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PCやスマホの音楽を高音質で楽しめる「USB-DAC」の基礎知識

2019.07.25

PCやスマホで手軽に音楽を聞けるが、音楽再生を専門とした機器でないと音質には限界がある。しかし「DAC」という装置なら、PCやスマホの音源を高音質で再生できるようになる。では、そもそもDACとは何なのか? この記事では、DACの基礎知識とUSB-DACの選び方を解説する。

ハイレゾ音源を楽しめるDACとは、どんなものなのか?

DACとは、デジタル信号をアナログ信号に変換する装置を指す。「Digital to Analog Converter」の略で、D/Aコンバーターと表記されることもある。

基本的に再生するスピーカーはアナログ機器のため、CDのようなデジタル音源を聞くにはアナログへの変換が必要になる。この再生時における「デジタル→アナログ」変換をするのがDACで、CDプレーヤーなどには標準で組み込まれている。

【参考】プロ機出身のパワフルな低域と繊細な高域を両立したMYTEKのDACプリアンプ「Manhattan DACII」の実力検証

DACにはUSB接続型の製品もある

PCにもDACは内蔵されているが、PCは音楽再生専用機器ではないモデルがほとんどなので、音質に限界がある。そこで活躍するのがUSB-DACだ。これを使えばPC内の音楽も、高音質で楽しめるようになる。

PCとDACだけでは、音楽が聞けないデメリットも

メリットだらけに思えるUSB-DACだが、これとPCだけで音楽が聞けるわけではない。再生ソフトが重要になるのだ。もちろん、Media PlayerといったOS標準の音楽再生ソフトやiTunesでも再生はできるが、ハイレゾ音楽を再生するなら有料ソフトが必要になることもある。

たとえ無料ソフトの場合でも設定が難しかったり、専用ドライバーのインストールを求められたりすることもある。

さらに、据え置き型のDACはサイズが大きくなりがち。また、バッテリー内蔵型でなければ電源も必要となる。

AmazonなどでUSB-DACを買うならどこをチェックしたらいい?

USB-DACを買う時は、まず対応ファイル形式と対応ビットレートを確認しておこう。これは、どこまで高音質で聞けるかに影響する重要なポイントだ。

具体的な数値は、24bit/96kHz以上対応ならハイレゾ音源を楽しめる。理想は24bit/192kHz以上だ。さらに「DSD」音源を楽しみたい場合は、PCM方式だけでなくDSD方式対応かもチェックしたい。DSDの場合は標準が2.8MHzで、5.6MHz以上あるものが望ましい。

この「PCM」や「DSD」などは、アナログ信号をデジタルデータに変換する方式のひとつだ。一度に覚えるのは難しいので、とりあえず「PCMで24bit/96kHz (できれば24bit/192kHz)以上」「DSDで 5.6MHz以上」対応と覚えておこう。

ほかにも接続端子の種類、ポータブルか据え置き型かなど、自分のスタイルに合わせて選ぶ項目もある。

実際にAmazonで購入できる、おすすめのモデルをいくつか紹介しよう。

Creative Sound Blaster Play! 3

Amazon販売価格1710円。WindowsとMacに対応。イヤホンやアンプ付きスピーカーが接続でき、マイク入力もできる。PCMのみ。価格は安いが、最大24bit/96kHzまで対応。サイズ感は、USBよりやや大きめだ。

【参考】Creative Sound Blaster Play! 3

M-Audio USB-DAC Micro DAC 24/192

Amazon販売価格9774円。PCMのみ。最高24bit/192kHzのハイレゾ音源が楽しめる。2端子のどちらにもヘッドホンを接続できるので、2人で一緒に聞けるのもウリ。Windows、Mac、iOSに接続可能だ。サイズはUSBメモリーと同程度。

【参考】M-Audio USB-DAC Micro DAC 24/192

プリンストン PAV-HADSD

Amazon販売価格は1万4900円。PCMは32bit/384kHzまで、DSD 5は.6MHzまで対応。DSDが再生できるUSB-DACでは、もっとも安価な機種の1つだ。iPhoneやAndroidとも接続できる。USB接続ケーブル、ハイレゾ再生アプ類が別途必要。DSDを安価に再生したい人におすすめ。

【参考】プリンストン PAV-HADSD

早くも今年のDACベストバイ候補!MQAフルデコードに対応したMYTEK「Brooklyn DAC+」

ヘッドホンならOK! DACに内蔵されているアンプの種類

ヘッドホンやスピーカーで音楽を聞くには、再生機器の他にアンプが必要になる。スピーカーを鳴らすためのアンプはUSB-DACに内蔵されていないことが多い一方で、ヘッドホンを鳴らすためのアンプはほとんど内蔵されている。選ぶ時には、このあたりも注意しよう。

ADCという表記の意味は? DACとは何が違うの?

DACのほかに「ADC(A/D)」という表記もある。これはアナログ→デジタル変換することを指す。再生時にはあまり関係がないので、ここでは無視していい。

USB-DACはどう使えばいいの?使い方を教えます!

ここからは、USB-DACの使い方を簡単に解説する。

CASE1:DACとPCを接続する

DACは[PC]-[DAC]-[ヘッドホン]の順に接続する。USBタイプのものでも、接続ケーブルは別売りになっているケースがあるので注意したい。

CASE2:USB-DACとアンプを接続する

スピーカーから音を出したい時は別途、アンプが必要だ。その場合は[PC]-[DAC]-[アンプ]-[スピーカー]の順に接続すれば使える。

CASE3:USB-DACをスマホに繋ぐ

スマホ対応のUSB-DACや変換ケーブルを使えば、スマホの音楽もより高音質に楽しめる。iOSかAndroidかで必要なケーブルが変わってくるので、DACを買う時に確認しよう。

ウォークマンをスマホに接続するとUSB-DAC代わりになる!?

NW-ZX300シリーズ

ソニーから販売されいてる「NW-ZX300/A40」シリーズのウォークマンは、USB-DACとしても使えることをご存知だろうか? PCはもちろん、スマホにも接続できるすぐれものだ。ZX300の機能「USB-DAC」をスマホに接続してみる

ZX300をスマホにつなぐ要領は、ほかのUSB-DACと変わらない。ただし、接続にはウォークマン付属のケーブルとスマホを繋ぐための変換ケーブルが必要になる。この手間を考えると、素直にウォークマンで聞いたほうが圧倒的にラクだ。スマホにしか入っていない音楽を高音質で聞きたい時などの事情がある時に、USB-DAC代わりにするのが最適な使い方と言えるだろう。

【参考】プリアンプ、アンプ、DAC、ストリーマーを1台に集約!デビアレのコンパクトオーディオシステム「EXPERT PRO」

音楽をより良い音質で聞こうと臨めば、機器の価格も高くなる。とりあえず「DACを通したらどれくらい音質が変わるの?」を知りたいなら、この記事を参考に、ハイレゾ音源が聞ける安価なものを試してみよう。そして、違いに納得できたら、上位モデルに買い換えてみてはいかがだろうか?

文/ねこリセット

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