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66種類のキースイッチが試し打ちできる専門店「遊舎工房」で理想の自作キーボード探しに挑戦

2019.12.21

レンタル工作スペースまで備えたキーボード専門店

日本初の自作キーボード専門店「遊舎工房」が出来たのは2019年1月である。それまでは通販で、自作キーボードキット、キースイッチ、キーキャップを入手しないとキーボードは作れなかった。しかし、キーボードの要である押し心地や、キー配置が実際に打ちやすいのかを検証出来ず、ネットの評判や製品画像から判断していた。実店舗があれば、それを試せる。「遊舎工房」にはタッチが試せるキースイッチが66種類もある。キーキャップのバラ売りもおこなわれ、あの色のあのサイズのキーキャップが欲しいというニーズに応えてくれる。

もっとありがたいことはスタッフが自作キーボードに精通しており、初歩的から専門的な質問にまで答えてくれることだ。アドバイスにしたがって自作キーボードキットを選んだり、他に必要なパーツもすべて工房で揃えられる。また、購入したキットを工房内の工作スペースを使って組み立てられるのだ。利用料金は平日2時間500円、最大料金が平日1000円、土日祝日1500円となっている。平日なら最大6時間、土日祝日なら最大9時間作業できる。さらにキット制作に必要な工具まで無料レンタルがあり、ファームウエア書き込みテスト用PCにデジタルテスターも使える。ハンダごては温度調節機能付きなので、これを使うだけでも、ハンダの腕前が向上するのだ。また、キースイッチを分解して潤滑剤を塗布したりスプリングを交換するための機器も用意されている。あとコーヒーも飲めるのだ。

「遊舎工房」のWebサイトにも登場する、この看板が迎えてくれる

実際、看板は小さいので見落とさないように注意しよう。店舗はビルの1階の角にある。

店長の趣味が高じて生まれた「遊舎工房」

店長の倉内誠さんにお話しを聞いた。2017年頃からキーボードの自作に興味を持ち、同人誌やユーザーグループに参加して情報を集めていたという。「Tokyo Mechanical Keyboard Meetup」にも参加したこともあるが、ほとんどが在日の海外のユーザーで会話は英語だったという。人気の自作キーボードキットは海外通販でも品切れになることが多く、チャンスを逃がすとなかなか購入できなかったという。

海外のでのキーボードブームはキーキャップの交換から入るカスタマイズが中心だったが、日本の場合は最初からキーボード自体を自作しようという人が多く、その傾向は異なっていたという。キーボードを自作した人がTwitterでつぶやいたり、コミケで自作キーボードの同人誌を販売されたのがブームのきっかけになった。海外で開発されたキーボードは設計図やファームウエアが公開されており、誰でもダウンロード自由だった。これを利用して、日本でも共同購入でツースプリット型のキーボードを作ろうという動きがおこった。この後、アートなキーキャップが日本でも流行してきた。

左右独立型のキーボードがキットの主流になった理由は、市販品が存在しない、デザインがクールなので作ってみたい。そして、右手用の基板をおこせば、それをひっくり返すと左手用になるので、1種類の基板で済むという設計者側のメリットもあった。海外製のキーボードはキーの数が多かったが、日本はレイヤー機能を駆使してホームポジションから、なるべく指を離さず入力することにこだわる傾向があり、キーの数が少ないキーボードが多いという。そんな情報が少ない環境で倉内さんは自作スキルを磨き、人気キーボードキット「Helix」を作り出したのだ。

キートップのバラ売りコーナー。1.25Uとか1.5Uなどのサイズもあり非常にありがたい

ドイツの名門GMKのキートップセット。お値段何と1万8480円(税込)と高嶺の花

他ではなかなか入手できない左右独立型向けに作られたキートップセットもある

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