奥州福島 聖石温泉
村越芽生さん
1998年生まれ、福島県出身。調理師専門学校を卒業後、家業の日帰り温泉の若女将に就任。田村市の観光キャンペーンクルーも務める。聖石温泉の入浴料は500円。キャンプ場は入浴すれば無料で利用可。
地元のおばあちゃんたちと方言で交流する時間が大好き
「明るい髪色が好き。気持ちが軽くなるんです」と話す村越芽生さんは、何と日帰り温泉の若女将。昨年、22年続く家業を継いだ。
「常連さんは近所のおばあちゃん、おじいちゃん。私も言葉に訛りがありますけど、それでも何を話しているのか聞き取れないことが多くて(笑)。意味を教えてもらいながら会話するのが大好きなんです」
観光シーズンは、かりゆしウエアをユニホームに採用し、併設する食事処で『オリオンビール』を提供するなど、沖縄をテーマにしたフェアを開催。さらに今夏はキャンプ場をオープンするなど、日帰り温泉の枠にとらわれない、自由な発想が家族連れにもウケている。
「SNSをフル活用して、聖石温泉の魅力を全国に発信しています」
〈3つのQuestion〉
Q1. 仕事が楽しいと感じる瞬間は?
毎日楽しいですけど、一番はお客さんたちと過ごす時間。聖石温泉を作った祖父の昔話を聞くたびにうれしくなります。
Q2. 休日のリフレッシュ方法は?
趣味の写真撮影のために遠出すること。あとは、ツイキャスでコスメ関連動画の配信。通知登録者は4万5000人います!
Q3. 今後の目標は?
私にはハンディキャップを持つ弟がいます。誰もが安心して働けて、悩みを抱える家族が交流を深めるカフェを作りたい。
取材・文/佐藤太志