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人を自分の意のままにしたがる「支配欲の強い人」からは離れた方がいい理由

2019.12.08

■連載/あるあるビジネス処方箋

 今回は、支配欲が強い人の特徴を私の取材経験で感じ取ってきたことをもとに考えたい。この場合の「支配欲」とは、常に意のままに人を動かし、仕事の進め方などを必ず思い描いたようにしようとするタイプだ。たとえ、それで不都合や問題が生じようとも、様ざまな理由をつけて自らの考えや立場を正当化し、常に意のままにする。おそらく、生い立ちや家庭環境、受けてきた教育などにより、人よりも優位になり、勝たないと気がすまない性格や気質なのだろう。フェアな競争で勝つことができないがゆえに、自分に都合のいいように人や職場を変えようとする一面もあるように思えてならない。

 私の観察では、特に中小企業(主に正社員数が300人以下)の役員や管理職に目立つが、20代の一般職にもいる。きっと人材育成が大企業に比べて十分にはできていないからだろう。教育や管理が隅々まで行き届いていないから、こういう人が淘汰されることなく、やりたい放題になる。こんな職場で働く社員の立場でみると、精神的に滅入る場合があるのではないだろうか。そこで今回は、支配欲の強い人の言動を紹介したい。あらかじめ心得ておき、このような人と仕事をするようになったら、ぜひ参考にしていただきたい。

アラを探し、けなし続け、人を絶対に認めない

 他人のミスや問題点を見つけ、指摘をすることで、優位に立とうとする。そのミスが「ミス」と言えるレベルではないのだが、本人が強引に「ミス」として仕立てあげる。実は、本人もそのようなミスを繰り返しているが、「常に自分は正しく、常に相手が悪い」といった思いに凝り固まっているので意に介さない。あくまで、他人のミスを指摘し続ける。そうしないと、優位に立てないと思っているからだろう。

同じミスを繰り返す

「常に自分が正しく、常に他人が悪い」である以上、自らを顧みないのだから、同じ過ちを繰り返す可能性が高い。私がここ数年、仕事をしてきた20代の社員もこのタイプだが、3年間にわたり、自らを変えようとはしなかった。あらゆる理由をつけて、自分の問題を正当化していた。仕事力は同世代の大企業の社員に比べ、相当に伸び悩んでいるように見えた。

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