粉が炒まったら少量の牛乳を加えて混ぜ合わせ、トロミがついたら再び牛乳を加えて伸ばすを3回ぐらいに分けて繰り返す。
★POINT
一気に混ぜるとダマになってしまいます。少しづつ少しづつ繋ぎながら伸ばして行くようにしましょう。また、この段階でも焦げやすいので弱火で火にかけることが大切です。
分量の牛乳全て入ったら顆粒コンソメで味を整え、炒めた鮭、キノコを加えて少し煮れば完成です。飾りでパセリ粉を振って盛り付けましょう。
【5:00経過】
いかがでしょうか。ほっこりふかふかの鮭クリーム煮は心も体も温まる一品ですよね。見た目の想像通りに美味しさを感じて頂けるはずです。また、クリーム(ベシャメルソース)の作り方もかんたんでした。バターと小麦粉を炒めて牛乳でのばすだけ。たったこれだけで本格的なルーが出来ますので、ぜひお試しいただければと思います。具は鶏肉でも豚肉でもなんでもお好みでどうぞ。お酒はビール、白ワイン、シャンパンなんかが良さそうですね。それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~シチューの歴史~
煮込み料理の歴史はかなり深いのだが、日本でシチューとして呼称されはじめたのは明治初期。洋食文化が取り入れられ始め、牛、鶏、豚など高級食材を煮込んで作られた茶色い系のシチュー(ビーフシチューなど)が始まりである。そして戦後、子供たちの栄養補給食として給食で出されたのが脱脂粉乳で作られたホワイトシチューである。その後、ハウス食品から一般家庭向けにもホワイトシチューのルーが発売され、国民食となったのである。
文/ムッシュ・フジタ