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令和時代の東京の「夏」は昭和、平成より50日も長くなるらしい

2019.08.02

東京も梅雨が明け、いよいよ本格的に暑い夏が始まった。

カンカン照りの強い日差しを浴びていると、「昔はこんなに暑かったっけ……?」と思ってしまうものだが、実際に多くの人が「酷暑」を感じているという事実が今回、東京生まれ・東京育ちの男女500人を対象にしたアンケート調査によって明らかになった。

東京の夏の暑さは「耐えられないくらいの暑さ」「命の危険を感じる暑さ」

東京生まれ・東京育ちの人は、東京の夏はどれくらい暑いと感じているのだろうか。

「あなたは、最近の東京の夏の暑さについて、どのように感じているか」と尋ねる調査が行われたところ、約4割(43.6%)が「耐えられないくらいの暑さ」、約2割(21.6%)が「命の危険を感じる暑さ」と回答した(図1)。

この2つを合わせた6割以上(65.2%)の人が、最近の東京の夏を“普通の暑さではない”と感じているといえる。

また意外なことに、男性よりも女性の方が「耐えられないくらいの暑さ」「命の危険を感じる暑さ」を感じている割合が高く、東京の夏は特に女性にとって厳しい季節と言えそうだ。

それでは、東京の夏の気温は実際に上がっているのだろうか。東京の夏日(日最高気温が25℃以上)、真夏日(日最高気温が30℃以上)、猛暑日(日最高気温が35℃以上)、熱帯夜*1(日最低気温が25℃以上)の日数の経年変化を見ると、いずれも右肩上がりで、東京は過去に経験したことのない夏の暑さを今なお更新し続けていることが見て取れる(図2)。

*1 熱帯夜は、通常は夜間の最低気温が25℃以上を指すが、ここでは日最低気温が25℃以上の日が便宜的に熱帯夜と定義され集計されている。

東京の夏が暑いのは「湿度(しつど)が高いから」が最多(70.6%)

最近の東京の夏の気温が高いことは事実だが、暑く感じるのは気温が高いからだけなのだろうか。

「あなたは、最近の東京の夏が暑いのはなぜだと思うか」と尋ねる調査が行われたところ、最も多かったのは「湿度(しつど)が高いから」(70.6%)で、「気温が高いから」(68.2%)を上回る結果となった(図3)。

そこで、東京の夏(8月)の平均相対湿度(しつど)の推移を見ると、昭和25年(1950年)から減少~横ばいで推移していたが、平成19年(2007年)頃からは上昇に転じている(図4)。

つまり、最近の東京の夏の暑さは、温度の上昇に加えて、この湿度(しつど)の上昇が関係しているものと推測される。東京生まれ・東京育ちの人たちは、東京の夏の湿度(しつど)の高さを敏感に感じ取っていると言えそうだ。

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