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Gカップアイドル忍野さらイチ押しの〝ゴムじゃない〟コンドームの正体

2019.07.21

忍野さらが宣伝大使に任命された“サガミオリジナル002”とは?

ではここで、相模ゴム工業のコンドームの歴史をさらっと振り返ってみたい。

「サガミオリジナル」は日本初のポリウレタン製コンドームとして、1998年に発売。その7年後の2005年に、世界初の0.02mm台の薄さを実現した「サガミオリジナル002」が発売された。

その後も「サガミオリジナル」は様々な改良と進化を遂げ、2013年には0.01mm台の皮膜を実現した「サガミオリジナル001」も発売している。

今回、忍野さらさんが宣伝大使を務めている、「サガミオリジナル002」のキャッチフレーズは「ゴムじゃないコンドーム」というものだが、「ゴムじゃないコンドーム」とはいったいどうゆう製品なのか? 相模ゴム工業の山下さんに詳しく聞いてみた。

「ゴムじゃないコンドーム」とは?

相模ゴム工業株式会社 ヘルスケア営業本部 営業企画室 室長 山下博司さん

山下さん「サガミオリジナル002には、通常のコンドームとは異なる“ポリウレタン”という素材が使われています」

編集部「それはどういった素材なのでしょうか?」

山下さん「ポリウレタン素材は、医療分野でも利用されており、“生体適合性”が高い素材です。わかりやすくいえば人の体に優しい素材なんです。ゴムではないためゴムアレルギーの人でも利用できますし、ゴムの臭いが苦手な方にもおすすめです」

編集部「確かに、開封してもゴム特有の臭いがしませんよね」

山下さん「はい。また、ポリウレタンは熱伝導性に優れた素材ですので、体のぬくもりをパートナーに伝えやすいんです。そのため挿入時のひんやり感が少ないです」

編集部「なるほど……ちなみにポリウレタン製のコンドームを作る上で一番苦労したことって何ですか?」

山下さん「そうですね……やはり“薄く”する技術でしょうか。1998年に発売したサガミオリジナルは0.03mm台でした。その後改良に改良を重ねて、7年後の2005年に0.02mm台のサガミオリジナル002を発売しました。さらに8年後の2013年、薄さ0.01mm台のサガミオリジナル001を発売しました。つまり0.01mm薄くするのに約7年~8年の開発期間がかかるわけです」

編集部「0.01mm薄くするのに大変な苦労があるのがわかりました。そこには相模ゴム工業の技術の粋が詰まっているんですね」

山下さん「そうですね。来年は東京で大きなイベントがありますし、サガミオリジナルを世界中の方に使っていただいて“日本の技術力の高さ”を知ってもらいたいですね」

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