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初心者でも簡単にホームページが作れる「Google Sites」の使い方

2019.11.07

個人でホームページを作成しようと思うと、技術的なハードルを前にして挫折することがある。通常ホームページを作成する場合、時間をかけて自力で作るか、数万円~数十万円ほどかけて代行業者に委託して作る場合が多い。だが、時間もお金もあまりかけず簡単に作成する方法がいくつかある。その1つが、今回ご紹介する「Google Sites」を利用したホームページ作成だ。

Google Sitesでホームページを作成するには何が必要?

Google Sites(以下、Googleサイト)でホームページを作成する手順は大きく2ステップ。

1 Googleのアカウントを取得(既に取得済みの場合は不要)
2 フォームに沿って好きな画像や文章を配置する

別途ソフトなどを購入する必要はない。

Google Appsで作るホームページとG Suiteで作るホームページは何が違うの?

違いはない。Google AppsはG Suite の以前の呼び方で、Googleが提供しているビジネス向けのグループウェアを総称してそう呼ばれている。GoogleサイトはG Suiteに含まれるホームページ作成ツールだ。Googleサイトには新旧のバージョンが存在するが、混同しないように気をつけよう。

旧Googleサイトはサポートを終了している?

2017年にGoogleサイトは旧バージョンから、新バージョンに移行している。旧バージョンのサポートは終了しているので、旧バージョンを使っていた人は要注意。新旧の違いはいくつかあるが、大きな変更では時代に合わせて、パソコンだけでなくスマートフォン、タブレットでも最適な表示となるように、画面構成を自動調整する機能(レスポンシブデザイン)が追加された。

Googleサイトの利用に料金はかかる?

Googleアカウントさえあれば、無料で利用できる。

無料で利用できるGoogle サイトの容量は?

旧Google サイト全体の容量は 1ドメインあたり 10GB、添付ファイルのサイズ上限は20MBとなっていたが、新しいGoogle サイトでは撤廃されている。

Googleサイトで ブログを運営できる?

ブログとしての運用もできるが、少し難点がある。独自のCSS(色やサイズ、レイアウトなど、Webのデザインを指定するコード)を使えないため、デザインに制限がある点だ。

【実際に作ってみた!】Googleサイトのサンプル

Googleサイトには、数種類のデザインフォーマットが、はじめから用意されているので直感的な操作で進められる。デザインは見栄えの良いものが多く、短時間でページができあがる。さらに、挿入する画像も著作権フリーのものに絞って検索できる。

【実際に作ってみた!】Googleサイトで社内ポータル風のサンプル

社内向けを想定したポータルサイトを実際に作成してみた。写真やGoogleマップの挿入、他のページへのリンクも簡単に作成できる。社内向けのポータルサイトを作成する程度なら、十分な機能が備わっている。

Googleサイトは独自ドメインが使えるのか?

有償サービスであるG Suiteを利用して所有しているドメインを使うか、Google Domainsからドメインを購入して利用できる。

 Googleサイトで独自ドメインを設定する方法

すでに所有しているドメインを利用する場合は、ウェブアドレスのマッピングを作成すれば、カスタムURLの使用できる。

初心者でも大丈夫!? GoogleサイトでHTMLを編集してみる!

ここでは、あらかじめ用意されている埋め込みコードを利用して、ホームページにYouTubeの動画を埋め込んでみよう。HTMLを知らなくても本格的なページを作れる。

GoogleサイトでHTML編集をはじめるには?

ページ編集部分のツールバーで “HTML” と表示されているアイコンをクリックしてみよう。HTML を直接編集できるようになる。

Googleサイトで HTMLを編集してアップロード!

①挿入したい動画をYouTubeから探し「共有」を選択

②「埋め込む」を選択
③表示されたコード(HTML)をコピー
④ホームページ編集画面の右側にあるツールバーから「挿入」→「埋め込む」を選択
⑤「埋め込みコード」を選択し、コードを記入し終えたら「次へ」に進む
⑥配置を決めてアップロードしたら完成

GoogleサイトではHTMLや CSSでも使えるのか?

iframeやJavaScriptなどでは、機能制限されているコードがある。CSSにも制限があるので、詳細はGoogleサイトのヘルプから確認しよう。

【参考】サイトに HTML、CSS または JavaScript のコードを追加する(Googleサイトヘルプ)

Google Web Designerを使ってちょっとおしゃれなホームページを作成

Google Web Designerを使えば、GIFアニメーションのように動く広告を作成できる。特に商品のランディングページとして運用したいと考えている人におすすめだ。

Googleサイトを使って個人でホームページ作成するメリットは?

Googleサイトを使えば、無料で簡単にレベルの高いホームページを作成できる。また閲覧できる人を限定する設定も可能なので、趣味、あるいは同窓会などのページとして利用もできる。

 Googleサイトでホームページを作成するなら、Google Chromeを使おう!

Google ChromeでGoogleサイトを利用すれば、他のGoogleの機能と連携しやすくなりとても効率的だ。

【参考】GoogleアカウントでGoogleDriveなどのサービスを利用しながらGmailだけを削除する方法

Googleサイトを使えばホームページ作成ソフトはいらない?

昔はオーサリングツールと呼ばれるホームページ作成ソフトを使っていたが、現在ではCMS(Contents Management System)を用いてクラウド上でホームページを作るのが主流だ。GoogleサイトもCMSなので、ホームページ作成ソフトは必要ない。

作成したホームページにGoogle の検索バーは設置できる?

Googleの「カスタム検索エンジン」でコードを生成し、YouTubeの動画と同じ要領でページ内に埋め込めば設置できる。

作ったホームページがGoogle検索で上位になるためにやっておくべきこと

ホームページが無事に完成したら、次にすることは沢山の人に読んでもらえるようにSEO(サーチエンジン最適化)対策をしておきたい。

Googleなどの検索エンジンからの流入を狙うため、検索されやすいキーワードを文章に入れ込む(キーワード検索対策)工夫は、今や常識ともいえる。どのような人がこのページに来るのか? どんな困りごとを解決したくてこの記事を読むのか? 検索する人の立場になって考えてみよう。

【参考】Googleでサーチすると必ず残る検索履歴を消去する方法

ホームページがGoogle検索にヒットしない理由

よくある失敗として、公開設定を間違えている場合がある。公開先を限定した場合には、検索エンジンに検索対象のサイトとして扱ってもらえない。一度設定を確認しておこう。

今回はGoogleサイトでホームページを作成する手順を紹介した。Googleサイトは、予算と手間をかけずに直感的に操作できる点が最大のメリットだ。初めてホームページを作成する人には最適なツールといえるだろう。

※データは2019年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット

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