甘酒には2種類あり、おすすめは米麹
甘酒には、お米/米麹/水を混ぜ合わせて発酵させる「米麹」から作る甘酒と、「酒粕」を水で溶かして砂糖で甘みをつける甘酒の2種類あります。
酒粕から作る甘酒は、アルコールや砂糖が含まれていますが、米麹で作る甘酒は、お米のでんぷん質が発酵してできるブドウ糖の自然な甘みがあり、アルコールが含まれていない清涼飲料水なので、米麹を使った甘酒がおすすめです。
米麹(国産米)で製造されている「麹だけでつくったあまさけ」
【出典】八海醸造
八海醸造 麹だけでつくったあまさけ 800円(税別)
砂糖を一切使わずに甘さを引き出すために、麹のでんぷんを糖化させた、雑味のないすっきりした味わいの甘酒です。冷やしても温めても美味しくいただけます。
本当に麹甘酒にトリプトファン、ビタミンB6が含まれているの?
【出典】八海醸造
八海醸造が第68回日本生物工学会大会で発表した、「麹甘酒に含まれる物質の網羅的同定」によると、キャピラリー電気泳動および高速液体クロマトグラフィー、質量分析器などの分析機器を用いて、甘酒に含まれる数百〜数千の物質を網羅的に検出するメタボローム解析を行った結果、麹から作る甘酒に353の物質を検出しました。ビタミンB群(B1/B2/B3/B5/B6/B7/B9)、必須アミノ酸(トリプトファンを含む全9種)、数種類のジペプチドやオリゴ糖、ビタミンEの7000倍の抗酸化能をもつと言われるエルゴチオネインも検出され、「飲む点滴」と呼ばれる所以が再確認されています。
「麹だけでつくったあまさけ」のそのほかの効果とは?
セロトニンの生合成に必要な必須アミノ酸(トリプトファン)やビタミンB6が含まれているのはもちろんのこと、八海醸造が行う研究において、麹甘酒の継続的な飲用で、健康成人において明かな便通改善効果があることがわかっており、一日当たり118gの麹甘酒の飲用は、特に安全性に問題がないことなどが示されています。
【参考】八海醸造株式会社 麹甘酒の継続的引用における安全性と便通改善効果
また、スポーツ選手の疲労回復効果を学会で発表したり、麹甘酒に大腸炎予防効果や関節痛緩和効果の可能性が期待されることが明らかとなっています。
【参考】八海醸造株式会社 麹甘酒の大腸炎予防・関節痛緩和効果について
八海醸造が行う研究開発において、「麹だけでつくったあまさけ」の機能性が今後も解明されていくことが期待されます。