最近は家で音楽を楽しむ時も、コンパクトな小型スピーカーが好まれるようになった。高音質で迫力のある音を奏でる小型スピーカーも増えてきており、ワイヤレス接続なら家でも外でも自由に音楽を持ち運べる魅力もある。今回はそんな小型スピーカーのメリットとおすすめ商品を紹介しよう。
小型スピーカーって高音質なの? 小型のメリットとは
スピーカーは小さいと音質や低音の迫力がないと思われがちだが、小型スピーカーでも高音質で、迫力のある重低音を楽しめるものは多い。なによりも持ち運びが楽で、場所を取らないのが最大の魅力だ。防水機能付きでBluetooth接続できるタイプなら、お風呂や海、プール、アウトドアシーンでも使える。
小型スピーカーで安いのはどれくらいの相場?
小型スピーカーは安いもので数百円、高いと数万円以上する。そこそこ音質が良いもので3000円前後が相場となる。それより安いと、音質はあまり保証できないので気をつけよう。
高音質で聞ける小型のBluetoothスピーカー
Amazon販売価格は3024円。JBL独自の40mm径フルレンジスピーカーが1つに、パッシブラジエーターを搭載し奥行きのあるサウンドが楽しめる。手のひらサイズで184gと超小型。防水性能IPX7なので海やプールでも使える。Bluetooth接続で最大5時間の連続ワイヤレス再生が可能。
小さくても大音量で楽しめるBOSEの小型スピーカー
BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker Ⅱ
低音用ユニット「デュアルパッシブラジエーター」と高性能のスピーカーユニットで、18cmという小型でありながら、通常のスピーカーよりもパワフルなサウンドが楽しめる。Amazon販売価格は2万3332円。
PCの音楽を高音質で! PC用の小型スピーカーを選ぶには
BOSE SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker
小型スピーカーはBluetooth接続が可能なら、多くのPCで使える。デスクの場所を取らないためにも、コンパクトなものがおすすめだ。紹介しているBOSE製品は、コンパクトながら重厚感あるサウンドを、360度どこからでも同じように楽しめる。Amazon販売価格3万4001円。
USB接続ができる小型スピーカーは?
USB接続ができるおすすめはこちらの商品。PCにUSB接続するだけで高音質、高解像度の音源を楽しめる。USB DAC内蔵で、PCの音楽データを高音質で再生できる。Amazon販売価格は4665円。
有線接続ができる小型スピーカーはあるの?
無線環境がないなら有線接続できるスピーカーが選びの前提となる。こちらは、AUXポートを搭載しており、AUXケーブルによる接続ができる。気をつけたいのは、いくつかの小型スピーカーはモバイルバッテリーとして使用するためUSBポート等があることだ。この場合、必ずしも端末の音源を再生できるわけではないので注意しよう。
【参考】機能、価格、デザインをブランド別に比較!どこでも手軽に音楽を楽しめるBluetoothスピーカーの賢い選び方
本棚に置ける! 小型でおすすめ! ブックシェルフスピーカー
ブックシェルフスピーカーとは、本棚の中に置けるくらいの大きさを指す。明確な基準はないが、だいたい横幅20cm、高さ30~40cmくらいになる。最近では、コンパクトなスピーカーをまとめてブックシェルフと呼ぶことも多い。ここではブックシェルフ型を中心に、さまざまな小型スピーカーのおすすめを紹介しよう。
PC接続できるおすすめ小型スピーカー
ハイレゾ音源対応。幅14cm×高さ26cmと小型で使いやすいサイズ。中音域から高音域の音質が良く、動画再生や音楽を楽しむには十分な力を発揮する。Amazon販売価格は2万8530円。
ワイヤレスで楽! おすすめ小型Bluetoothスピーカー
Creative Bluetooth対応 2ch ワイヤレススピーカー T15
ブックシェルフ型にもBluetooth対応のものが増えてきた。こちらの「T15」はコンパクトながら高音質&豊かな中低音域、深みのある低音が楽しめる。Amazon販売価格は5602円。
有線で接続! 超小型スピーカー
3.5mmプラグでスマホに接続するだけの超小型スピーカー。Amazon販売価格は1699円。超小型でワイヤレス環境を気にせず使いたい人におすすめ。この手のタイプは、元のスマホ端末の音をさらに拡大させる目的で使うことになる。
イヤホンジャックに差し込むタイプの小型スピーカーもある?
先ほど紹介したように、イヤホンジャックに差し込み音量をさらに大きくさせるタイプのスピーカーは多数存在している。気になる人はAmazonで「小型スピーカー ミニプラグ」などで検索してみよう。
小型スピーカーの低音を増強するには?
小型スピーカーの場合、低音がイマイチ物足りない……ということもある。低音を増強するには、もとから低音を増強するシステムが搭載されたスピーカーを買おう。すでに買ったスピーカーの低音がいまいちだった場合は、サブウーファーを追加するのが一般的だ。ただ、今すぐ低音を増強したい時は、インシュレーターを使う方法もある。
環境にもよるので必ず低音域の音質がアップする保証はないが、下記記事などを参考にしてほしい。
【参考】使うとスピーカーの音質がアップする「インシュレーター」って何?
PC接続ならUSB接続可能な小型スピーカーが便利
PC用スピーカーは、USB接続をすれば簡単にスピーカーとして使えるものが多い。これらの商品は「USBスピーカー」で検索するとヒットするので、気になる人は探してみよう。なお、おすすめ商品は前述した「USB接続ができる小型スピーカーは?」を参考にしてほしい。
小型で高音質が楽しみたいならパッシブスピーカー
パッシブスピーカーとは、アンプを内蔵していないスピーカーのことだ。アンプと合わせて使うため、パッシブスピーカーそのものは電源も不要でコンパクトになる。
「LS-NA7」は横幅10cmとコンパクトでハイレゾ対応。Amazon販売価格は1万1500円。
Amazonで人気の小型スピーカー
6Wドライバーを2つ搭載し、Ankerの独自技術BassUpテクノロジーで豊かな低音が楽しめるモデル。Amazon販売価格は4999円とリーズナブルなので、初心者にもおすすめ。
車内でも音楽を楽しもう! 車用小型スピーカー
車にスピーカーを持ち込んで音楽を楽しみたい人に、小型のスピーカーはうってつけだ。基本的にスマホと接続でき、場所をとらなければあとは音質などで好きなものを選べばいい。ただ、車内だと置き場所に困ることも多い。そこでおすすめなのが、画像のようなサンバイザーに挟めるようなものだ。Amazon販売価格は2199円。
自分だけの小型スピーカーを自作できるのか
スピーカーは自作もできる。好みのスピーカーに出会えなかった人は作ってみるのも1つの手段だ。
小型波動スピーカーを自作する人もいる
小型の波動スピーカーを作る人もいる。波動スピーカーは、簡単に言うとまるで楽器がその場で振動して鳴っているような臨場感が楽しめるものだインターネット上には、自作した人が作り方の詳細を公開している人も多い。作りたい時は、検索してみよう。
超小型スピーカーがほしいなら自作しよう
高音質で、低音を響かせ、それでいてサイズは◯cm以内で……と、自分の置きたい場所に合わせたサイズや機能を自由に調整したいなら、自作するのがおすすめだ。YouTubeに自作方法などを配信している人も多いので、参考にしてほしい。
小型スピーカーは場所を選ばず、どこでも音楽を楽しめるのが最大のメリットだ。自分のライフスタイルに合わせてサイズや接続形式、音質などを選んでいこう。
※データは2019年11月中旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット