月・惑星探査
●探査/資源開発
世界で月面探査を目指すプロジェクトが始動している。水資源が発見されれば、水素と酸素に分解し、エネルギーとしても利用できる。
ex. ispace
●施設・居住環境開発
将来の長期滞在を見据えた、宇宙建築の研究開発に着手する企業が登場している。
ex. 清水建設、OUTSENSE
宇宙空間利用
●エンタメ
2020年には、衛星を活用した人工流れ星サービスが事業化する予定だ。
ex. ALE
●広告
衛星で夜空に広告を映し出す計画が発表され、賛否両論の声を集めた。
ex. StartRocket
軌道上サービス
●宇宙ごみの除去
不要になった衛星やその破片などを除去し、運用中の衛星やISSに衝突するのを防ぐ。
ex. アストロスケール
●衛星のメンテナンス
軌道上で衛星に燃料補充などのメンテナンスを行なう「ガソリンスタンド」計画が考案されている。
ex. Orbit Fab
●宇宙太陽光発電
雲に遮られることのない宇宙空間で太陽の光を受け、発電したエネルギーを地球に伝送する。
ex.清水建設、日本電気硝子
衛星製造/インフラ
●衛星の製造開発
低コストで開発期間も短い小型/超小型衛星の登場によって、企業や大学が自前の衛星を持てるようになった。
ex. アクセルスペース、QPS研究所
●地上設備
衛星の需要増加の流れを受けて、地上局のシェアリングサービスが注目を集めている。
ex. Amazon、インフォステラ
衛星サービス
●データを活用したサービス
気象をはじめ位置情報、土地利用状況、測位サービスなどの衛星データの活用の幅が広がっている。
ex. 天地人、ウミトロン
●衛星通信
大量の衛星を打ち上げ、〝衛星群〟を構築して地球の表面を囲むことで世界のどこからでもインターネットを利用できるようになる。
取材・文/井上榛香