選び方と買える場所はコチラ
岐阜和傘が買えるのは、「長良川手しごと町家CASA(カーサ)」1軒のみ。鵜飼観覧船乗り場も近く、町並み散策も楽しいところです。和傘がすてきなのは、使う人だけでなく、見る人の目も楽しませてくれること。「長良川手しごと町家」周辺で、和傘を粋に使う人を見かけました。
お店の方は、以下のように話します。
「今、和傘の重要部品である『傘骨』と『ろくろ』の職人は、それぞれ全国に1名、3名だけ。全員岐阜にいらっしゃいます。後継者育成ができなければ、日本中の産地や、伝統文化などが立ち行かなくなってしまいます。そんな危機感と使命を感じながら、岐阜和傘の再生と後継者育成に取り組みはじめています。10月から、クラウドファンディングもスタートします!」
使ってよし、眺めてよしの美しい手仕事の逸品。岐阜和傘の柄は多種多様で、選び方はあなた次第です。一生モノ! とまではいかないかもしれませんが長くつき合いたい和傘をお手元にぜひ。
(DATA)
長良川てしごと町家CASA
https://www.teshigoto.casa/
取材・文/木村悦子