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「MVNO」と「MNO」の違いは?知ってるようで知らない格安スマホの基礎知識

2019.09.04

最近「MVNO」というワードを耳にすることはありませんか? スマホの金額に関心がある人なら、すでに知っているワードかもしれません。今回は「耳にはするけど何のことかイマイチわからない」という人や「聞いたことがない」という人に向け、MVNOについて紹介・解説していきます。

MVNO(仮想移動体通信事業者)って何?

MVNO(エムブイエヌオー)とは「Mobile Virtual Network Operator」の略。和訳すると「仮想移動体通信事業者」となります。簡単に説明すると「MNOと呼ばれる通信キャリアから回線の一部を借り、ユーザーに提供している通信事業者」のことです。格安SIMや安価なプランをユーザーに提供できるのが特徴です。

MNOとは? MVNOとは何が違うの? 詳しく説明

MNOとは「Mobile Network Operator」の略。和訳すると「移動体通信事業者」となります。前のMVNOの読みかたと照らし合わせると「仮想(Virtual)」の有無が差異になっていることがわかります。MNOは日本においては「キャリア」などとも呼ばれ、主にドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3社を指します。MNOは総務省から周波数帯700MHz帯~28GHz帯を割り当てられており、それら回線網を自前の基地局(設備)を介して、ユーザーのスマホに届けてくれています。私たちがスマホを使って、遠くの人とリアルタイムで話せたり、インターネット上で情報を発信・受信できるのも、これらMNOの通信網を利用しているためです。

【参照】最近よく聞く「MVNO」って何?「MNO」との違いは?

一方でMVNOはMNOと同じ通信事業者ですが、自前の基地局(設備)などを持っていません。加えて周波数帯も割り当てられていません。それではどのようにユーザーに対して、回線網を提供しているのでしょうか? 答えは「MNOから借りている」です。MVNOはMNOの回線を一部借りて、ユーザーに提供しているのです。

要約するとMNOとMVNOの違いは「周波数帯を割り当てられているか否か」と「自前の設備(基地局など)を持っているか否か」となります。

【参照】携帯電話基地局の仕組み、設置料、メーカーなど知られざる秘密、こっそり教えます!

月々の価格が安くなる可能性が高いMVNO!

MVNOはMNOに比べて月々の通信費などが安くなる可能性が高いのです。MVNOはMNOと比べて基地局などの設備投資費がほとんどかかりません。ですから、それらの費用をユーザーに負担させるケースが少ないため、月々の通信費などが安く済むようです。ほかにも諸説理由はありますので、気になる人は調べてみてくださいね!

MVNOの通信速度はMNOとどう違う?

MVNOはMNOと比較して通信速度が遅いといわれています。理由はMNOと比べて利用できる回線網の数が少ないことが挙げられます。自動車と道路に例えて考えてみましょう。MNOが3車線をユーザー(自動車)に提供しているのに対し、MVNOはMNOに借りた1車線しかユーザー(自動車)に提供できません。ですから混雑時、3車線を使ってうまく渋滞を緩和できるMNOに対し、MVNOの回線はどちらかというと渋滞しやすい傾向にあるようです。

しかし最近では、MNOに勝らずとも劣らない通信速度を提供しているMVNOもあるようです。

MVNOにも通信速度の制限はある?

事業者や通信プランにもよりますが、MVNOにもMNOと同じく、通信制限はあります。しかし通信制限を超えてしまっても、動画視聴は引き続き同じ通信速度で楽しめたりする、特殊なプランも展開されているようです。また、通信制限がないプランを提供しているMVNOもあるようですので、自身にあった最適なプランを探してみてくださいね。

MVNOの通信速度を計測する方法は?

MVNOに限らず、MNOでもGoogleで「スピードテスト」を検索すると、現在の通信速度を計測してくれます。また通信速度を計測してくれるアプリを配信されていますので、そちらを利用して計測するのもいいかもしれません。

MVNOの通信速度は安定しない!?

先述した通り、車と道路に例えると提供できる車線数が少ないMVNOは、混雑時になると通信速度が安定しないケースが多いようです。混雑するのはだいたい通勤時間帯(7時~9時)/お昼休み帯(12時~13時)/退勤時間帯(19時~21時)です。逆にいえば、それら以外の時間帯に混雑する可能性は低いといえます。

MVNOはいくつある? 代表的なMVNO事業者一覧を紹介!

こと日本においては100社以上のMVNOがあるため、その全てを紹介することは困難です。ですからここからは、代表的なMVNOを、利用している回線別に紹介していきます。

イオンモバイル

全国のイオングループから申し込み可能。29種類の豊富なプランが特徴です。

【参照】イオンモバイル

BIGLOBE

通信制限を気にせず、YouTubeなどの対象メディアコンテンツを楽しめるプランが人気なようです。

【参照】BIGLOBE

UQ mobile

大手通販サイトなどで顧客満足度1位を獲得しているKDDI回線を利用しているMVNOです。

【参照】UQ mobile

LINEモバイル

ワンコイン(500円)から始められる格安プランを提供しています。LINEなどのSNSが通信料0で利用できることも特徴の1つでしょう。

【参照】LINEモバイル

H.I.S.モバイル

「通信料を使った分だけ支払う」段階制を採用しているプランが評判のようです。

【参照】H.I.S.モバイル

nuroモバイル

ソニーが提供しているMVNOです。通信制限がかかってしまっても、翌月分から「データの前借り」ができるプランがあります。

【参照】nuroモバイル

2019年秋にMVNOからMNOへ!シェアランキング1位・楽天モバイルとは?

MVNOのシェア率ナンバーワンといわれる楽天モバイルは、2018年に総務省から1800MHz帯の割り当てを受け、MVNOからMNOとなりました。サービス開始は2019年秋を予定しているようです。

【参照】基地局は?VoLTEは?楽天モバイルは3キャリアとどこまで戦えるのか?

※価格等のデータは2019年8月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/高沢タケル

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