会議室やオフィスでも!ビジネスパーソンにおすすめのトレーニングはコチラ
――筋トレをしている人は肩コリがないと聞いたことがあるのですが、ヤバ子先生は実際いかがですか?
ヤバ子:僕もパソコンの前から動かない仕事ですので、肩はコリますよ。でも、筋トレの中でも、僧帽筋という方の筋肉を動かす『シュラッグ』という種目を行うと楽になります。
肩が張ってたり、重かったからといって、動かさないと余計にコリがひどくなる。筋トレは狙った筋肉の血流をよくできますので、継続して行えば、コリも改善していくと思います。
――ほかにも、コリやだるさに効くトレーニングやストレッチはありますか?
肩回りであれば、「ラットプルダウン」という種目がいいと思います。
ジムでは器具を使って重りをつけた状態で行うのですが、動きを行うだけでも効果があります。PC作業で固まりがちな肩甲骨周りを動かすトレーニングです。
両腕を上げて、肩幅より少し広いくらいに広げます。タオルを持って行うとよりイメージしやすいです。
上げた状態から、肘を下へ向けて曲げていきます。腕を下げるのではなく、背中の筋肉を寄せるイメージをもつとよいです。あごを少し上げ、目線はやや上に向けて、タオルをあごの下までもっていきます。背中を丸めないように注意してください。スピードはゆっくりでOKで、まずはしっかり肩甲骨を動かす感覚をつかんでください。
他にもオフィスでできそうなトレーニングが、『アイソメトリックス』です。皆さんがイメージするいわゆるストレッチなのですね。専門的には静的ストレッチと呼びます。
肘をはった状態で胸の前で手を合わせて、ぐっと力を籠めます。これだけで大胸筋のトレーニングになりますよ。力を込めたまま、7秒間くらい静止、これを3セット行えば、じんわり汗をかくぐらいのトレーニングになります。
背中の場合は、片方の手を上、もう片方を下向きにして、指をひっかけるようにして握り、引っ張り合ってください。これも7秒間を3セット。これぐらいなら、仕事の合間にできると思います。