特徴だ。過度に表面がすべることがないためイラスト制作に最適。反射しにくいため、色も塗りやすい。アナログでのイラスト制作に慣れている人にもおすすめしたい。
アナログのような書き心地! iPad pro 11用のペーパーライクフィルム
【参照】Amazon PCフィルター専門工房 iPad Pro 11用 ペーパーライク フィルム
Apple iPad Pro 11インチ対応のペーパーライクフィルム。画面を守るだけでなく、指紋や反射も防いでくれる。ペン先のダメージも50%低減。貼り付けやすい自己吸着タイプで、貼り直しも簡単だ。
iPadが操作しやすい! さらさらした手触りのフィルムのメリット
光沢がなくさらさらした手触りが特徴の「アンチグレアフィルム」は、指滑りがよいため、指先でフリック入力やタップをしやすい。
強度抜群! iPad pro11のさらさらフィルム
【参照】楽天 iPad 9.7 10.5 11 12.9 アンチグレア ガラスフィルム
硬度の高い9Hのガラスフィルム。頑丈な4構造となっており、画面が傷付きにくい。表面は特殊コーティングでさらさらした手触り。アンチグレアフィルムのため、画面への映り込みの心配もない。
iPadのグレアフィルムとアンチグレアフィルムの違いは?
光沢がある「グレアフィルム」は、画面が色鮮やかに見えるという特徴がある。写真や動画をきれいに見たい人にはぴったりだ。ただ、指紋が付きやすいというデメリットもある。
一方、上記でも紹介したアンチグレアフィルムは、光沢がなくタイプ。部屋の電気が反射して画面が見えづらくなる心配も少ない。ただ、グレアフィルムと比べると、若干彩度が落ちてしまうこともある。
アンチグレアが苦手な人向け! Nimaso のiPad pro 11向けフィルム
【参照】Amazon Nimaso iPad Pro 11 ガラスフィルム
累計販売数400万枚を超えるNIMASOガラスフィルム。貼り付け用のガイド枠が付いているため、フィルムを貼るのが苦手な人でも安心だ。日本製の硬度の高い「旭硝子」を使っているため丈夫。グレアタイプのため、画像や動画本来の鮮やかな色彩が楽しめる。
ゲーム好きが選ぶべきiPadのフィルムとは?
ゲーム好きにはグレアフィルムがおすすめだ。グレアフィルムは彩度が高く、ゲーム画面の細部までしっかり把握できる。アンチグレアフィルムは画面がぼやけて、ゲームの細かい動作が不便に感じることもある。グレアフィルムを選ぶなら、透明度が高くさらさらした手触りの「フッ素加工」の商品をチェックしよう。
ゲーム好きにぴったり! iPad pro11向けのフィルム
【参照】Amazon エレコム iPad Pro 11 (2018) フィルム ファインティアラ TB-A18MFLFIGHD
フッ素加工のグレアフィルム。通過率91%の高光沢タイプのため、画面がクリアに。光沢タイプにありがちな指の引っ掛かりもなく、ゲームの細かい動作もスムーズこなせる。
音ゲーするならこれ! iPadフィルム
【参照】Amazon 吉川優品 iPad Pro 11 アンチグレアガラスフィルム
吉川優品のiPad Pro 11向けのアンチグレアフィルム。光の反射を軽減させる「AG加工」のため、画面が明るくなりすぎず目が疲れにくい。指紋も目立たないため、音ゲーをする時に指紋で画面がかすむ心配もない。
ブルーライトカット機能のiPadフィルムは目にやさしい
【参照】楽天 【全3タイプ-クリア/ブルーライトカット/低反射】iPad air pro mini ガラスフィルム
「楽天トップ・オブ・ザ・イヤー」で受賞した商品。ブルーライトカット機能付きで、長時間の勉強やお絵描き、ゲームをする時も目への負担が少なくなる。日本製の「AGC」のガラスを使用している、透明度の高い頑丈なフィルムだ。
iPadのフィルムは画面を守るだけでなく、操作をしやすくしたり、目の疲れを軽減させたりするメリットがある。イラスト制作やゲーム、動画鑑賞など、iPadの使い道にあったフィルムを選び、安全かつ快適にiPadを利用してほしい。
※データは2020年2月下旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット