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J-Debitは?VISAデビットは?海外でデビットカードを上手に使うコツ

2020.01.24

『デビットカード』とは、カードでの支払いと同時に自身の銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードです。預金口座の残高および利用限度額の範囲内で利用できるので使い過ぎを防止できます。海外でVISAデビットを便利に使う方法や、海外用におすすめのカードを紹介します。

VISAデビットの基本をおさらい

『VISAデビット』は、VISAが使えるお店ならどこでも24時間365日使えるデビットカードです。キャッシュバックやポイント付与があるので現金よりもお得に利用できます。

まずはクレジットカードとの違いや、J-Debitとの違いについて知っておきましょう。

クレジットカードとの違い

『VISAデビット』と『クレジットカード』の違いは以下のとおりです。

デビットカード クレジットカード
支払い方法 即時払い 後払い
分割・リボ払い ×
キャッシング ×
海外での引き出し 出金が可能 借り入れが可能

クレジットカードはキャッシングや分割払いなど便利な反面、後払いなので使い過ぎる心配がありますが、デビットであれば即時払いなので、銀行口座の残高以上に使いすぎるのを防止できるというメリットがあります。

海外で現金を引き出す場合、デビットカードは銀行口座の残高から出金することになります。クレジットカードで出金をするとキャッシングという形になってしまい、利子としての手数料がかかりますが、デビットカードであれば利子がかかりません。

ブランドデビットとJ-Debitの違い

日本国内で発行されているデビットカードは、大きく分けて二つあります。一つはVISAやJCBなどの加盟店で使える『ブランドデビット』です。VISAデビットはこれに該当します。

もう一つは、銀行のキャッシュカードで使える『J-Debit』(ジェイ・デビット)です。キャッシュカードを持っていればそのまま店舗で支払いができるというものです。J-Debitに対応しているキャッシュカードとしては『ゆうちょ銀行』や『みずほ銀行』などが挙げられます。

J-Debitだと年会費や手数料などが発生せず、手持ちの金融機関のキャッシュカードで支払いができますが、日本国内の加盟店でしか使用できず、オンライン決済や海外のATMで使用することができません。海外で買い物をするなら、VISAデビットなどの『ブランドデビット』を選択しましょう。

海外での使い方

VISAデビットの海外での使い方を紹介します。キャッシュレス化が進んでいる欧米諸国ではクレジットカードよりもデビットカードの方が普及率が高いといわれていますから、さまざまなシーンで活躍するでしょう。

店頭での利用

VISAデビットは、国内同様、海外でもVISAマークがある店頭で利用できます。VISAのクレジットカードで、1回払いで支払うのと同じ方法です。

なお現地の銀行と連動したデビットカードと勘違いされないようにしましょう。基本的にはVISAのクレジットカードと同じ扱いですから、デビットカードであることを伝える必要はありません。伝える場合は『VISAデビットカードで、1回』と明確に伝えるとトラブルが起こりません。

ATMでの利用

海外のATMで現金を引き出す場合、『VISA』または『PLUS』のマークがついたATMを探しましょう。操作方法や表示内容は機器によって異なりますが、基本的な流れは以下のとおりです。

  1. 言語選択で『日本語』が『英語』を選ぶ
  2. 暗証番号を入力する
  3. 取引内容で『引き出し(WITHDRAW)』を選択する
  4. 『SAVING(預金)』を選択する
  5. 選択肢にある金額または『OTHER』を選んで好きな金額を入力する
  6. レシートの要否を聞かれるので選択して、レシートとカードを受け取る
  7. 操作を続けるか聞かれることがあるので、選択する

海外でATMを使うときは防犯上、周囲に気を配ることをおすすめします。

海外利用時の注意点

海外でVISAデビットを利用して現金を引き出すとき、手数料がかかることに注意しましょう。無料の場合もあるのですが、銀行によっては200円ほどかかるケースがあります。

また犯罪被害を避けるため、なるべく屋内のATMを使う方がよいでしょう。国にもよりますが、トラブルには十分気を付けてください。

海外用VISAデビットの選び方

海外用VISAデビットを選ぶとき、『手数料』と『海外保険やセキュリティ』は気になるポイントです。失敗しないために、チェックしましょう。

手数料を比較する

VISAデビットを海外で利用する場合、決済や引き出しに手数料がかかる場合があります。

店舗で決済するときに2~3%の手数料がかかることが多いです。しかし、銀行によっては、外貨預金との連動で手数料が無料になる場合もあります。

また、ATMを利用して現金を引き出すときに200円前後の手数料がかかることがあるので確認しておきましょう。こちらも無料の銀行があるので、こまめに出金するつもりなら意識しましょう。

海外保険やセキュリティ

仮にVISAデビットを紛失してしまっても、利用停止の手続きをすれば、不正利用を防ぐことができます。

銀行によっては、不正利用をされてしまった場合の補償が付いている場合もあるので、その点もチェックしましょう。以下のようなセキュリティ面に注目して選んでみてください。

  • 利用限度額の設定ができるか
  • カード利用時にメールが通知されるように設定できるか
  • デビットカードで購入した商品の破損、盗難を補償するショッピング保険が付いているか

海外利用におすすめのVISAデビット

海外利用におすすめのVISAデビットを三つ選んでみました。手軽に作れるので検討してみてはいかがでしょうか。

Sony Bank WALLET Visaデビット付キャッシュカード

『Sony Bank WALLET Visaデビット付キャッシュカード』は、ソニー銀行が発行しているVISAデビットです。全国どこに住んでいても作れるネット銀行のカードという点で利点があります。

年会費は無料で、ポイント還元率は0.5~2%です。海外用VISAデビットを選ぶとき重要な点である海外保険やセキュリティも充実していて、ショッピング保険と不正利用補償が付いています。

外貨預金と連動させることで、引き出し時の両替手数料がかからないというのも特徴です。

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)|MONEYKit – ソニー銀行

ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード

『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』は、Visaデビット・ANAマイレージクラブ・スルガ銀行ANA支店のキャッシュカードが一体化したカードです。三つの機能が一つにまとまっているので、なるべく手持ちを少ない状態で海外旅行をしたい人に好まれています。

年会費や発行手数料はかかりません。さらに、ANA支店は、インターネット支店なので、日本全国どこからでもお申込みが可能です。とりわけ、以下がおすすめポイントです。

  • マイルが貯まる
  • ANA『ダイヤモンド』『プラチナ』『ブロンズ』サービス利用者ならATM手数料が無料
  • 海外および国内での旅行傷害保険が自動で付いている

ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード | ANAマイレージクラブ

三井住友銀行 SMBCデビット

『三井住友銀行 SMBCデビット』は、三井住友銀行が発行しているVISAデビットです。年会費は無料で、0.25%のキャッシュバックか、0.5%のポイントによる還元となっています。

NTTドコモ系の『iD』加盟店や、Visaのタッチ決済加盟店では、サインや暗証番号の入力をする必要がなく、カードリーダーにタッチするだけのスピーディな簡単支払いです。店員にVISAデビットを渡す必要がないので、セキュリティ上でもおすすめできます。

不正利用の補償制度もありますので、海外でも安心して使えるカードです。

デビットカード : 三井住友銀行

文/編集部

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