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【仕事の裏側】ドン・キホーテ店長・村越大輔さん「自分を試すために一番辛い部署を希望しました」

2019.07.29

自分が選んだ商品が、目の前で売れていくやりがい

ドン・キホーテは、商品の仕入れから販売、アルバイトスタッフの採用など、店舗の運営に関わるほぼ全ての権限が店長にあります。だからこそ、色んなことにチャレンジができます。価格設定も店舗ごとに異なります。お取引先様とのやり取りの中でも、店舗ごとのキャンペーンに合わせて特別仕入れ価格を設定していただくこともあります。もちろん、長きに渡りお付き合いをしていきたいお取引先様ですので、自分だけが得をするようなことはしません。お取引先様が販売強化したいものがあるときは、頑張って売り場を作って売ったりと、WinWinな関係です。それを踏まえ、自分が選んだ商品が、次から次へと売れていく様を目の当たりにするのは、やりがいを感じます。会社から権限を委譲されていることに対して感謝の気持ちもあります。入社したての社員たちにも、この”売る楽しさ”を味わってほしいですね。

ちなみに、私が仕入れた商品の中で、大当たりしたのが、不二家の「スキッピー」というチョコレート菓子(現在は販売終了)。アルバイトの子から教えてもらって食べてみると、美味しい。「これ売ろうよ!」と、すぐ仕入れを決めました。みんなでアイディアを出し合い、一番目立つ売場に山盛りにして陳列しました。POPライターさんは、「村越さんのイラストを描いて、試食コメントを載せよう」と、私の似顔絵つきPOPを作ってくれました。色々な人の協力のもと、月1300個以上売りあげる大ヒット商品となりました。

夏まつりをイメージした新宿店の店内演出もスタッフのアイディア

もちろん、失敗もあります。水10ケースを、間違えて100ケース発注してしまったことがあります。近くの店舗にお願いし、売ってもらったりして、なんとか全て売り切ることができました。逆に、発注を忘れたことも。週末分の発注が出来ず、在庫のある店舗に片っ端から電話をして、商品をゆずってもらうため、何店舗も回るなど、近隣の店舗スタッフにも助けてもらいました。

通勤に片道2時間かかっても、異動するたびついてきてくれるスタッフも

店舗には、掃除、配送手続き、接客、ラッピングなど、店舗内の様々な業務をカバーする仕事を担う業務サポートスタッフがいます。私が浅草店で店長していた頃、そのスタッフが、他のスタッフから、何でも屋さんかのように扱われることがありました。例えば、自分で処理できる範囲のことであっても、わざわざインカムで業務サポートスタッフを呼んで任せたり。それを見て、「自分の売り場のことは、今後一切業務サポートスタッフに押し付けるな!」と、店長に着任して以来、初めて怒りました。その時業務サポートスタッフとして働いていたアルバイトの一人は、その後も、私が異動するたびに、ついてきてくれるんです。通勤に片道2時間かかる店舗もありました。一緒に働くのは、新宿店で4店舗目です。今では、社員が持つ権限と、店長が持つ権限の一部を、彼(林さん)にも与えています。

(林さん)「私は、村越さんの人間性が好きなんです。やりたいことをやらせてくれるだけでなく、何かあった時には、店長として責任を取ってくださる。学ぶことも多く、私にとってプラスになることばかりです。以前、店舗で起こったトラブル対応に時間がかかり、終電がなくなってしまったことがありました。村越さんは、私の終電時間を気にして、わざわざ車で自宅まで送ってくれました。もしも村越さんが地方に異動になっても、海外に異動になっても、住む家さえあれば、ついていきます(笑)。」

やはり、企業が大きく成長していくと仕方がないことですが、プロセスよりも数値や事象でしか物事が捉えられていない部分もあります。「とにかく出世したい!」という気持ちはありませんが、現場スタッフの声を届けられる位置にかけあがって、現場でみんなが感じていることを反映させていきたいです。仕事する以上、楽しみたい。辛いからこそ、楽しみたい。だから、自分が一番楽しむようにしています。今後も、求められれば、何でもやります。

【取材協力】
ドン・キホーテ新宿店 店長
村越 大輔さん

文/岡のぞみ
ライター/広報。営業、留学カウンセラー、広報の仕事を経て会社員10年目に独立。横浜、湘南を拠点に活動。
http://www.tsunagalo.com

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