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「iPad mini」のSIMロックを解除して格安SIMを使ってみた!

2019.09.02PR

 2019年3月に最新のOSに対応したウルトラハイスペックな「iPad mini (第5世代)」が発売され、現在話題が沸騰して、鍋から煮こぼれております。

 先進的な「iPad mini (第5世代)」は、Apple A12チップを搭載、3GBのLPDDRランダムアクセスメモリを内蔵しており、7.9インチのRetinaディスプレイと、明るさを自動調節するTrue Toneディスプレイを採用しているので、ようするに何だかハイスペックです。

 そしてこのたび、Apple Pencil(第1世代)に対応したのが、イチバンの大きなポイントです。

 また、本体のサイズは 203.2mm(縦)×134.8mm(横)×6.1mm(厚さ)で、iPad mini4と一緒ですので、液晶保護フィルムやSmart Coverは、iPad mini4の流用が可能です。ただし、ボタンやカメラの位置が微妙に異なりますので、iPad mini4のケースはそのまま流用できないのが、痛しかゆし横山きよしです。

 そんな大人気の「iPad mini (第5世代)」ですが、先日、中古で256GB、Wi-Fi + Cellular版を4万5000円で購入してしまいました。

 何せ、AppleのiPad販売サイトからですと、新品価格とは言え、税別で7万7000円ですから、激安! は激安なのですが、残念ながらそこには悲しい理由がありました。

 中古で購入したのは、なんと中古市場では絶大に不人気の、SIMロック版だったのです…!

そもそも、「SIMロック」ってなあに?

 アップル社のスマートフォンである「iPhone」や「iPad」。Appleから直接購入も可能ですが、ドコモ、au、ソフトバンクから提供されている「iPhone」や「iPad」のWi-Fi + Cellular版は、よその事業者の契約に勝手に乗り換えられないよう、通信を行うのに必要不可欠な「SIM」にロックをかけられております(いわゆる「SIMロック」)。

 そこで、中古で購入した場合は、同じ事業者との再契約を行わない限りWi-Fiのない環境では通信機能が使えなくなってしまっています。

 つまり、お出かけ先で中古の「iPad」でネット接続をしたい場合、モバイルWi-Fiルータか、ほかのスマートフォンからテザリング(通信端末を内蔵したモバイルコンピューターを、外付けモデムのように用いて、インターネットに接続すること)をしない限り、ネットが使えない状態なのです。

 しかし、お出かけ先でiPad を使うために、ソフトバンクの回線契約へ入り直すのは、他キャリアを利用している筆者には無理です。

ついにソフトバンクも中古iPhone・iPadのSIMロック解除に対応

 しか~し! その後、ある時期以降に発売されたiPhoneやiPad(もしくは、そのほかのスマートフォンなど)については、一定の条件を満たせば、SIMロックが解除、いわゆる、どこの事業者のSIMでも使える、SIMフリー化ができるようになりました。

 ようするに、今、iPhoneやiPadを使っている事業者のサービスや価格に、不満を感じた場合は、よその事業者へお手軽簡単に移行できる時代となったのです。ただし当初は、新規で購入したユーザー自身のみがSIMロック解除が可能、というルールに縛られていました。具体的には、2015年5月以降に発売された、SIMロック解除機能対応のiPhoneとiPad(その他スマホなどの通信機器は、便宜上、ここからは記事中の紹介を除外します)のSIMロック解除は、

契約者「本人」購入日より101日目以降、もしくは

・2017年12月1日(金)以降に、機種変更前の対象回線でSIMロック解除を行ったことがあること
・前回のSIMロック解除受付日から101日目以降であること
・前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種であること
・解約の場合は解約日から90日以内

といった条件で、SIMロック解除が可能です。

 ただし、最初のユーザーがSIMロック解除をしないで中古ショップに売ってしまったら、そのiPadを中古で購入したユーザーには解除できません。

 しかしその後、新規購入ユーザーでなくとも、中古で購入したものでもあっても「SIMロック解除」の手続きが可能になりました。

 ちなみに、2019年2月に、ドコモが中古機器についてもSIMロック解除ができるようになったのを皮切りに、auやソフトバンクも追従するのかと思われましたが、しばらく対応する様子がありませんでした。

 これでは、ワタクシが購入した、ソフトバンク版「iPad mini (第5世代)」がなかなかお出かけ先では使えません。テザリングも、設定が面倒臭いですし、スマホ回線のパケット量もあまり消費したくありませんので、長らく、まんじりともしない夜を過ごすこととなりました。

 しか~し! 何の前触れもなしに、2019年8月21日、ソフトバンク(およびワイモバイル)が「解約後90日以外」「本人の手続き」の要件を緩和、端末購入日から101日以上経過さえしてさえいれば、中古iPhone/iPadのSIMロックが可能になったのです!

 一部の記載が書き換わって、「中古端末販売店で購入 又は 知人・友人などから譲渡されたソフトバンク製品を御利用中のお客さま……ソフトバンクショップのみ」という文が追加されたようです。ともあれ、そういうことになったのです。

 ドコモはWebサイトから無料でSIMロック解除できたのに、ソフトバンクは、店頭のみの手続きで、SIMロック解除手数料が3000円必要です。しかし、SIMロック解除した場合のメリットが高いと思ったので、実施することにしました。

【参考】ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除

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