それぞれのカテゴリーではトップクラスのクオリティー
シボレー『カマロ』
[運転性能]4気筒2.0LターボエンジンはアイドリングからV8のような野太いサウンドを生み出し、0→100km/hを6秒台で走り切る。18点
[居住性]スポーツクーペなので頭上の空間の余裕は少ない。後席はあくまで+2。このプライベート感が2ドアクーペの魅力。17点
[装備の充実度]安全性に配慮した設計やインフォテインメントシステムの充実は評価できるが、対外的な安全装備などは物足りない。16点
[デザイン]1960年代に登場し大人気になった初代のイメージを生かしたデザインを踏襲。現代の若者にも支持されるのも魅力。19点
[爽快感]スポーツクーペならではの包まれ感とボディー剛性が男心をくすぐる。コンバーチブル(615万6000円)も用意。19点
[評価点数]89点
ジープ『チェロキーリミテッド』
[運転性能]2Lターボエンジンは『カマロ』より280kg以上重いが0→100km/hを7秒台で引っぱる、まさにスポーツSUV。17点
[居住性]前席のホールド性が高く、疲れにくい。後席も足元のスペースは広く、頭上のスペースも十分余裕がある。19点
[装備の充実度]安全装備、機能装備、快適装備、オフロード装備など、最新のSUVにふさわしいレベルでドイツ車並みに充実している。19点
[デザイン]現行モデルがデビューした当時の、アバンギャルドなフロントフェイスを改良。ジープファミリーらしい精悍さが戻った。18点
[爽快感]『ミシュラン・プレマシィ3』を履いた足回りはオンロードでのコーナリングも難なくこなす。運転していて楽しいSUVだ。18点
[評価点数]91点
文/石川真禧照