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知ってる?日本企業が続々と進出するインドの注目都市「グルガオン」「ノイダ」

2019.08.21

日本専用の特別な工業地区と首都圏を結ぶ要、そして首都圏の巨大マーケットを狙うための拠点としてのグルガオン

 インド全土には工業団地が多々あり、首都圏とその周りにも点在している。その中でも日本企業にとって非常に重要な2つの工業団地は、グルガオンから車で1時間半から2時間ほどの場所にある。それは、日本企業向けの専用工業団地で、現在インドにはここにしかない。企業にとってのメリットは、インドでは短期間で準備しにくい用地も安価で迅速に確保でき、諸費用の優遇がある等のインセンティブがあることだ。この積極的な企業誘致の取り組みは州政府が主導し、ジェトロも支援している。そもそもインドでは一つの国限定の特別な工業団地は日本向けにしか存在せず、日本はとても優遇されているのだ。

 その2つの工業団地はグルガオンから南西に広がる「ニムラナ」「ギロット」。ここにはメーカーのダイキン工業、ユニチャーム等の工場の他、自動車の部品メーカー、豊田通商をはじめとした物流の拠点もあり、活発な動きを見せている。

 グルガオンは、首都圏とこの産業地域一帯を結ぶ重要な場所だ。言い換えれば、グルガオンに拠点を置くことで、そこに集積する企業との連携や巨大な市場である首都圏へのアプローチがしやすい、ということだ。さらに、グルガオンから南西に広がる日本専用工業団地との連携がしやすいという利点もある。

デリー近郊地図:JETRO webサイトより作成

グルガオンを起点にした新ビジネス創生が、街に活気をもたらす

 数々のユニコーン企業(企業価値10億ドル以上のスタートアップ企業)もここで誕生している。例えば今年の春に日本進出した世界第2位のホテルチェーンのオヨホテルズ&ホームズ、フードデリバリーのゾマト、決済のモビクイックなどは、グルガオンで創業されたスタートアップだ。

 10年ごとに行われる国勢調査の最新版2011年によると、10年前と比較してグルガオンの人口は70%以上増加した。その後も急速な人口増加と経済発展が続いている。その社会変化を支える新しいしくみが必要となり、スタートアップが活躍できるビジネスチャンスが生まれたのだ。

 そしてグルガオンというひとつの都市がこれまで10社以上のユニコーンを輩出しているのは、日本全体のユニコーンは累計3社*という状況と比較すると、大成功といえよう。この成功事例は、さらに起業家たちを奮い立たせる好循環となっている。街が活気づかない訳がない。

テイクアウト・レストランの検索サイトとして立ち上げられた『ゾマト』は、ウーバーイーツのようにフードの配達も行う。インド都市部では、職場のランチや一般家庭での食事のデリバリーサービスの人気が上昇している。(写真:ゾマトのウェブサイトより)

 インドが東アジアや東南アジアと異なるのは、13億人以上の莫大な市場が背景にあり、一方で外資に対する市場開放も始まったばかりで、他国に比べて伸びしろがあるという点だ。そして、そのインドの兆しを体感するために最初に訪問するエリアとして、変化に沸くグルガオンはおすすめだ。

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