定年後に理想とする海外旅行のペース、定年前の人は「年1回or2回」で6割超えの一方で、定年後の人の35%以上が「年1回未満」
全回答者を対象に、「定年後、どれくらいのペースで海外旅行をしているか(したいか)」という質問が投げかけられたところ、定年前の人で「年1回」と答えたのが35.0%、「年2回」が27.2%となっており、6割以上を占めた。
一方で、定年後も「年1回あるいは2回」が最も多かったものの、「年1回未満」も35.4%、うち16.2%の人は1回も海外旅行に行っていないことが明らかに。定年後の貯蓄額に不安を抱いている人が大多数だったが、実態は予想よりも更に厳しいものとなっているようだ。
「定年後の再雇用」に関する意見
・長年培ったスキルや人脈を活かして、楽しく働けるような雇用先は少ない。いきなり年金のために収入減と言われても、やることは同じなのにバカにするなといいたい。(60代・女性)
・収入が安定していて、しっかり年金が支給されるのであれば良いが、現状では不安が勝ってしまいます。(50代・男性)
・定年後の再雇用は職種が限られているし、周りに迷惑を掛けずに仕事をする自信が今の段階で無い。体力的にも、頭の回転も悪くなるだろうし、耳も遠くなる、目も悪くなり、働く体力も無いかも、病気になるかもしれない。とっさの判断は出来なくなると思われるとネガティブに考えてしまう。(40代・男性)
・厳しいようだけど、個人の資質の問題だと思う。70過ぎても求められる人もいれば、50前でも辞めてくれないかなという人もいる。定年の定義自体が意味を成さない時代。能力主義、実力主義を実感している。(40代・女性)
・定年後に普通の生活ができるように年金があるのに、年金だけでは生活できないような状況はおかしい。定年後の再雇用云々の前に、年金を溶かした奴らを処罰するなりした上で、政策をしっかりして欲しい。(50代・男性)
・若者の機会損失、収入抑制に繋がらないようにして欲しい。(30代・女性)
■調査概要
調査タイトル:「定年後の再雇用」に関するアンケート
調査対象:20代~70代の男女1,076名
調査期間:2019年6月27日~6月30日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社エアトリ
出典元:株式会社エアトリ
構成/こじへい