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やらなきゃいけないとは分かっているものの、インターネットのセキュリティ強化は怠ってしまいます。
警視庁が発表したデータによると、令和5年における不正アクセス違反の検挙件数は521件。
決して他人事とはいえない不正アクセス。まずは私たちがよく利用する「Gmailアカウント」のセキュリティ強化から始めてみませんか?
あなたのGmailのセキュリティは大丈夫?
Gmailのセキュリティを強化する前に、まずはGoogleアカウントのセキュリティ診断をしておきましょう。
Googleアカウントのセキュリティ診断方法
Googleアカウントのセキュリティ診断はこちらから確認してください。もし、セキュリティに問題がある場合は表示される手順に従って、セキュリティの強化を行ってください。
「セキュリティ問題が検出されました」とメールが届いた時は?
Googleアカウントへのアクセスが検知された時「セキュリティ問題が検出されました」と、再設定用に登録してあるスマホ、もしくは Gmailに通知されます。
もし、心当たりがある場合は「はい」を選択し、身に覚えがない場合は「いいえ、私ではありません」を選択しましょう。さらにパスワードを変更したり、後述する2段階認証を設定すれば、再発防止になります。
Googleアカウントのセキュリティを強化する方法
それではいよいよ、Gmailアカウントのセキュリティを強化していきましょう。
セキュリティを強化するためには、2段階認証を設定します。
2段階認証を設定
通常、Google(Gmail)アカウントにログインするためには、パスワードなどのログイン情報のみで十分です。
しかし、2段階認証を設定することで登録済みのモバイルデバイスに確認コードが届きます。その確認コードを打ち込んで、初めてログインできるようになるのです。
Googleアカウントの設定を開き、「セキュリティ」内の「2段階認証プロセス」から設定できます。
設定するには確認コードが受け取れる携帯端末が必要!
上記でも紹介したとおり、2段階認証の設定にはスマホなどモバイルデバイス(電話番号もしくはメールアドレス)の登録が必要です。
1:「Googleアカウント」にアクセスします。
2:「セキュリティ」のタブを選択します。
3:「Google による本人確認の方法」から再設定用の電話番号(またはメールアドレス)を登録します。
以上で確認コードをスマホで確認できるようになります。
2段階認証が設定できない時は?
2段階認証が設定できない場合、まずはデバイスがインターネットに接続されているかどうか確認しましょう。次に、再設定用に登録している電話番号(もしくはメールアドレス)の情報が正しい確認してみましょう。それでも設定ができない場合は、1度デバイスを再起動して試してみてください。
2段階認証を解除する方法
2段階認証を解除する手順は以下のとおりです。
1: Googleアカウントにログインし「Googleアカウント」にアクセスします。
2:「セキュリティ」タブを開きます。
3:「Googleにログインする方法」から「2段階認証プロセス」をクリックします。
4:パスワードを入力します。
5:「2段階認証プロセスを無効にする」を選択します。
2段階認証はスマホアプリからでも解除可能?
Googleの2段階認証は、スマホのブラウザアプリからでも設定可能です。
Googleアカウントにログインした状態で「Googleアカウント セキュリティ」にアクセス。「セキュリティ」→「2段階認証プロセスを無効にする」をクリックすると、解除完了です。
セキュリティを高める方法は他にもある?
ここまでは2段階認証を中心に、Gmailアカウントのセキュリティ強化方法を紹介してきました。
ここからは2段階認証以外でもできる、 Gmail(Googleアカウント)のセキュリティ強化方法を紹介していきます。
①安全性の低いアプリの許可を無効にする
「安全性の低いアプリのアクセス」をオフにすれば、アカウントが強化される可能性があります。
Googleアカウントにログインした状態で「Googleアカウント 安全性の低いアプリのアクセス」にアクセスし「無効」にしましょう。
※2 段階認証プロセスが有効になっているアカウントでは利用できません。
②拡張機能を削除する
こちらはChrome限定ですが、拡張機能を搭載しすぎると動作が重くなったり、セキュリティが脆弱になる可能性があります。
もし、不要な拡張機能がある場合は、積極的に削除していきましょう。
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※データは2024年5月上旬時点での編集部調べ。
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文/高沢タケル