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ドコモユーザーが使いやすいクレジットカードに「dカード」があります。たとえば「dカード GOLD」はドコモの携帯電話、ドコモ光の利用料金に対して10%のポイント還元があるので、効率的にdポイントを貯めることができると人気です。
年会費は1万1000円かかりますが、毎月、携帯電話料金(端末の分割支払い金などは除く)を1万円以上払っているなら、ほぼ相殺できるはず。
そんなdカード。登録次第で便利に使えるので、チェックしてみましょう。
dカードでdポイントをより効率良く貯める・使うための登録
コード決済の「d払い」もキャッシュレス決済の盛り上がりに伴い加盟店が増え、便利に使えるようになってきました。
d払いはお店で買い物をするとdポイントが貯まり、さらにdカードを決済カードとして紐付けておくと、引き落とし時にもdポイントが貯まります。二重にdポイントが貯められるので、ドコモユーザーでなくてもdポイントを効率的に貯められます。
このほかにも、dカードを使ってdポイントを効率的に貯めるコツや、dポイントを利用するためにしておかなくてはいけないことがあります。dカードを作ったらやっておきたい6つの登録情報をご紹介します。
【参考】dカード GOLDのご紹介
(1)dアカウントを作る方法
dカードは、利用明細などを原則、dカードのWebサイトや「dカードアプリ」で確認するのですが、そのWebサイトやアプリの利用にdアカウントが必要です。dアカウントを作るには、送受信可能なメールアドレスと基本情報の登録が必要です。
dアカウントはWebサイト、dアカウント設定アプリ、ドコモショップなどで作れて、もちろん無料で作成できます。
(2)ドコモユーザーならケータイ料金の支払いカードに登録しよう
ドコモユーザーなら、作ったdカードを携帯電話料金の支払いカードに設定するとよいでしょう。特に、dカード GOLDならドコモの携帯電話料金とドコモ光の利用料の10%がポイント還元されます。
「eximo」「irumo」「ケータイプラン」「はじめてスマホプラン」などのドコモの料金プランには「dカードお支払割」があり、定期契約なしのプランを選んでも月額187円が割引されます。
※「irumo(0.5GB)」は割引対象外となります。
※一部プランは2019年10月1日以降に「定期契約なし」プランをご契約の方が対象です。2019年9月30日以前にご契約の方は月額料金などが異なります。
【参考】dカードお支払割
(3)「dポイント利用者情報」を登録しよう
dカードやdポイントカードを使って貯まったポイントを実際に利用するためには、「dポイント利用者情報」の登録が必要です。
ドコモショップでdポイントカードを作った場合には、この利用者情報の登録が済んでいる場合がありますが、カードをもらっただけの場合や、他のお店でdポイントカードを入手した場合は、自分で利用者情報を登録します。
「利用者情報登録」ページにdアカウントでログイン。「登録する」をクリック。「登録済みです」という表示が出たらdポイント利用者情報の登録は済んでいますので、dポイントが使えます。
「利用者情報が設定されていません」と表示されている場合は、「利用者情報設定」から画面の案内に従って登録しましょう。
(4)d払いの支払い先にdカードを登録しよう
d払いは利用促進のためにポイントが貯まりやすいキャンペーンをひんぱんに行っていますので、友好的に利用したいものです。
その際、支払い方法にdカードを設定しておくと、買い物をした時のポイントに加え、カード引き落とし時のポイントも貯まり、二重にdポイントが貯まります。
d払いアプリの設定メニューから支払い方法にdカードを設定しましょう。
dカードを登録できない場合は「3Dセキュア」を確認
d払いの支払い方法をdカードに設定できない場合は、3Dセキュア(本人認証サービス)を登録していない場合や、カード自体が利用できなくなっていることが考えられます。
ドコモの「本人認証サービス(3Dセキュア)」から登録を行ってください。
【参考】d払いの支払方法をdカードに設定できません。どうすればいいですか。
(5)おサイフケータイやApple Payに登録してiDを利用しよう
dカードは、お店の読み取り機にかざしてスマートに支払いができる「iD」にも対応しています。
iDでの支払いはプラスチックカードでも可能ですが、スマホのおサイフケータイやiPhoneのApple Payにdカードを登録しておくと、お財布からカードを取り出す手間なく、スマホやiPhoneをかざしてiDで素早く支払えます。iDで支払うことでもdポイントが貯まります。
iPhoneならWalletアプリにdカードを登録するだけでiDが利用できます。ただし、Walletアプリのカード登録枚数が上限に達している場合は登録できません。
(6)dカードアプリを登録しよう
dカードを作ったら、スマホにdカードアプリをインストールしましょう。
dカードアプリを使うとウェブサイトにアクセスすることなく、利用明細やdポイント、キャンペーンの情報などが確認できます。また、dポイントカードも表示できるので、お店でプラスチックカードを出すことなくdポイントも貯められます。
dカードアプリとは?
