「クオカード」はほかの商品券と違って、残額がなくなるまで何度でも使える便利なカードだ。ちょっとしたプレゼントとして渡す機会やもらう機会もあるだろう。今回は、クオカードがどこで買えるのか、またどこで使えるのか詳しく解説していく。
クオカード購入を考えている人が知っておきたい3つのこと
クオカードを購入する前に知っておくべきことは「手数料」「消費税」「クオカードの種類」だ。以下で各項目を詳しく解説していくので、よく確認してクオカードを購入してほしい。
【参考】クオカードを購入する時に手数料が発生するって知ってた?
使えるお店が5万7000店舗もあるって知ってた?覚えておきたいクオカードの利用可能店舗と購入方法
クオカード購入の注意点①手数料
クオカードには、購入時に手数料のかかるものとかからないものの2種類がある。
手数料がかかるクオカード
300円券・500円券・700円券・1000円券。例:時の鐘Ⅱ500円券の手数料は30円
【参考】QUO公式サイト
手数料がかからないクオカード
2000円券以上。例:QUOスマイルグリーン2000円券の手数料は0円。
【参考】クオ・ギフトショップ
クオカード購入の注意点②消費税
先ほど説明した通り、クオカードには手数料がかかるものもある。一方で、クオカードは価格にかかわらず消費税はかからない。
クオカード購入の注意点③クオカードの種類
クオカードには主に3つの種類が存在する。
スタンダードカード
定番のクオカードだ。デザインは「ベーシック」「メッセージ入り」「生活のお供」「テーマ別」「アート・イラスト」「季節のお楽しみ」などがある。300円券~1万円券と選べる価格帯も広い。
加盟店店頭限定デザインカード
一部加盟店の店頭でのみ販売しているクオカード。5000円券と1万円券には、プラスしておまけもつくのでお得感がある。詳細については次の項目で解説する。
オーダーメイド
特別な記念品として好きな写真・イラストでクオカードが作れる。
クオカード購入場所はどこがいい? 場所によっては限定デザインカードもあり
クオカードは公式サイトだけでなく、様々な場所で購入できる。一部店舗では「店頭限定デザイン」のクオカードが販売されている。
限定デザインカードには、
■特別デザインなのでプレミアム感がある
■5000円券には70円、1万円券には180円のおまけがついてくる
といったメリットがある。
本項目では、店舗限定デザインクオカードの購入場所を解説する。
【店舗限定デザインクオカードの購入場所】書店
「ジュンク堂書店」や「丸善」、「紀伊國屋書店」などの書店で購入できる。
一部書店では「加盟店店頭限定デザインカード」の1万円券を取り扱っている。
【店舗限定デザインクオカード購入場所】ガソリンスタンド
「ENEOS」「JA-SS」の一部店舗で購入できる。「加盟店店頭限定デザインカード」もある。
【店舗限定デザインクオカードの購入場所】コンビニ
「加盟店店頭限定デザインカード」を販売しているのは、「セブン-イレブン」「ローソン」「ファミリーマート」「ポプラグループ」の4つ。ここでは、そのうち「セブン-イレブン」「ローソン」「ファミリーマート」で購入できる限定デザインカードに注目しよう。
【参考】QUO公式サイト|使えるお店
セブン-イレブンでクオカード購入
セブン-イレブンでは、3000円券・5000円券・1万円券を販売している。このうち、3000円券に関しては店舗によってデザインが異なる。支払いは現金のほかにnanacoも使える(ポイントは付与されないので注意)。さらに購入した枚数分、無料でカードケースがもらえる。
【参考】QUO公式サイト|セブン-イレブン店頭限定デザインカード
ローソンでクオカード購入
500円券・1000円券・3000円券・5000円券・1万円券が購入できる。セブン-イレブンと同じく、購入した枚数分までカードケースが無料でもらえる。デザインの指定はできないので注意しよう。
ファミマで購入できるクオカード
ファミリーマートでは、500円券・1000円券・3000円券・5000円券・1万円券が購入できる。また、無料で購入枚数分のカードケースがもらえる。支払い方法は、現金のほかに「ファミマTカード」のクレジット決済が利用できる。たくさん注文したい場合は予約・取り寄せも可能。
【参考】QUO公式サイト|ファミリーマート店頭限定デザインカード
TSUTAYAでクオカードは購入できる?
TSUTAYAでは、クオカードを取り扱っている店舗は一部のみだ。まずは最寄りの店舗に、クオカードが購入できるか問い合わせよう。
イオン(AEON)でもクオカードは購入できる?
イオンではクオカードを販売していない。合わせてミニストップなど、イオングループ傘下のコンビニでもクオカードは使えないので注意してほしい。ただし、イオンモール内にある専門店が加盟店の場合、取り扱っていることがある。
クオカードを使いたい!使うならどこで?
ここまではクオカードが購入できる場所を言及してきた。次は「使える場所」を紹介しよう。
大きなくくりで見ると、以下の店舗で使える。
■コンビニ
■ドラッグストア
■ファミリーレストラン
■カフェ
■ガソリンスタンド
■書店
■音楽、映像、書籍専門店
■トイショップ
■ゴルフショップ
■ホームセンター
■ホテル
■ステーショナリーショップ
■スマホアクセサリー専門店
クオカード自体を購入できなくても、使える店舗はかなりある。より詳細な加盟店一覧は、下記サイトで確認できる。
【参考】QUO公式サイト|使えるお店
クオカードを使ったらお釣りはもらえる? らえない?
結論から言うと、クオカードで支払ったらおつりは「もらえない」。しかし、クオカードは残額が0になるまで何度も使えるので、おつりがなくとも損はしない。使用期限もないので、焦って使い切る必要もない。
クオカードはAmazonギフト券の支払いにも使える?
Amazon通販サイトで利用できるAmazonギフト券は、残念ながらクオカードでは購入できない。また、クオカードは金券・チケット・切手・公共料金の支払いなどには使用できない。金券に該当するAmazonギフト券も購入不可だ。
クオカードでガソリン代を支払いたい! セルフでも利用できる?
クオカード加盟店であれば、ガソリンスタンドでも利用できる。セルフなら、支払い画面で「プリペイドカード」を選択すれば使える。
クオカードは換金できる?
クオカードは、金券ショップやオークションで売却できる。ただし、金券ショップの場合「使いかけ」「有効期限あり(現在はないが、古いものだと有効期限つきのものもある)」「コンビニ発行(クオカード裏面の左下に00から始まる番号があるもの)」は買い取り不可としているところが大半だ。
使い方を知っておくと、より使いやすいクオカード
クオカードは、利用できる店舗が多い優秀なカードだ。お祝い品として渡すだけではなく、自分で使うのもおすすめだ。今回の記事で得た情報を活用して、クオカードをいろいろな店舗で使いこなしてほしい。
※データは2019年9月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット