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Googleで何かを検索する際、検索ボックスをクリック(タップ)すると、過去に検索したキーワードの履歴が表示されます。
過去に自分が検索したキーワードを確認でき、もう一度そのキーワードを調べる際などには便利な機能ですが、ほかの人に見られたくない検索履歴も中にはあるかもしれません。そこで本記事では、検索履歴を非表示または自動削除する方法を紹介します。
PCやスマホでGoogleの検索履歴を残さない方法
それではさっそく、Googleの検索履歴を残さない方法をご紹介しましょう。
スマホやPCでGoogleの検索履歴を残さないように使用したい場合は、「シークレットモード」ないし「ゲストモード」を使うのがおすすめです。
では、シークレットモード、ゲストモードを起動する方法を、、Windows 11(Google Chrome)、iPhone(Safari)、Androidスマホ(Google Chrome)で見ていきます。
【PCで非表示】Googleの検索履歴を残さない方法
まずはWindows 11を搭載したPCにて、Google Chromeを使った設定方法を見ていきます。シークレットモードを使ってGoogle検索をする場合、履歴が残らなくなるものの、過去の検索履歴は候補として表示されます。
一方、ゲストモードでは、過去の検索履歴が表示されず、新しい検索も履歴として残りません。用途に合わせ、任意のモードを使いましょう。
Windows 11版Google Chromeで履歴を残さないためにシークレットモードを起動する方法
1.Google Chromeを起動し、右上の3点リーダー(縦)をクリックします。
2.「新しいシークレット ウィンドウ」をクリックすると、新しいタブが立ち上がります。
ほかにも、「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「Nキー」を同時に押すことで、シークレットウインドウが立ち上がります。
Windows 11版Google Chromeで履歴を残さないためにゲストモードに設定する方法
1.Google Chromeを起動し、右上のアカウントアイコン(イニシャル)をクリックします。
2.「ゲスト」をクリックすると、ゲストモードのタブが立ち上がります。
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iPhone、AndroidスマホでGoogleの検索履歴を残さないように設定する方法
続いて、iPhone、Androidスマホで、Google検索の履歴を残さないように設定する方法です。スマホ版のGoogle ChromeアプリやSafariアプリでは、ゲストモードでの検索はできませんが、シークレットモード(Safariではプライベートブラウズ)での検索ができます。
iPhoneのSafariアプリで検索履歴を残さないように設定する方法
iPhoneのデフォルトブラウザアプリ「Safari」では、開いたページや検索履歴、自動入力の情報が記録されなくなる「プライベートブラウズ」が利用できます。下の画像は、iOS 17を搭載したiPhoneにて、Safariアプリを使用しています。
1.iPhoneでSafariアプリを開き、画面下部のアイコンをタップします。
2.左にスワイプして、タブを「プライベート」に切り替えます。
「プライベートブラウズ」と表示されていれば、検索履歴を残さないようにしながら、検索機能が利用できます。
【参照】iPhone でプライベートブラウズのオン/オフを切り替える
AndroidスマホのGoogle Chromeアプリで検索履歴を残さないように設定する方法
続いて、Androidスマホのデフォルトブラウザアプリとして採用されることの多い、Google Chromeアプリを使って、検索履歴が残らないように設定する方法を見ていきます。
Androidスマホ版Google Chromeアプリでも、Windows PC版と同様に、シークレットモードが利用できます。
1.Google Chromeアプリを開き、右上の「…(縦)」をタップします。
2.「新しいシークレット タブ」をタップすると、シークレットモードが起動します。
PC、スマホでGoogle検索の履歴を残さないために「ログインしない」で検索してもOK?
Google ChromeやSafariといったブラウザアプリは、Google アカウントやApple IDでログインして使うのが一般的です。
ログインしないまま検索機能を利用しても、ブラウザアプリ自体に検索履歴が残ります。検索履歴を残したくない場合は、先に紹介したシークレットモード、プライベートブラウズを利用しましょう。
Googleの検索履歴を日付指定/自動削除する設定はある?
上述の方法でシークレットモードやプライベートブラウズを使用しても、それ以前の検索履歴は残ったままです。検索履歴を削除したい場合は、以下の方法を試してみてください。
Windows PC版Google Chromeで検索履歴を日付指定削除/自動削除する方法
まずはWindows PC版のGoogle Chromeアプリで、検索履歴を日付指定して削除する方法や、自動的に履歴を削除する設定方法を見ていきます。
Windows PC版Google Chromeで検索履歴を日付指定で削除する方法
1.Google Chromeで「マイアクティビティの検索履歴」を開きます。
2.カレンダーアイコンをタップし、指定したい日付を入力。「適用」をクリックします。
3.「すべてクリア」をクリックすると、指定した日付の検索履歴が削除されます。
Windows PC版Google Chromeで検索履歴を自動削除する方法
1.Google Chromeで「マイアクティビティの検索履歴」を開きます。
2.「自動削除」を開きます。
3.「次の期間が経過したアクティビティを自動削除する」にチェックを付け、任意の期間を選択。「次へ」をクリックします。
4.「設定が保存されました」と表示されればOKです。
iPhoneのSafariアプリは検索履歴を日付指定削除/自動削除する設定ができない?
iPhone版のSafariアプリでは、日付を指定して検索履歴を削除したり、自動的に履歴が削除されるように設定することができません。ただし、Googleアプリからは設定でき、後述の「AndroidスマホでGoogle検索の履歴を日付指定削除/自動削除する方法」と作業はほぼ同じです。参考に操作してください。
一度、Safariの話に戻ります。期間を指定して検索履歴を削除する方法は、Safariアプリ、設定アプリの2通りあるので、それぞれ見ていきましょう。
iPhoneのSafariアプリで検索履歴を削除する方法
1.Safariアプリを開き、画面下部の本のアイコンをタップします。
2.時計のアイコンをタップし、右下の「消去」をタップ。期間を指定して、「履歴を消去」をタップします。
iPhoneの設定アプリでSafariの検索履歴を削除する方法
1.設定アプリを開き、「Safari」に進みます。
2.画面を下にスクロールして、「履歴とWebサイトデータを消去」をタップし、期間を指定してから、「履歴を消去」をタップします。
AndroidスマホでGoogle検索の履歴を日付指定削除/自動削除する方法
AndroidスマホでGoogle Chromeアプリを使用している場合でも、日付を指定して履歴を削除したり、自動的に履歴が削除されるように設定する場合は、Google アプリから設定を行います。
AndroidスマホでGoogle検索の履歴を日付指定で削除する方法
1.Google アプリを開き、右上のアカウントアイコン(イニシャル)をタップ。「検索履歴」に進みます。
2.カレンダーアイコンをタップし、日付を入力。「適用」に進みます。
3.「すべてクリア」をタップすると、特定の日付の履歴が削除されます。
AndroidスマホでGoogle検索の履歴を自動削除する方法
1.Google アプリを開き、右上のアカウントアイコン(イニシャル)をタップ。「検索履歴」に進みます。
2.「自動削除」を開き、「次の期間が経過したアクティビティを自動削除する」にチェックを付け、期間を指定してから「次へ」に進みます。
3.「決定」をタップすれば、自動削除の設定が完了します。
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※データは2024年3月中旬時点での編集部調べ。
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文/高沢タケル