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多忙を極めるビジネスパーソンにおすすめしたい美食の街「サン・セバスチャン」の旅

2019.06.30

スペインのバスク地方、フランスとの国境沿いにある「サン・セバスティアン」という街をご存知だろうか。筆者が初めてスペイン旅行を計画していた際、筆者と主人、それぞれの友人や上司から(いずれも30~40代男性)「絶対にサン・セバスティアンに行け」とアドバイスされた。

人口18万人の小さな街でありながらも、三ツ星レストランを複数擁し、気軽に楽しめるピンチョスを始めとするグルメに定評がある。

ここは、世界中から美味しいお酒と食事を求めて訪れる「美食の街」であるのだ。実際に訪れてみて、毎日が感激の連続であった。サン・セバスティアンが、なぜできるビジネスパーソンにおすすめなのかという点も含めて、美食の街をご紹介したい。

穏やかで、治安が良い

最初にこちらを強調しておきたい。とにかく、サン・セバスティアンに流れる空気は穏やかで、歩いている人たちも皆リラックスした雰囲気である。バル(居酒屋)で出会う観光客とはすぐにフレンドリーに打ち解けられるし、人も大都市に比べると少ない。リラックスして街を歩けるということは本当にストレスフリーである。

もちろん、貴重品の管理や夜遅くに出歩かないなど、気を付けなければならないことは全世界共通ではあるが、大都市に比べて落ち着いており、心身共にリフレッシュできる街であるということを先にご紹介しておきたい。

バル巡りこそがこの街の醍醐味!

サン・セバスティアンに来たら絶対にやるべきことと言えばバル(居酒屋)巡りである。ここでは「ピンチョス」と呼ばれる、小さくスライスされたパン(大体がバゲット)の上に食材が乗せられた料理が有名である。

一つが2ユーロ程度から手頃に楽しめるものが多い。ただし、このパンの上に乗せる食べ物の種類や組み合わせは無限にあり、各バルで趣向が凝らされている。

また、パンを主体としたピンチョスだけではなく、タコのグリルや、野菜をフライにしたもの、クリーム系のものなど、少量で様々なグルメを体感することが出来る。

ピンチョスは時に芸術品のように美しく、何を食べようか目移りしてしまう。人によっては、一日に10軒ほどのバルを巡る強者もいる。少し食べて飲んで、長居せずに次の店にどんどん行くというスタイルが基本。筆者お勧めのバル2店舗をご紹介したい。

1.BAR SPORT

旧市街の、バルがひしめくエリアにある。店名の通り、店内ではスポーツ中継が画面に映し出されている。筆者はここでフランス人観光客と、日本のラグビーワールドカップの話で意気投合し、様々な話に花が咲き楽しい時間を過ごせた。(非常にアットホームな雰囲気)

肝心の食事に入る。名物のフォアグラのピンチョスが美味。噛む程に凝縮された旨味が口の中に溢れ出る。フォアグラなので少々脂っこいが、粗塩がアクセントとなり味を引き締めてくれる。

続いては雲丹のクリーム。非常に舌触りが滑らかで雲丹の旨味を感じる濃厚な味わい。イクラが乗っているのも嬉しい。スペインのフルボディの赤ワインにしっかりと合う。

こちらはクレープのカニクリーム詰め。BAR SPORTでは小さなパンの上に食べ物が乗ったピンチョスも美味しいが、クリーム系や野菜のフライなどの温かいピンチョスを楽しむのが特にお勧めだ。

日本語メニューがあるのも心強い。気さくな店員さんは片言の日本語で会話をしてくれる。

テーブルの数は少ないので、基本的に立ち飲みスタイルとなる。

Bar Sport
Fermin Calbeton, 10, 20003 San Sebastian-Donostia, Spain
(+34)943 42 68 88

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