2020年までに、ビッグ3合わせて500㎏が目標
――逆にフィットネスブームでジムが混んでたりしないんですか?
ヤバ子:人が増えるのは嬉しいことなんですが、実際それはありますね(笑) マンガの話の中にも、ベンチプレスの器具も、スクワットの場所も埋まっていて、しかたなく違うマシンを使う話があるのですが、これ、実は僕の実体験なんです。
マンガと同じように仕方なくチェストプレスマシンというマシンを使いました、マシンももちろん、狙った筋肉にピンポイントに効果があったり、ケガをしにくかったりとメリットはたくさんあるんですが、なんでしょう、「ステーキを食べる予定が焼き肉になった」みたいな。なんとも言えない微妙な気持ちになるんですよね。僕は…
――それは、ジムに通う人あるあるですかね(笑) 比較的空いているアイドルタイムはないんですか?
ヤバ子:場所にもよると思いますが、21:00過ぎくらいが比較的空いていると思います。今は24時間営業のジムも増えてきて、好きな時に行けるのもメリットですね。ただ、最初のうちは正しいフォームを覚えることが大事ですので、トレーナーがいるジムに行くのがオススメです。フォームが正しければ、ケガやスジを痛めることも少ないですし、なにより鍛えたい箇所にしっかり効かせることができますから。
――それにしても、すごい二の腕ですね。先生は実際「ダンベル何キロ持てる?」
笑。真面目に答えると、種目毎に重さが変わりますね。いわゆる、腕だけでダンベルを持つ「アームカール」ですと、20㎏でトレーニングしています。ザ・ジムトレの「ベンチプレス」だと、105㎏ですね。今、150㎏を目標にしています。2020年までに、ビッグ3と呼ばれる種目「ベンチプレス」「スクワット」「デッドリフト」あわせて、500㎏でトレーニングできるようになるというのが、目下の目標です。
――すごすぎて、イメージできない。5年でベンチプレス100㎏上げられるようになるんですか?
僕の場合は、学生時代はラグビーをしていましたし、現在も総合格闘技を習っていますので、基礎の筋肉はあったと思います。ただ、どなたでも目指せると思いますよ。続けるポイントは、短期の目標を立てることです。3か月後に、5kg痩せる。100㎏のダンベルをもってフルスクワットできるようになる、とか。1年スパンだと、長すぎてモチベーションが持続しないので、短期目標を置くことで、継続しやすくなると思います。