【3:30経過】
6、沸かしてある塩湯に冷凍うどんを入れてほぐし、ほぐれたらクレソンも加えて再沸騰したらザルに空ける。
★POINT
長く湯がき過ぎないようにしましょう。うどんは温まればOK、クレソンもサッと湯通しする程度で結構です。
湯がいたうどんとクレソンをソースと絡め、エキストラヴァージンオイルも加えて和えれば完成です。
★POINT
エキストラヴァージンはピュアオリーブオイルと違って香りが強く、風味付けの意味合いです。加えてから火にかけ過ぎると香りが飛ぶので入れてすぐに火を消すぐらいの感覚で大丈夫です。
【5:00経過】
いかがでしょうか。まずはニンニク、鷹の爪、オリーブオイルの香りでシンプルにペペロンチーノの旨さを堪能していただけるかと思います。そしてそれを頂くのがパスタではなくうどんという変化球の楽しさを楽しんで頂ければと。レモンのキュッとした酸味もいいアクセントですね。ペペロンチーノのベースさえしっかりしていればあとはアレンジ自由なので、具材はクレソンでなくほかの野菜でもけっこうですよ。ぜひ、冷凍うどんを冷凍庫に常備しておくのはお勧めです! それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~優れものの冷凍うどん~
『食品を冷凍すると味が落ちるんじゃ…』そういった懸念から冷凍うどんも敬遠する人が多いかも知れない。ただ、それは間違い。工場でベストな状態に湯がかかれたうどんを急速冷凍することでうどんのコシが保存され、解凍された直後はそれが維持されているのが冷凍うどん。なので冷蔵で売られている物よりもコシがあって美味しいのだ。冷凍うどんを販売するメーカー、テーブルマークによると、うどんの理想の水分量は麺の外側が80%に対し、内側が50%とのこと。パスタでいうところのアルデンテ状態と似ている。これを如何に活かしたまま食べるかは調理工程次第である。コシのあるうどんを食べたければ湯がき過ぎないことがとにかく重要なのだ。
文/ムッシュ・フジタ