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66種類のキースイッチが試し打ちできる専門店「遊舎工房」で理想の自作キーボード探しに挑戦

2019.12.21

ズバリ初心者向けのキットは何がいいかを聞いてみた

倉内店長にオススメのキットを聞いてみると、ハンダ付けも初心者の人には『meishi2 キット』がいいという。スイッチ&キーキャップ付きキットを選べば必要なパーツは全て入っている。4個のスイッチを組み立てることで、ハンダ付けとファームウエアの書き込みを習得できるキットだ。

『meishi2 キット』は飾りではなく4種類のマクロキーとして使える

キースイッチ、ダイオード、コンスルー、タクトスイッチのハンダ付けが体験できる

ハンダ付けをマスターしているのなら、キーボードキットを作ろう。左右独立型よりも一体型の方がシンプルに組み立てられる。そして、難易度を決める重要な要素がLEDを点けるかどうか。実用性から考えるとキーボードにLEDを仕込んで光らせる必要はないが、見た目の格好良さから言えば点灯させたい。LEDは熱に弱いので、温度調整機能付きのハンダごてが必要不可欠、さらに素早くハンダ付けしなくてはならない。これによって接触不良になったり、LEDがダメになったりして、点灯しないLEDが続出という事態が予想される。LEDは表面実装部品なので、もともと人間がハンダ付けすることを想定しておらず、ハンダ付けが難しいのは当然とも言える。最初はLEDなしが無難だろう。

LED点灯なしであれば、作りやすいのは『Ergo Dash』だという。その理由は表面実装部品を使っていないから。具体的にはダイオードが足を基板に挿すタイプなのでハンダ付けが容易なのだ。左右独立型でデザインはエルゴノミクスを取り入れて、さらにタテ5列配列。キーの数は66〜70もあるため通常のキーボードから変更しても違和感が少ないのが特徴である。製作には4〜5時間かかるため工作スペースを使えば1日で、余裕を持って2日あれば完成できるだろう。工具やサポートのことを考えると初めてのキーボードキットは「遊舎工房」で作ると安心して組み立てられる。

店長オススメの『Ergo Dash』はキーの数が多く、初めての左右独立型としても使いやすそう

キーを1列減らした『Ergo Dash mini』はハンダ付けの個所が減るが、数字キーがなくなる

新製品の『Lily58 Lite』はビギナーにも作りやすい左右独立基板を採用

私が気になっているのが委託品の『Claw44』。キーキャップは3Dプリンタで製作したもの

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