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喪中に初詣に行ってもいいの?覚えておきたい正月の静かな過ごし方

2019.12.29

近親者が亡くなって喪に服している場合でも、新年のお参りに行けないわけではありません。喪中の初詣は、どのような点に注意すべきなのでしょうか。喪中の意味やお参りのタブー、さらには喪中の初詣におすすめの場所も紹介します。

喪中と忌中の違い

近親者が亡くなった場合、お祝い事を避けて静かに暮らします。この期間は『喪中』『忌中』など呼ばれますが、それぞれどのような意味があるのでしょうか。

まずは喪中と忌中の違いを明確に理解しておきましょう。

喪中とは

近親者が亡くなると、その家族や親族は一定期間喪に服します。『喪中』とは、この服喪期間のことです。

『慎ましく暮らし、近しい者の死を弔う』という意味合いがあり、この期間中は慶事を避け、派手な遊びなども自重するのが一般的です。

喪に服すべきとされるのは、故人の2親等に当たる人までといわれます。つまり、故人と配偶者から数えて2世代までの関係にある人は、喪に服さねばなりません。

どのくらいの期間喪に服すかは、故人との関係性にもよります。親密な間柄なら長期間にわたって喪に服すこともありますし、そうでない場合は短くてすむケースもあるでしょう。ただし通常は『一周忌を迎えるまで』とすることが多いようです。

忌中はいつまでか

一定期間喪に服して死者を弔うという点で、喪中と同じ意味合いがあります。ただし、喪中が一周忌を迎えるまで続くのに対し、忌中は1カ月半程度と、そこまで長くはありません。仏式なら四十九日の法要まで、神式なら五十日祭までと考えられています。

忌中の由来は『死は穢れ』と考えられていた時代の儀式に遡ります。当時は穢れが伝染すると考えられていたため、死に触れた人々は、社会的な係わりを断つ必要がありました。この考えが現代も引き継がれているのです。

純粋に死者を悼むために行われる喪中と比較して、より社会的な意味合いが強いといえるでしょう。

喪中は初詣に行くべきではない?

喪中にはお祝い事は避けるべきといわれます。それでは、新年のお参りである初詣に赴くことも避けたほうがよいのでしょうか。近親者が亡くなった場合の初詣について考えてみましょう。

忌中は神社の初詣を控える

喪中の期間内でも、初詣はできます。ただし、それが忌中に当たる場合は、避けたほうが無難です。

神道では、死は『穢れ』です。近親者を亡くした人は、忌中の間はこの穢れが残っていると考えられます。神社に住まう神様は穢れを嫌うため、穢れを持つ人が神社に近づくことは好ましくないのです。

一方で、喪中はあくまでも故人を偲ぶための期間であり、死の穢れとは関係ありません。近親者が亡くなった場合でも、喪中の初詣は問題ないとされています。

ただし、『喪中は派手なことやお祝い事は避けるべき』というのが一般的です。初詣のお参りの際は晴れ着の着用は避け、三が日を外すなどの配慮をするのがベターでしょう。

鳥居をくぐらなければよいは間違い

「鳥居をくぐらなければ、人が亡くなってもお参りしてよい」と聞いたことがある人もいるでしょう。しかし、前述のとおり、問題となるのはその人が『死の穢れを持っているかどうか』です。

その人が忌中であれば、鳥居をくぐろうがくぐるまいが、神社に近づくこと自体習わしに反します。逆に、忌中さえ過ぎていれば、鳥居をくぐっても問題はありません。

実際のところ、鳥居を避けるほうが神社参拝においてはマナー違反です。鳥居は神社の玄関のようなもので、鳥居を避けることは玄関から入らないのと同義と考えられます。参拝の際は、むしろきちんと鳥居をくぐることをおすすめします。

