
恋人との記念日や自転車のカギの暗証番号など、覚えていたはずなのにいつの間にか忘れてしまい、大変な手間や損害を被るケースは珍しくありません。しかしGmailのアドレスやGoogleのログイン情報は忘れてしまっても、事前にきちんと対策をしておけば大きな手間も掛からず、また損害を被るケースも少なくなります。
今回はGmailのアドレスやGoogleのログイン情報を忘れてしまった人……もしくは忘れやすい人のために、事前策と対処法を紹介していきます。
Gmailのアドレスを忘れる前に! アドレス確認方法と事前の対策
まずはアドレスを忘れてしまう前に、Gmailのアドレス確認方法と事前の対策を紹介してきます。「今は覚えているけど、いつか忘れてしまうかもしれない」と不安な人は、今のうちにきちんと確認して、メモなどに残しておきましょう。
忘れそうになる前に! Gmailのアドレスを確認する方法【PC編】
1:Googleアカウントにログインします。
2:Gmailを開きます。
3:画面左上のアイコンにカーソルを合わせます。するとGmailのアドレスが表示されます。
忘れそうになる前に! Gmailのアドレスを確認する方法【スマホ編】
1:Gmailのアプリを開きます。
2:画面右上にあるアイコンをタップすると、Gmailのアドレスが表示されます。
ドコモやauなどキャリアによってGmailのアドレス確認方法は異なる?
上記に記したGmailのアドレス確認方法ですが、通信キャリアによって確認方法が異なることはありません。しかし利用しているOSによっては、今後のアップデートで確認方法が変わる可能性があります。
事前に対策! 再設定用の電話番号とアドレスを登録しておこう
これらを設定しておくと、ログイン情報を忘れてしまった時の対処法にもなりますし、不正アクセスをされた際の対策にもなります。
1:Googleアカウントにログインした状態で「セキュリティ」にアクセスします。
2:「Googleによる本人確認の方法」から「再設定用の電話番号/メールアドレス」を設定しておきましょう。
ログイン情報を忘れてしまった! Gmailにログインできない時は?
ログイン情報を忘れてしまった、もしくはログイン情報を覚えているのにも関わらずログインできない時は、以下で紹介する方法を試してみましょう。
Gmailにログインできない時の対処法【PC編】
上記「事前に対策! 再設定用の電話番号とアドレスを登録しておこう!」でアドレスもしくは電話番号を登録しておけば、ログイン情報を忘れてしまっても、すぐにログインできます。ただし該当するGoogleアカウントで設定していた姓名を把握しており、かつ再設定用の電話番号もしくはメールアドレス宛に来る通知(確認コード)をすぐに確認できる状態であることが条件です。
もし事前の設定をしていなかった、もしくは事前に設定していたがうまくできない場合は、以下をご覧ください。
【参照】アカウント復元
Gmailにログインできない時の対処法はiPhoneでもできる?
iPhoneでGmail(Googleアカウント)にログインできない場合も、PC編と同じく事前に再設定用のアドレス/電話番号を設定しておけば、万が一ログイン情報を忘れてしまった場合でも、比較的簡単にログインできます。
1つのGmailアカウントに複数の端末で同時にログインはできる?
1つのGmail(Google)アカウントに対して、PC・スマホ・タブレットなどといった異なるデバイス2つ以上を使って同時にログインすることは可能です。
セキュリティのためにも確認しておきたい! Gmail(Google)のログイン履歴
ここからはセキュリティの面でも確認しておきたい、Gmail(Google)のログイン履歴の確認方法を紹介していきます。
「不正なログインがブロックされました」Gmailに通知が来たらログイン履歴を確認!
Googleアカウントは不正アクセスを感知すると「不正なログインがブロックされました」とGmailに通知がきます。ログイン履歴を確認し、可能であればパスワードの変更または2段階認証の設定をしておきましょう。
ログイン履歴の確認方法は以下の通りです。
1:Googleアカウントにアクセスします。
2:「セキュリティ」を選択します。
3:「最近のセキュリティ イベント」から「セキュリティイベントを確認」で確認できます。
※ただし、確認が可能なのは過去28日間のセキュリティイベントのみです。
身に覚えのないログイン履歴がある場合は、パスワードを変更する・2段階認証を設定するなどして対策を取ることをおすすめします。
【参照】Googleアカウントを二段階認証でセキュリティー強化すべき理由
Gmailのログイン履歴をiPhoneで確認する方法
上記と同じく、iPhoneでもログイン履歴(セキュリティイベント)の確認ができます。
1:Googleアカウントにアクセスします。
2:「セキュリティ」を選択します。
3:「最近のセキュリティ イベント」から「セキュリティイベントを確認」で確認できます。
※ただし、確認が可能なのは過去28日間のセキュリティイベントのみです。
Googleアカウントを複数もつ方法
Googleアカウントは2つ以上持つことができます。この項目ではGoogleアカウントを複数持つ方法を紹介していきます。
そもそも“Googleアカウント”とは?
GoogleアカウントはGoogleのサービスを利用するために必要なアカウントです。Googleはインターネット上に様々なサービスを展開しており、アカウントがなくても利用できるサービスはあります。しかしGmailやGoogleマップのマイプレイス、YouTubeの閲覧履歴やチャンネル登録などは、Googleアカウントがなければ利用できません。Googleをより使いこなすためには、Googleアカウントを持っておいたほうが良いでしょう。
【参照】創業から20年で世界を代表する企業になったGoogleの知られざる歴史
複数のGoogleアカウントを使い分けるメリットは?
基本無料で作成できるGoogleアカウントですが、ビジネス用/プライベート用と複数アカウントを使い分けている人もいるようです。またYouTubeに動画を投稿している人やお店の情報などレビューを書いている人も、アカウントを使い分けてもいいかもしれません。
Googleアカウントを複数作る方法
複数アカウントを作る場合でも、Googleアカウントの作成方法は変わりません。こちらからGoogleアカウントの作成ができます。
【参照】使い分けのメリットは?Gmailのアカウントを複数作成する方法
※データは2019年8月下旬時点での編集部調べ。
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文/高沢タケル