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知ってる?日本企業が続々と進出するインドの注目都市「グルガオン」「ノイダ」

2019.08.21

首都デリーの衛星都市は、インド都市部の「今」がわかる見本市

 インドといえば、沢木耕太郎著の『深夜特急』、スパイスカレー、ITと数学に長けたインド人。あるいは、ココイチやユニクロがインドに進出するニュースが気になっている方々に向けて、現在進行形のインドを身近に感じられる2つの街をご紹介。

 近郊都市を含むデリー首都圏エリアの人口は2850万人*、インド最大の都市圏を形成している。これは東京に次ぐ世界で2番目の規模になる

 首都圏の核となる首都デリーは、歴史と多様性そして混沌を内包する、13億7千万人*の一国を率いるグローバル都市だ。人口密度が高く、オフィスも住居も大規模な開発は難しく、交通渋滞や空気汚染も避けられないという都市機能がマックスの状況だ。

 一方で、デリーの東西に広がる『グルガオン』と『ノイダ』は、首都の衛星都市として住居やオフィス機能を拡大している。さらにそれぞれの都市は、州政府や民間企業と連携して地域の独自性を打ち出しながら、大規模開発を推進中だ。

デリーの衛星都市グルガオンは、日本企業の進出ナンバーワン都市

 最初に、デリーの西側に隣接する『グルガオン』を紹介する。正式名は『グルグラム』だが、旧名のグルガオンと呼ばれることが多い。デリーとは異なるハリヤナ州に属する。

 グルガオンの面積は東京の港区とほぼ同じ1,253㎢。人口は約150万人**で、100万都市が50以上あるインドでは決して人口が多いとは言えない。利点として、デリー中心から30kmの距離で地下鉄でもアクセスできる便利な場所にあり、国際空港も近く、近代的な都市開発が進み職住のインフラが整うなどの理由で、外資系企業の拠点として人気だ。

 注目したいのは、ここには日系企業の拠点が450以上ある事実だ。*** インドの都市の中で最も日系企業の拠点が多い都市だ。例えばパナソニック、オムロン、ダイキン工業、ユニチャームなどの製造業系が目立つ。その他、物流、建設、サービス、金融、食品、飲食、交通など多岐にわたる分野の企業が進出している。

グルガオンの都市開発は、グローバル企業を魅了中

 グルガオンの中心部では、先進的な高層ビル群、整備されたビジネスや商業区画、近代的など、いわゆる経済発展する都市の象徴的な光景が目に入る。荒れた農業地区をビジネスの集積地区へと過去20年間で急速に展開されたこれらの都市開発は、政府の計画ではなく企業の投資と主導によるものが大きいという。

 例えば地元デベロッパーのDLFは、東京ドームの約26倍の120万㎡以上の敷地にビジネス・商業区画『サイバーシティ』を開発した。デリー首都圏で最も広いこの開発区画は世界のトップ企業が入居する、最新のビル設備が整っている。

 実際にこのサイバーシティを訪れると、そこにいる誰からも満ちあふれる自信を感じることができる。今のインドの経済をリードし、消費の先端を行く人々が集まる場所だ。

DLFサイバー・シティ、グルガオン。買い物や食事のできる場所も充実している。 (写真:グルガオン地区のウェブサイトより)

世界で初めて民間企業だけで完成した、グルガオンの地下鉄「Rapid Metro」の様子。一部の駅は地上に設置されている。(写真:Rapid Metroのウェブサイトより)

* World's Cities in 2018
https://www.un.org/en/events/citiesday/assets/pdf/the_worlds_cities_in_2018_data_booklet.pdf
** グルガオン (グルグラム)のウェブサイト https://gurugram.gov.in/
***インド進出日系企業リスト(在インド日本大使館・ジェトロによる2018年10月時点の情報)

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