dカードアプリは、iPhone、Androidスマホ向けに用意されているdカードに関する情報確認、設定ができるアプリです。iPhone向けはApp Store、Androidスマホ向けはGoogle Playでダウンロードできます。
【参考】dカードアプリとは
dカードアプリはdアカウントでログイン
アプリをダウンロードしたら、dアカウントでのログインが求められます。
dカードと紐付いているdアカウントを入力してログインしましょう。スマホにdアカウントが未設定の場合や、ドコモと契約していない場合はdアカウント認証画面になる場合があり、その際はdアカウントとパスワードを入力してログインします。
次にdカードの会員番号やカードの暗証番号を入力してログインします。これでdカードの様々な情報を確認できるようになります。
【参考】dカードの登録
dカードの明細をチェックできる
dカードアプリでは、dカードの利用明細をチェックできます。カードが不正に利用されていないかをチェックするためにも、毎月1回は明細を必ずチェックすると良いでしょう。
dカードは基本的に紙の明細は発行されませんので、ウェブサイトかdカードアプリでチェックすることになります。紙の明細が必要な場合は申し込めますが、利用代金明細書発行手数料110円がかかります。
dポイントもチェック可能!
dカードアプリでdポイントも確認できます。ホーム画面に大きくポイント残高が表示され、そこからdポイントの活用法などを紹介している「d POINT CLUB」にもアクセスできます。
また、dポイントカードのバーコードを表示できるので、これをdポイント加盟店で提示することで、ポイントを貯めたり使ったりできます。
【参考】dカードアプリとは
機種変更の時にはどうしたらいい?
iDを利用している場合は、機種変更の際に、おサイフケータイ上のデータの引っ越しが必要です。
Androidスマホを機種変更する際は、カード情報をサーバに預け、新しいスマホで受け取る手続きが必要になります。
なお、iPhoneからiPhoneに機種変更する場合は、機種変更前の端末からカードを削除するだけでOK。情報を預ける手続きは必要ありません。新しいiPhoneでdカードを設定することで、Apple PayでiDを利用できるようになります。
Androidスマホ(おサイフケータイ)の場合は、一旦カード情報を預け、新しいスマホで受け取る手続きが必要です。情報の預け入れはdカードアプリのおサイフケータイメニュー、あるいはiDアプリで行えます。
カード情報の受け取りも同様に、新しいスマホにdカードアプリをインストールし、おサイフケータイメニューから行えます。その際にdカードの暗証番号の入力が必要です。
【参考】iDの再設定方法を教えてください
dカードの登録を削除するには
回線の解約、名義変更などで古いAndroidスマホからdカードの登録を解除する場合には、dカードアプリを削除するだけでなく、おサイフケータイに登録したカード情報も削除する必要があります。
その際はドコモのSIMカードが入った状態で手続きします。iDアプリの「dカード」メニューにdカードを削除するメニューがありますので、忘れないようにしましょう。
iDアプリのdカードメニューから「各種お問い合わせ/お手続き」に進むとdカードを削除するメニューがあります。
以上の登録を行っていれば、dポイントを確実に貯めることができ、dカードの管理や明細、ポイントの確認も簡単です。dカードを作った際にはお忘れ無く。
【参考】カード情報の削除(iDアプリ)
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※データは2024年3月中旬時点での編集部調べ。
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※本記事はカードの利用を推奨する目的はありません。あくまで自己責任にてお願いします。
取材・文/房野麻子