Bluetoothというのは無線通信の規格の1つ。対応した機器同士を無線でつなげてデータのやり取りができるものだ。Bluetoothに対応したスピーカーが防水であれば、お風呂でも音楽が聴けたり、汗や雨で不具合を起こすリスクも少ない。この記事では、防水Bluetoothスピーカーを選ぶ際のポイントや、おすすめの商品を紹介する。
【参考】買う前にチェック!高音質Bluetoothスピーカーの賢い選び方
防水Bluetoothスピーカー選ぶには? おすすめポイントをチェック!
まずは防水Bluetoothスピーカーのおすすめポイントについて、選び方にも触れながら解説していこう。
お風呂でも使える防水Bluetoothスピーカーとは? 防水レベルを示す「IP規格」
防水と言っても、ちょっと濡れた程度までならOKなのか、それともガッツリ水中に浸かっても大丈夫なのかなど、程度は様々だ。実は防水性能はIPX4やIPX7といった記号で表示されている。これは「IP規格」と呼ばれる、国際規格に適合していることを意味するもので、IPXの後ろに来る数字で防水レベルを表している。
防水レベルについて、簡単にまとめた。
■IPX4…飛沫がかかっても大丈夫
■IPX5…直接水流を浴びて大丈夫
■IPX6…激しい水流でも使える
■IPX7…短時間の水没にも耐えられる
■IPX8…その機器を水中でも使える
シャワーの水が多少かかるくらいならIPX4のスピーカーで大丈夫だが、IPX7ならより万全になる。ただしIP規格の検査は「常温の水」で行われる。お湯や石鹸やシャンプーが混ざった水については、本来は防水の対象となる液体に含まれていない。お風呂で使用した場合は、故障などがあった際にも自己責任となる可能性があることに注意したい。
防水Bluetoothスピーカーは思ったよりも安い
防水機能つきの機種は価格が高そうに思えるが、防水スピーカーは、2千円台から3千円台くらいの値段でも手に入る。
例えば次のような商品が低価格の部類に入る。
VTIN『R2 bluetoothスピーカー 重低音スピーカー IPX6』
Amazon販売価格は2699円(税込み)。防水性能はIPX6と高く、重低音モードもついている。とりあえず防水スピーカーを試したい人は、低価格なものから始めてみよう。
【参考】Amazon詳細ページ
水に強いだけじゃない! 防水Bluetoothスピーカーでも高音質・重低音が楽しめる
防水スピーカーにも、音質がいいものが数多くある。音質にこだわる人は、音声データを圧縮して送信する際の圧縮方式(コーデック)をチェックしてほしい。ACCやapt-X、LDACなどを採用したスピーカーを選べば、高音質の音楽が楽しめる。
また、重低音を重視する人は周波数特性域をチェックして、100Hz以下のものを選ぶと、重低音がしっかり響くスピーカーが手に入る。
大音量で楽しめる防水Bluetoothスピーカーもある
お風呂やビーチでも大音量で楽しめる防水スピーカーもある。大きなボリュームで楽しみたい人は「最大出力」をチェックしよう。10W以上のスピーカーなら、シャワーの音が響いている浴室や、ビーチなどの野外でも十分な音量が出せるはずだ。
おすすめ防水スピーカー:BOSE編
「スピーカーといえば、やっぱりBOSE」という人も多いほどの人気ブランド。そんなBOSEのおすすめ防水スピーカーをご紹介しよう。
【参考】ワイヤレス、ホームシアター用、PC用、BOSEの人気スピーカーおすすめ10選
【BOSEのおすすめ防水スピーカー】Bluetooth接続対応の360°スピーカー
BOSE「SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker」
1つ目のおすすめは「SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker」だ。独特のデザインは、自然なサウンドを360°に広げるためのもの。防滴仕様(IPX4)のタフなスピーカーだ。
【BOSEのおすすめ防水スピーカー】IPX7準拠の防水性能はお風呂でも安心!
お風呂で使うなら、防水性能がより高いほうが望ましい。「SoundLink Micro speaker」なら、IPX7準拠の高い防水性能があるのでおすすめだ。