意外と便利！Gmailに予約送信機能があるって知ってた？

2019.08.02

メールを時間指定して送信したいと思ったことはありませんか？
実はGoogleのGmailでは2019年4月から「予約送信」といって、指定した時間にメールを送ることができるようになったんです！　今回はそんなGmailの予約送信について、紹介していきます。

かんたんにできる！Gmailの予約送信の設定方法

それでは早速、Gmailを使って予約送信の設定方法を見ていきましょう！
大前提として、Gmailを利用するにはGoogleアカウントを持っている必要があります。Googleアカウントが無い人は、まずGoogleのアカウント登録を行いましょう。

1.Gmailを開き、メールを作成します。
2.「送信」の隣にある矢印のマークをクリックします。
3.「送信日時を指定」をクリックします。

4.送信日時の設定をすれば完了です！

※設定が完了すると画面左下に以下のようなポップアップが表示されます。

なお送信予約済みのメールを変更・削除したい場合は、画面左側の「予定」から確認できます。

続いてスマホを使った、Gmailの予約送信設定方法を紹介します。Androidスマホの場合は、Gmailのアプリが最初からインストールされているケースが多いですが、iPhoneの場合はApp Storeからインストールする必要があります。

1.Gmailアプリを立ち上げ、メールを作成します。
2.画面右上の「…（縦）」をタップします。
3.「送信日時を指定」をタップします。
4.送信日時を設定して完了です！

なおPCと同じく、設定が完了すると数秒間だけポップアップが表示されます。

1.Gmailアプリを立ち上げ、メールを作成します。
2.画面右上の「…」をタップします。
3.「送信日時を指定」をタップします。
4.送信日時を設定して完了です！

Gmailの予約送信は無料で利用できます。
ただしGmailの無料で利用できる容量は15GBです。15GBを越えると新たにメールを受け取れなくなるので、メールを整理するか月額課金して、利用できる容量を増やしましょう。

2019年7月現在。Gmailでは予約送信はできるものの、自動定期送信はできません。しかし「Google Apps Script」などを利用することによって、定期送信ができる可能性があるようです。

先述したとおり、Gmailに予約送信機能が実装されたのは、2019年4月でした。では、それ以前のGmailでは予約送信ができなかったのでしょうか？
この項目ではGmailに予約送信が正式に実装される以前に、Gmailで予約送信を可能としていた方法を紹介していきます。

「Boomerang for Gmail」は、2019年7月末現在、73万5950もの企業が利用している拡張機能（アドオン）です。
※対応ブラウザは「Safari」、「Firefox」、「Chrome」など。

「Boomerang for Gmail」は予約送信だけでなく、リマインダもできます。受信メールを未読状態にできたり、お気に入りフォルダに移せたり、アーカイブしておくこともできます。基本無料で利用できますが、有料プランもあります。

「Right Inbox for Gmail」は2019年7月末現在、16万人以上が利用している、Chromeの拡張機能です。

「Right inbox for Gmail」は予約送信のほか、「Remind Me」と「Recurring」という機能があります。「Remind Me」は予約送信設定した時間の直前に、ユーザーへ通知する機能です。「Recurring」は定期送信のような役割をもつ機能です。

基本無料ですが、1日に10通以上、予約送信機能を利用したい場合は、有料会員になる必要があります。

※データは2019年7月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文／高沢タケル