
ビジネスに、プライベートに、様々な場面で電子メールを活用している人が多い現代。なかでもGmailは使いやすく、各種プラットフォームで利用できるので、多くの人が利用しているサービスだ。便利な機能だが、Googleアカウントへのログインを自動にしていると、自分のGmailアドレスが思い出せないことはないだろうか? そんな時のために、今回はGmailアドレスの確認方法やGmailにまつわる便利な情報を紹介しよう。
Gmailで使っているメールアドレスの確認方法
Web版のGmailなら、右上のアカウントアイコンをクリックすると確認できる。
スマホアプリ版は、AndroidとiPhoneで共通。右上のアカウントアイコンをタップする(画像①左)。表示されたダイアログでメールアドレスを確認できる(画像①右)。
【画像①】
ドコモ、au、ソフトバンク……Gmailのアドレスの確認方法は同じ
どのキャリア、どのメーカーのスマホでもGmailアプリの使い方は同じだ。確認方法も同様になる。
Googleアカウント以外も一括管理! Gmailへのアドレス追加方法は?
GmailはGoogleアカウント以外のメールアドレスも管理できる。複数のメールアドレス宛てのメールをGmail内で一括管理できるほか、高性能なGmailの検索機能も利用できてメールの管理がより一層便利になるので、ぜひ試してみてほしい。
指示に従うだけ! Gmailへのメールアドレス追加方法
Web版のGmailの場合、右上の設定アイコンをクリックし、「アカウントとインポート」タブをクリックする。「名前」セクションにある「他のメールアドレスを追加」をクリックして、指示に従ってメールアドレスの設定をすればよい。
Gmailへのアドレス追加方法【iPhone・Android編】
スマホアプリの場合、右上のアカウントアイコンをタップして、表示されたダイアログで「別のアカウントを追加」をタップ(画像②左)。適切なタイプを選択すると、メールアドレスを追加できる。該当するものがない場合は、「その他(IMAP)」を選択しよう(画像②右)。
【画像②】
アドレスを変えたくなった……Gmailでのアドレス変更はできるの?
Gmailのメールアドレスは基本的にGoogleアカウントそのものなので変更はできない。どうしても変更したいなら、新規にGoogleアカウントを取得して、旧アカウントから移行する必要がある。
【参考】Gmailのアドレスは変更できる場合もある?確認のしかたと転送設定の方法
iPhoneで同期したGmailは、アドレス変更できる?
iPhoneユーザーの中には、WebブラウザやGmail公式アプリを使うのではなくiPhoneのメールアプリにGmailを同期して使っている人も多いだろう。これもWeb上やGmail公式アプリで使っているものと変わりはないので、基本的にGmailのアドレスそのものは変更はできない。しかし、同期するアドレスは変更できる。iPhoneの「設定」→「パスワードとアカウント」からアカウントを削除して、別のGmailを同期しよう。
メールアドレスの入力が必要! Gmailへのログイン方法をおさらい
Gmailにアクセスすると、ログイン画面が表示される。過去にログインしたことがあるパソコンだと、ログイン実績のあるアカウントが表示されるが、初めてログインするパソコンの場合は、メールアドレスの入力が必要だ。
ちなみに、ログイン状態は保持されるので、最初にログインすれば、再度アクセスしたときには省略される。
【参考】Gmail
iPhoneではGoogleアカウントへのログインでGmailが使える
iPhoneにGoogleアカウントを登録しておけば、個別にログインしなくてもGmailを使える。iPhoneにGoogleアカウントを登録する方法は、まず「設定」アプリを起動して「パスワードとアカウント」へと進み、「アカウントを追加」をタップする(画像③左)。続いて、Googleのロゴをタップして、指示どおりにアカウント情報を入力すれば、Googleアカウントが登録できる(画像③右)。
【画像③】
複数のアドレスでGmailにログインしておけば、メールの管理がラクになる
上で紹介した複数のメールアドレスを登録する方法を実践しておくと、Gmailのサービス/アプリ上でのメールの管理がラクに。その都度アカウントを切り替えるだけで、そのアドレスの受信メール一覧の画面が表示されるので、いちいちログインし直す必要がなく便利だ。
【参考】使い分けのメリットは?Gmailのアカウントを複数作成する方法
Gmailに「不正なログインがブロックされました」というメールが届くことがある
これは、通常とは異なるログイン操作を検出した場合など、本人からのアクセスかどうかをGoogleが判断できない際に送信される。アカウントを保護するために、このメールで通知された操作をブロックしている状態だ。
心当たりがなければGmailのログイン履歴を確認しよう
Googleアカウントにアクセスして、左メニューの「セキュリティ」をクリック。「最近のセキュリティイベント」パネルで、「セキュリティイベントを確認」をクリックしよう。疑わしいことがなければ、特に何も表示されていないので安心して大丈夫だ。
【参考】Googleアカウント
Gmailにログインできない時はどうすればいい?
