ランニングは手軽に始められる運動だが、ただ走り続けるだけだと退屈で長続きしないことも。音楽を楽しみながら走れば気分爽快だが、そのためには使い勝手のいいイヤホンが欲しくなる。今回は、ランニングに適したBluetoothで無線接続可能なイヤホンをご紹介しよう。
【参考】この価格でこんなに高音質!?コスパで選びたいBluetoothイヤホン5選
ランニングには完全ワイヤレスイヤホンが便利でおすすめ
デバイスとの接続がBluetoothで無線接続できるものをワイヤレスイヤホン、さらに左右のイヤホンをつなげるコードが不要なものを完全ワイヤレスイヤホンという。
ランニングの際に使うイヤホンは、ワイヤレスタイプがおすすめだ。ワイヤレスタイプなら、コードが服などにこすれて生じるノイズの影響が少ない。さらに、完全ワイヤレスイヤホンならコードが邪魔になることもなく、軽快なランニングを楽しめる。以下では、具体的におすすめ商品をご紹介しよう。
ランニングにぴったり! おすすめのソニー製Bluetoothイヤホン
最初にご紹介するのは、ソニーのWP-SP700Nだ。デジタルノイズキャンセリング機能を左右独立型スポーツモデルとして、世界で最初に搭載した製品。ランニングの最中でも騒音を気にすることなく、良い音で音楽を楽しみたい人におすすめだ。
多少の汗でも故障しない防滴性能もあり、耳のくぼみに固定することでイヤホンが落ちにくくなるアークサポーターも装備しているなど、スポーツ中の使用に適したモデルだ。
【参考】WF-SP700N商品ページ(ソニー公式ホームページ)
防水性抜群! 雨の中のランニングでも使えるソニーのイヤホン
ソニー製品をもう1つ紹介しよう。WF-SP900は、水深2メートルに30分沈めても故障しないほど防水性能に優れた製品だ。水中でも使えるレベルの防水性能なので、雨の中のランニングも快適に使える。
この製品は、iPhoneなどの再生デバイスとBluetoothによる接続もできるが、音楽プレーヤー機能も搭載されているので、単体でも音楽が楽しめる優れものだ。
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もっと安い価格でランニングに適したBluetoothイヤホンはコレ!
上でご紹介したソニーのイヤホンは、性能面は申し分ないが、少々高価なのが難点だ。
ランニング中に使うイヤホンをコスパ重視で選びたい人もいるだろう。そんな人には、JBL Endurance PEAKがおすすめだ。完全ワイヤレスで、実勢価格は8000円を切ることもある。イヤホンが耳から外れにくいフックタイプなのも、ランニングにピッタリだ。
JBL Endurance PEAK(JBL公式ホームページ)
もっと安いランニング向き完全ワイヤレスイヤホンならこの製品
さらに安い製品もある。TAOTRONICSのフルワイヤレスイヤホン TT-BH052は、6000円程で購入できる。低価格ながら高い防水性能があり、Bluetooth5.0に対応している非常にコスパの良い製品だ。
【参考】フルワイヤレスイヤホン TT-BH052(TAOTRONICS公式ホームページ)
ランニング中にイヤホンが外れる問題への対処法
ワイヤレスイヤホン、中でも完全ワイヤレスイヤホンは、使用中に耳から外れるとそのまま落下、紛失してしまう危険性がある。これを防ぐためには、どうすればいいだろうか。
ランニングには耳掛け式のイヤホンを使うと安心でおすすめ
イヤホンが外れない方法の一つは、耳にフックで掛けるタイプのイヤホンを使うことだ。今回ご紹介した商品では、JBL Endurance PEAKがこれに当たる。
また、ソニーのWF-SP700N、WF-SP900には、アークサポーターという耳のくぼみのところでイヤホンをホールドするパーツが付属している。こういったパーツをつけるとかなり外れにくくなるので、付属品にも注目して製品を選びたい。
ランニング中に外れやすいというiPhone純正イヤホンはどうすればいい?
Apple純正のイヤホンであるAirPodsは、iPhoneユーザーの多くが使っていることと思うが、やや外れやすいという声も耳にする。
ランニングなどでAirPodsを使う場合には、他社から販売されているイヤーピースの購入をおすすめしたい。1000円前後で購入できるものが多く、シリコンのカバーから外れにくいフック型まで様々な種類がある。AirPodsの外れやすさに困っている人はぜひ検討してほしい。
【参考】AirPods商品ページ(Apple公式ホームページ)
ランニング中には思わぬ危険も!?イヤホンは外の音が聞こえる機能も重要
一般的にいうと、イヤホンの遮音性が高いことはいいことだ。しかし、ランニングで使う場合には、近づいてくる自動車や自転車、歩行者の音が聞こえないと危険だ。
ランニングで使うイヤホンは、外音取り込み機能があるものを選ぶと安心だろう。モード切り替えができるタイプなら、部屋で使う時は外音を遮断、屋外のランニングなどで使う時は外音を取り込む、といったように使い分けられる。
ランニングに有線イヤホンを使うのもアリ
この記事では、ワイヤレスイヤホン、中でも完全ワイヤレスイヤホンを紹介してきたが、有線のイヤホンにもメリットはある。
まず、有線のイヤホンであれば、左右のどちらかがランニング中に外れてしまっても、落下・紛失する危険性が小さい。また、デバイスと有線で接続するタイプのイヤホンは、バッテリーが搭載されていないことが多いので軽く、イヤホン自体のバッテリー切れの懸念が減る。
価格も有線の方が安い場合が多いので、完全ワイヤレスではなく有線タイプを選ぶのも賢い選択の1つだと覚えていてほしい。
今回は、ランニングに適したイヤホンについて紹介してきた。この記事を読んで興味を持てた製品があったら、ランニングをもっと楽しむためにも、ぜひ購入を検討してみては、いかがだろうか。
※データは2019年9月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット