事前に番組をチェックした後、いよいよ実際に飛行機に搭乗する。搭乗したら、まずは自分のスマートフォンとシートモニターを接続することから始める。まずは機内モードをオンにして、携帯の電波は入らない状態にしたのち、Wi-Fiのみオンにしてアクセスポイント「ANA WiFi Service」に接続をする。基本的に機内コンテンツのみを機内で楽しむ場合は無料だ(インターネット接続サービスは有料)。接続完了後にANAアプリを開き、「もっと見る」の中にある「国際線 MY SKY CHANNEL」を開いた後、スマートフォン画面の右上にあるアイコンをタッチすると「シートモニターと同期する」の画面となる。次に、シートモニターの画面上の「デバイスを接続」というボタンをタッチすると画面上に数字4桁のベアリングコードを入力して、シートモニター上に表示される承認のボタンをタッチすることでシートモニターとスマートフォンが接続された。ここで事前に作成していた「お気に入り」が同期され簡単に再生することができた。
簡単な操作でスマートフォンとシートモニターがペアリングされる。接続方法をわかりやすくまとめたビデオもあるのでチェックしておくといいだろう。
そして、このスマートフォン連携機能が素晴らしいのは、ペアリングをしたことで、シートモニターの操作のほとんどをスマートフォンで可能になったことだ。音を上げたり下げたりすることはもちろんだが、映画やビデオプログラム、オーディオの操作は再生だけでなく、30秒の早送り、10秒の巻き戻し、一時停止、更には好きな再生位置に動かすこともできてしまうほどの優秀なアプリになっている。この飛行機を利用する際には、必ず活用して欲しい機能だ。最近、ビデオプログラムで人気があるのが連続ドラマの全話放送。8月・9月は、日本テレビで放送された「3年A組-今から皆さんは、人質です-」やTBSテレビ「大恋愛~僕を忘れる君と」などを観ることができる。
スマートフォンで番組選択できることはもちろん、早送り、巻き戻しなども可能
スマートフォン上に搭乗便のフライト情報をチェックできるほか、シートモニターでは機内でのサービス状況(フライトプラン)が確認できるようになった。