Gmailは、ログイン状態が維持されていれば、いちいちログインし直す必要がない。だが、何かの拍子にログイン状態が解除されるなど、再度ログインが必要になる時もある。そういった場合にもしログインができなかったら、どうすればいいのだろうか。原因とともに対応方法も紹介しよう。
Gmailのアドレスを忘れた時にやるべきこと
ログインできない原因として最も多いのは、メールアドレスを忘れてしまうことだ。そんな時は、ログイン画面の「メールアドレスを忘れた場合」をクリックしよう。再設定用のメールアドレスや電話番号が登録されている場合は、それらを使ってログインもできる。もしもの時のためにも、Gmailアドレスはどこかに控えておこう。
【参考】放置していたGmailのアドレスやログイン情報を忘れたら?忘れやすい人のための事前策と対処法
iPhoneやAndroidでもGmailのアドレスを忘れた時の対処方法は同じ
iPhoneやAndroidの場合も、Googleアカウントを登録する手順で表示される画面に「メールアドレスを忘れた場合」がある。これをタップして、指示どおりに進めてみてほしい。
それでもPCからGmailにログインできない時は……?
先に紹介した方法でも、ログインできない場合もある。Googleアカウントがロックされていたり、2段階認証でトラブルが発生していたりなど、考えられる理由は様々だ。そんな時は、Googleアカウントのヘルプを使ってみてほしい。トラブルのケースに合わせて、対応策を提案してくれる。
【参考】Google アカウントにログインできない – Google アカウント ヘルプ
iPhoneでGmailにログインできない場合は?
iPhoneなどの端末の場合、Webブラウザから「アカウントへのアクセスを新しいアプリに許可」しなければ、パスワードがいくら正しくてもログインできないことがある。こういった解決方法を探す場合も、以下のヘルプからトラブルシューティングを参考にしてほしい。
ヘルプは置かれている状況を「はい」「いいえ」で答えていく。例えば2段階認証のプロセスが設定されているかどうか、YouTubeに動画をアップロードできるかといった質問内容だ。その回答から、最も最適な対処策を提示してくれる。
【参考】Apple 端末でのログイン – Google アカウント ヘルプ
セキュリティにかかわる操作で重要に! Gmailの確認コードとは
2段階認証を有効にしている場合や、Googleアカウント復旧などのセキュリティ的に重要な操作をする際に、SMSやメールで「確認コード」が送信される。操作を完了させるのに必要なパスワードのようなもので、指示されたとおりに入力しないと操作は無効になってしまうので注意しよう。
Gmailの確認コードが届かない場合は?
確認コードがメールで届く場合は、単にメールを見つけられていないことも多い。受信トレイで「Google 確認コード」という、件名のメールを探してみよう。また、迷惑メールに振り分けられている場合もあるので、見当たらないならチェックしてほしい。
他サービスでも活用できるGmailアドレス! 忘れないように事前対策を
自分のGmailアドレスを入力する機会が少なければ、メールアドレスを覚えていないこともあるだろう。Googleアカウントは、別のWEBサービスでログイン情報として使えることもある。登録情報入力がラクになるケースもあるので、この記事をきっかけに、ログインに必要なGmailアドレスを忘れないよう対処しておこう。
※データは2019年9月中旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット