■連載/鳥海高太朗のTRAVEL HACKS!
全席ドア付き個室型シートを採用した新しいANAのビジネスクラス「THE Room」
ANAは、長距離国際線に投入されているボーイング777-300ER型機の新プロダクトが8月2日より羽田~ロンドン線でデビューした。新しいプロダクトのシートが搭載されるボーイング777-300ER型機は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス64席、プレミアムエコノミー24席、エコノミークラス116席の合計212席となっている。機内デザインなどは建築家の隈研吾さんが監修した。
建築家の隈研吾さんは、ANAラウンジに続き、機内デザインの監修も手掛けた
その中でも画期的な変化を遂げたのがビジネスクラスだ。今回、「THE Room」と名付けられたビジネスクラスは、国内航空会社としては初となるビジネスクラスで全室ドア付き個室型シートを採用した。スペースを効率的に使う為に、一部座席(約半分の座席)は進行方向とは逆向きの席とした。早速、今回8月4日のロンドン・ヒースロー空港発羽田空港行きの便のビジネスクラス「THE Room」に搭乗してきた。
ロンドン・ヒースロー空港を出発する前のANA機(ボーイング777-300ER型機)
ロンドン・ヒースロー空港第2ターミナルのANAチェックインカウンター