お守りやお札授与は忌明けに

せっかくの新年、新しい気持ちでお守りやお札をそろえたいのは当然ですが、これも忌中は避けねばなりません。

基本的にお札やお守りは、1年ごとに新調するのが好ましいといわれます。初詣には古いお守りやお札を携えて処分し、新しいものを購入しようと考える人も多いでしょう。

しかし、死の穢れを持つと考えられる人は、神社に近づくことができません。そのため、境内に入ってお守りやお札を求めるのも、当然避けたほうがよいでしょう。お守りやお札を授与してもらうのは、忌明けを迎えてからでも十分間に合います。

初詣をする場合はお寺へ

初詣に神社にお参りするのは、忌中の間は避けねばなりません。それでは、初詣にお寺をお参りするのはどうなのでしょうか。お寺への初詣については、仏教の教えを知ると可否がよく分かります。忌中のお寺へのお参りについて考えてみましょう。

お寺であれば問題ない

喪中または忌中の人が初詣にお寺へ行くことは、特に問題ありません。

そもそも仏教において、四十九日の法要までが忌中といわれるのは『故人の行き先がこの日まで決まらない』という考えに基づきます。

仏教では、『人は亡くなると49日目に閻魔さまによって最後の審判を受ける』と考えます。このとき功徳が認められなければ、その人は極楽浄土へ行くことができません。

そのため、故人が極楽浄土へ行けるよう、近親者は亡くなった日から祈りを捧げ続けます。そして49日目の審判の日の法要をもって、これを終わりとします。仏教では、この期間を忌中と呼ぶのです。

仏教の考えは、死を穢れとする神道と大きく異なります。近親者が亡くなった人がお寺に初詣をしても、仏教ではタブーとはならないのです。

にぎやかな場所はなるべく避ける

初詣の期間中は、神社と同様に参拝客でにぎわうお寺がたくさんあります。このような場所は新年の喜びにあふれており、華やかな雰囲気が漂うでしょう。

しかし、忌中や喪中は、お祝いごとや派手な行動は慎むべきといわれています。にぎやかな場所はなるべく避け、静かにお参りしましょう。近親者の死を知る人が見れば、初詣や正月を祝う姿を不謹慎と考えるかもしれません。

ご先祖のお墓へ新年のご挨拶を

神社での初詣は、おみくじを引いたりお賽銭を入れたりするのが一般的です。

それではお寺はどうかというと、まずはご先祖さまのお墓に向かいます。真摯に手を合わせて新年のご挨拶をすれば、一年のよいスタートとなります。仏花など携えてお寺に行き、改めて故人の冥福をお祈りしましょう。

新年の行事を行う東京のお寺

忌中や喪中の場合は、神社ではなくお寺に初詣に参るのが望ましいでしょう。さまざまなお寺が新年のご祈祷を行っているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

さまざまある新年の行事を行うお寺から、東京都にある二つのお寺を紹介します。

大本山 増上寺

『増上寺』は、東京都港区にある浄土宗の七大本山の一つです。1393年に酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって創建され、ご本尊には阿弥陀如来・南無阿弥陀仏を頂いています。江戸時代には徳川将軍家との係わりも深く、由緒正しいお寺です。

こちらでは、毎年大晦日から元日にかけてさまざまな法要が行われます。除夜の鐘が終わると0時より本殿にて『修正会』がスタートし、安国殿では『正月初祈願』のお勤めもあります。

境内の札所ではお守りやおみくじ、お札を購入できるほか、さまざまな露店も並びます。

大本山 増上寺

塩船観音寺

『塩船観音寺』は、東京都心から40kmほど離れた、青梅市にある真言宗醍醐派のお寺です。

645~50年の大化年間に八百比丘尼によって開山されたといわれており、本堂は室町時代の歴史あるものが現在まで使われています。境内では四季折々の美しい花が咲き誇り、景観の素晴らしさでも有名です。

こちらのお寺では、元旦午前0時より『秘仏御本尊千手観音』の扉が開かれます。

晴れた日には境内の観音像から富士山や初日の出も見ることができ、静かな年始を迎えられるでしょう。

別格本山 塩船観音寺

文/編集部


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