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お正月になるとなぜ飾る?覚えておきたい「門松」の飾り方と処分の方法

2019.12.30

玄関や門の前に飾る門松は、いつからいつまで飾るものなのでしょうか?門松の役割や飾り方を紹介するので、お正月の準備としてぜひ用意しましょう。飾った門松の片付け方も解説します。正しい方法で、神様に感謝の気持ちを込めて片付けることが大切です。

門松を飾る前に知っておきたいこと

そもそも、門松とは何のために飾るものなのでしょうか?門松を飾る目的や時期について知ることで、本来の意味に合った正しい飾り方ができます。

門松を飾る意味とは

門松とは『年神様が降りてくる目印』として飾るお正月飾りです。そのため、年神様を家にお迎えするためには、門松が必要になります。

1年間の幸せや健康長寿を願うものと考えられていますので、ぜひ自宅に飾って神様をお迎えしましょう。

中心の竹飾りの周りを、松や葉牡丹・梅などの植物で飾った大きなお正月飾りを想像する人が多いかもしれませんが、自宅に飾るものはここまで大きなものでなくても構いません。

松の葉を和紙で包んで水引を結んだだけの松飾りでも、神様への立派な目印になります。梅の花を添えても素敵です。

飾り始める時期はいつ?

玄関や門の前に門松が飾られるのは『12月26~28日』がよいとされています。

これは神様の行事と関係している日にちというよりは、クリスマスが終わった後にお正月の用意をするようになったことと関係しています。

もともと、山で採ってきた松を使って門松を手作りしていた時代には、12月13日を松迎えと呼び、この日以降に門松を飾りました。

門松を飾るのを避ける日もあります。12月29日や31日です。29日は語呂が二重苦を連想させるので避けられています。また、31日が避けられるのは、お葬式の一夜飾りのようだといわれるからです。

どちらも縁起が悪い日にちと考えられています。

飾り付けは大掃除が終わってから

大掃除の起源は煤払いという行事で『お正月に年神様を迎えるための準備』として行われてきました。煤払いの日にちは12月13日です。

門松を飾るなら、その前に神様をお迎えしても恥ずかしくないよう、家の状態を整えましょう。

風水的に見ても、汚れた家は悪い運気が滞りやすく、あまりよい状態とはいえません。溜まった汚れや不用品をすっきりさせれば、すがすがしい気持ちで新年を迎えられます。

大掃除できれいになったら、タオルやスリッパなど古くなっている日用品を新品に交換するのもおすすめです。新しいものにはお清めの意味があるので、年神様を迎える時期にちょうどよいでしょう。

門松の飾り方

大掃除をすませきれいになったら、門松を飾ります。どこにどのような配置で飾るのがよいのか詳しく紹介するので、飾るときの参考にしましょう。マンションに飾るときの方法も紹介します。

雄松と雌松は左右どちらに飾る?

門松は二つ1組で飾るお正月飾りです。一見どちらも同じように見えますが、雄松と雌松の2種類があることに注意します。

雄松はクロマツを使っている飾りです。濃い緑色の長く堅い葉が特徴で、黒っぽい樹皮をしています。雌松には、葉が細く柔らかなアカマツが使われているのが特徴です。

玄関や門の左右に配置するときには、『雄松が左、雌松が右』になるように配置します。松の違いに注目し、間違えずに飾りましょう。

ただし、最近は簡略化されている門松も多く、二つとも雄松というものも販売されています。

玄関など家の外に飾る

年神様をお迎えするための目印が門松です。目印はよく目立つ場所になければいけませんし、入り口がどこなのか分かりやすく示している必要があります。

そのため、飾る場所は『玄関や門といった家の外』が基本です。これからやってくる神様に分かりやすいように飾ります。

マンションの場合は玄関ドアなどに

ただし、マンションの場合には大きな門松を玄関ドアの前には置けません。共用部分をふさいでしまうからです。

そんなときには、玄関ドアに飾れる小さめの松飾りを用意しましょう。

ドアの外側に飾ってもよいなら外側に吊るせばOKです。玄関ドアの外側は規約で飾りがNGということもあります。そういうときには、内側に飾りましょう。

また、マンションの場合には、室内に置いても構いません。室内の玄関や床の間に置くのがよいでしょう。スペースに合った大きさの門松や松飾りを選んで飾ります。

いつまで飾るもの?

門松を飾っておく期間を松の内といいますが、この期間は地域によって違います。お住まいの地域の習慣に合わせると間違いないでしょう。

ご近所では何日ごろまで飾っているのか、事前に聞いておくと参考になります。

関東では1月7日が一般的

関東で松の内というと、一般的には『1月7日』までの期間を指します。そのため、門松を飾っておくのも1月7日までという地域がほとんどです。

1月7日まで門松を飾る習慣が根付いたのは、江戸時代に幕府が定めた決まりによるという説があります。

もともと、松の内は1月15日、鏡開きが1月20日と決まっていましたが、徳川家光の月命日が20日になり、鏡開きの日にちが1月11日となりました。

しかし、これでは神様のいる間に鏡開きをすることになるため、1月7日を飾り納めにすることを定めたという経緯です。これがそのまま関東では根付いたといわれています。

関西では1月15日まで飾ることも

一方、関西を中心とした地域では『1月15』まで松の内とされます。関東のような後から決められたルールがないため、もともとの松の内のまま門松が飾られていると考えられるでしょう。

また、1月15日にどんど焼きをする神社やお寺が多いこととも関係しています。役目を終えた門松は、そのまま地域の神社やお寺に持っていかれ、盛大にお焚き上げされる風習です。

門松の片付け方

飾り終わった門松は、どのように片付けるのがよいのでしょうか?年神様の目印として役目を果たしたことを感謝して、適切な方法で片付けます。

お清めの方法も紹介するので、神社やお寺に持っていけないときには、自宅で処分しましょう。

どんど焼きで燃やす

まず考えられるのが『どんど焼きで燃やす』方法です。どんど焼きは日本全国で行われている火祭りの一種で、1月中旬に行われる地域が多いでしょう。

神社やお寺で開催していることもありますし、自治会やPTAの主催で行事として行われている地域もあります。お札やお守り・書初めなどを炊き上げるお祭りです。

近くでどんど焼きをやっているなら、そこに飾り終わった門松を持ち込んでよいか問い合わせてみましょう。

中には、地域振興の名物イベントとして行われているどんど焼きもあります。長野県成沢温泉村の道祖神火祭りや、神奈川県大磯町の左義長がそうです。

どんど焼きに行けない場合

中には、近場でどんど焼きが行われていない地域もあります。日程が合わずにどんど焼きまでに門松を持っていけないこともあるでしょう。

そんなときには、お清めをしてから、お住まいの自治体のルールに従って分別して捨てます。捨てるときにはゴミ袋に入れますが、他のゴミとは分け、お正月飾りのみ入れた袋を用意しましょう。

お清めの手順も紹介します。まず、大きめの紙を広げて、そこに門松を乗せます。門松は大きなものも多いので、縄を切ったり飾りをはずしたり、分解してもOKです。

上から塩を振りかけて、お清めします。お清めが完了したら、下に敷いている紙で包んでゴミ袋に入れ、自治体のルールに則って捨てましょう。

文/編集部

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