全国約5万7000店舗で、支払いに利用できるプリペイドカードの「クオカード」。コンビニエンスストア大手の「ローソン」でも、もちろん利用できる。本記事では、ローソンを中心に、クオカードの使い方や利用の際の注意点、購入方法などを紹介していく。
ローソンでは取扱開始から17年! クオカードは加盟店であれば利用OK
1995年より発行されているクオカードは、2002年からローソンでクオカードの販売を取り扱っている。
原則、加盟店であればどこでも利用できるカードであり、レジでの支払いの際に差し出すだけで会計ができる便利な全国共通のプリペイドカードだ。
ローソンでも便利に利用できるクオカードには注意点がある
コンビニエンスストア大手の「ローソン」では、2019年3月現在、1万3882店全店舗でクオカードを利用しての支払いができる。ただし、ローソンでクオカードを利用する際には、いくつかの注意点があるので、確認しておきたい。
注意点1 :ローソンストア100ではクオカードは使えない
ローソングループの「ローソンストア100」では、クオカードを使えない。同じグループの店舗なので、つい勘違いをしてしまいがちだが、会計の際には注意しよう。
スマホを持っているなら、デジタルギフトサービスの「QUOカードPay」を使う手もある。
注意点2 :ローソンでクオカード払いが使えない商品がある
商品を選ばず利用できそうなクオカードだが、次のものには支払いに利用できない。
・テレホンカード類
・バスカード、各種乗車券、回数券
・各種商品券
・QUOカード
・タバコ
・切手、ハガキ、印紙
・一部のLoppi取扱サービス
・公共料金・収納代行票での支払い
利用できない商品については、「ローソン公式サイト」もしくは「クオカード公式サイト」に記載されている。
【参考】ローソン「QUOカード」
ローソンでクオカード払いをした場合Pontaポイントは貯まるのか?
ローソンでも取り扱われているPontaポイント。クオカードで買い物をした場合でも、ポイントを貯められる。クオカード提示前にPontaカードの提示を忘れないようにしよう。
ローソンだけじゃない! クオカードの使い方を紹介
コンビニを始め、いろいろな場所で使えるクオカード。からはローソンを含む、クオカードが使える場所を紹介していこう。
コンビニならほぼどこでも使える! 便利なクオカードの使い方
クオカードを最も使いやすいのが、ローソンを始めとするコンビニだろう。ほぼ全店で使用できるので、使い道がなくなって困るということも少ない。特にローソンとファミリーマートはそれぞれPontaポイント、Tポイントが貯められる。
使い方はどの加盟店でも簡単だ。支払うときにクオカードで支払うことを伝えて、カードを渡せばレジで処理される。
クオカードでおつりをもらえる使い方は?
クオカードは、残高が0になるまで使い切るプリペイドカードだ。残念ながらおつりはもらえない。残高はカードに記載されている数字部分に穴が空くのでだいたい把握できるが、詳細は発行されるレシートで確認しよう。
タバコやお酒はクオカードで買えるのか
クオカードではタバコの購入はできないものの、お酒は購入できる。
TSUTAYAやイオン、ガストでクオカードは使える?
クオカード加盟店であるTSUTAYAでは全国143店舗で利用が可能(2019年10月現在)。イオンは加盟店ではないため、利用できない。しかし、イオン店舗内に入っている専門店などがクオカード加盟店であれば利用できる。
ガストでは2018年6月末をもってクオカードの取り扱いを終了している。
ガソリンスタンドのエネオスでクオカードは使える?
クオカードはエネオスでも使える。2019年1月現在、約1000加盟サービスステーションの利用できる。使えるサービスステーションは、エネオスのホームページから確認しよう。
【参考】使えるお店(公式サイト)
意外と使える!?クオカードの使える場所、使えない場所をまとめてみた
ローソンのクオカード購入方法をチェック!
クオカードの使い方や使える場所をご紹介してきた。ここからはクオカードを購入する方法について、ローソンを例に確認していこう。
コンビニでクオカードは買える! ローソンでのクオカード購入方法をチェック
クオカードはコンビニならたいていの場所で購入できる。ローソンで購入したい場合には、次の2通りの方法がある。
・ローソンの店頭にて購入
・ローソンの店頭端末「Loppi」で申込後、購入
店頭では1枚から購入でき、その場でカードを受けとれる。しかし、「Loppi」を利用した場合は、いったん支払いのみを店頭で済ませ、カードの受け取りは約1週間後となる。また10枚からの購入で、それ以上は5枚単位ごとの購入となる。
ローソンでクオカードを購入するときクレジットカードは使えるか?
ローソンでクオカードを購入するときに、クレジットカードは利用できない。原則、現金のみでの購入となる。
コンビニごとに違う! クオカードはいくらから購入できるか?
クオカードは定番のスタンダードカードの場合、300円券から購入できる。しかしローソンの店舗限定のデザインカードの場合は500円券、1000円券、3000円券、5000円券、1万円券となる。
クオカード購入時に手数料が必要なのはなぜ?
クオカード購入時には、カードの額面金額とあわせて手数料を支払う必要がある。例えば、500円券のクオカードを購入した際には、手数料として30円をプラスした530円分を支払わなければならない。この30円の手数料は、カード製造の手数料だ。なお、3000円券以上からは手数料は不要で、さらに5000円券は70円、1万円券は180円のオマケがついてくる。
【参考】クオカードを購入する時に手数料が発生するって知ってた?
デザインは様々! 限定モノからオリジナル、キャラクターデザインのクオカードまで
クオカードには様々なデザインのカードが用意されている。
ここでは「コンビニの店舗限定デザイン」「オリジナルデザイン」「キャラクターデザイン」といった3テーマのクオカードをご紹介していく。
コンビニ限定デザインのクオカード
コンビニ限定デザインのクオカードは、「店頭限定デザイン」を発行しているコンビニエンスストアで購入できる。取り扱い金額とデザインはコンビニごとに異なり、また店舗によっては扱っていないので事前に確認しておこう。
完全オーダーメイド! オリジナルデザインのクオカード
クオカードには、好きな写真やイラスト、文字を入れて作成できる完全オーダーメイドの「オリジナルデザイン」も用意されている。カードの作成枚数や希望するデザインにあわせて「オフセット」「インクジェット」「フリーバリューカード」「ハッピーメイドカード」の4種類から選択できる。
「オリジナルデザイン」のクオカードは、記念日や挨拶・お礼など、贈り物として活用する人も多い。中でも「フリーバリューカード」は、カードの額面を自由に決められるため、記念日や語呂合わせで利用するのもおすすめだ。
子どもも喜ぶ!キャラクターデザインのクオカード
クオカードでは、「キャラクターデザイン」の商品も用意されている。現在発売中のデザインは、子どもにも人気の高い「ふうせんいぬティニー」と「きかんしゃトーマス」の2種類だ。いずれも500円券、1000円券の販売となっている。
20年以上の歴史を持つクオカードは、ローソンを含む、さまざまな加盟店で利用できる。今回ピックアップした加盟店の1つであるローソンなら、Pontaポイントが付くのでよりお得だ。クオカードでお買い物をしつつ、賢くポイントも貯めてほしい。
※データは2019年11月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット