公共料金の請求書やダイレクトメールなど氏名や住所などの個人情報が記載された書類は、無造作に捨ててしまうと、自分の情報が誰に知られてしまうかわからない。
かといって、自宅にシュレッダーを用意するのは場所の問題もある……。そんな人におすすめなのが、手軽に使えるシュレッダーはさみだ。今回はその使い方とおすすめ商品を紹介していく。
【参考】静音タイプからマイクロカット、コスパモデルまで!家庭用・業務用シュレッダーのおすすめ10選
手軽に使えて情報を守れるシュレッダーはさみの使い方
シュレッダーはさみというのは、1つのはさみに3~7枚程度の刃が付いたものだ。はさみを一度入れるだけで紙が細かく切れるので、情報を読み取りにくくなる。
シュレッダーはさみを効果的に使うコツ
シュレッダーはさみは、普通のはさみのように開閉をさせながら切り進めると、紙くずが刃の間に詰まってしまう場合が多い。切断が必要な宛名部分などを切り取って、一度に切断できる長さにしておくことが上手に使うコツだ。
また、シュレッダーはさみは普通に使うと、切りくずが紐状になる。さらに、向きを変えてもう横から一度切ると、より情報漏洩防止に効果的だ。最初にはさみを入れるときに、最後まで切らずに紙が繋がった状態にしておくと切りやすい。
シュレッダーはさみは海苔を切るのにも使える
シュレッダーはさみは、簡単に刻み海苔を作ったり、小ネギを小口切りにしたりもできる。衛生上の問題から同じはさみを使いまわすのは止めた方がいいが、キッチンにも1つ置いておくと便利かもしれない。
口コミでも評判! シュレッダーはさみのおすすめ商品はコレ
ここからは、シュレッダーはさみの選び方のポイントを、いくつか解説した後で、具体的なおすすめ商品を紹介する。商品選びの参考にして欲しい。
切れ味の良いシュレッダーはさみは口コミも参考に
シュレッダーはさみは刃が複数連なっているので、切れ味が悪いものを使うと、かなり力を入れないと切れない。ただ、切れ味についてはメーカーの製品紹介ページだけではわからないこともあるので、口コミの評価も参考にしたい。
また、一般的には刃の枚数が増えるほど抵抗は大きくなるので、軽い力ではさみを使いたい場合は、3連などの刃が少な目の商品を選ぶと良い。ただし、この場合は一度にカットできる幅も小さくなるので、手間は多少かかる。
クロスカットできるシュレッダーはさみでカット時間を短縮
逆に手間が省けるのが、クロスカットができるシュレッダーはさみだ。クロスカットというのは、縦方向と横方向に同時にカットする切り方のことを指す。切りくずが細かくなるので、情報漏洩防止に効果的だ。
シュレッダーはさみの中にも、特殊な刃先を採用したクロスカットできる製品がある。一度のカッティングで細かく紙を裁断したい人には、このタイプの製品がおすすめだ。
シュレッダーはさみでクレジットカード等を処理するには
シュレッダーはさみは、刃が複数あり抵抗が大きいので、硬い素材は切りにくい。紙なら2枚程度が限界になることも多く、クレジットカードやCDなどをカットして情報漏洩を防ぐのは難しい。シュレッダーはさみで硬いものを処理したい場合は、カードなどを破壊できるツメを装備した製品があるので、こういったものを用意するといい。
ヨドバシカメラもおすすめのシュレッダーはさみ
ここからは具体的な商品を紹介していく。最初に紹介するのは、オーム電機の「はさみシュレッダー 保護ケース付き」だ。
5枚刃の商品で、保護ケースの先端が刃に詰まった紙くずを取り除くために櫛状になっているのが便利だ。スタンダードで使いやすく、ヨドバシカメラの公式ツイッターで紹介されたこともある。
【参考】はさみシュレッダー 保護ケース付き(オーム電機公式ホームページ)
様々なアイデアが詰まったサンスターのシュレッダーはさみ
サンスター文具の「シュレッダーはさみ」は、3枚ある内の中央の刃が特殊なギザギザの刃になっている。これによって、一度のカットで2〜3mm四方の小さな紙片にでき、縦横に2回カットする必要がない。また、メディア破壊用のツメも装備されていて、CDやDVDのような情報メディアも破壊して処分できる。
【参考】アイデアはさみ商品一覧(サンスター文具公式ホームページ)
素早く処理できるアーネストの9枚刃シュレッダーはさみ
9枚刃で処理スピードを早くできるのがアーネストの「秘密を守りきります!パートⅡ」だ。ただし、9枚刃なので抵抗が大きく、切断にはある程度の力が必要だ。
【参考】秘密を守りきります!パートⅡ(アーネスト公式ホームページ)
コスパで選ぶなら100均のシュレッダーはさみ
コスパを優先するなら、100均でもシュレッダーはさみは購入できる。ただし、サイズが小さかったり、使いやすいサイズのものは300円や500円で販売されたりしていることもある。できればいくつかのショップで比較して、納得のいくものを買うといいだろう。
無印良品のシュレッダーはさみ並みに手軽なシュレッダー
無印良品では2019年9月現在、はさみタイプのシュレッダーは販売されていない。しかし、それに代わる商品として、手軽に使える「ハンドシュレッダー」が販売されている。コンパクトな手動式のシュレッダーで、写真右側のハンドル部を回すと用紙が切断される。
※データは2019年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット