DIME MAGAZINE
一度は結婚生活で失敗してしまったものの、今度こそ幸せな結婚をしたいというバツイチの方は多いはず。一方で、離婚歴や過去の嫌な思い出が足かせとなって、再婚に向けて動き出せないという方が多いのも事実。でも実は、国内で結婚しているカップルの4組に1組は再婚なのです。この記事では、バツイチの方が一歩踏み出すために、再婚を考える上で大切なことを紹介します。
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再婚したいけど、周りの目が気になる……国内の再婚率はどれくらい？
厚生労働省による『平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」』によると、全国の婚姻件数は2009年以降おおむね減少傾向にあり、再婚件数は近年26～7％と、ほぼ横ばいに。結婚しているカップルの4組に1組は再婚ということがわかります。
バツイチも再婚も、現代では珍しくありません。「バツイチだから……」という後ろ向きな気持ちを捨てることが、再婚に向けた第一歩です。
【参考】平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」（厚生労働省）
恋した相手がバツイチ子持ちだったら？付き合う前に準備したい心構え
バツイチ、再婚したい男性に朗報！ 離婚後5年以内に再婚できる男性は25％超
平成19～23年に離婚した人が離婚後5年以内（離婚した年次を含む）に再婚をした割合をみると、男性はどの年次も25％超。
これを離婚時の年齢階級別にみると、30歳代前半までに離婚した男性が離婚後5年以内に再婚をした割合は 35％超、30歳代後半で約3割、40歳代で約2割に及んでいます。
【参考】平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」（厚生労働省）
再婚したいと思ったら……出会いを増やすヒント
婚活、知人の紹介、昔からの友人などなど、初婚であろうと再婚であろうと出会いのパターンはそれほど変わりません。
ただ、再婚の場合は「いつ相手に自分の離婚歴を伝えるか」に悩む方が多いです。
バツイチであることに気負う必要はありませんが、相手になるべく早い段階で伝えるのがベストでしょう。
そういった意味で、離婚経験者・再婚希望者向けの婚活パーティーや、結婚相談所、再婚専用の婚活サイトはおすすめ。自分の離婚歴を理解した方と出会うことができます。
【参考】再婚専門結婚相談所アイリマリッジ
再婚を考える上で大切なこと
初婚に比べると、再婚はハードルが高いイメージがありますが、「どうせバツイチだから……」という卑屈な気持ちになるのはやめましょう。新しい人生を楽しもう！と気持ちを切り替えることが大切です。
もちろん、自分磨きや、結婚相手に求めるものを明確にするなど、婚活における基本的な部分も手を抜かないようにしましょう。
結婚相手に求めるポイントとして一般的なものは、経済状況、社会的地位、ルックス、性格、子供がいる場合は「自分の子供に愛情を注いでくれそうか」など。中でも特に重視したいのは「価値観」です。
経済力があっても、ルックスがよくても、価値観が合わないカップルが円満な結婚生活を送るのはとても大変です。フィーリングは大切にしましょう。
離婚経験も貴重な財産！ 離婚した原因を見つめ直す
過去の結婚経験も、再婚後の夫婦生活を円満に過ごすための貴重な財産。前回の結婚でなぜ離婚してしまったのか思い出して、次なる結婚生活に活かしましょう。
「価値観が違った」と一言で片づけるのではなく、思いやりのない発言をしていなかったか、相手に自分の意見を押しつけていなかったかなど、前の結婚生活における改善点を探します。
また、「結婚はこうあるべき」という考えは捨てて、相手を尊重することが大切です。
子連れで再婚したい方が出会いを増やすには？
子持ちの再婚は考慮すべき点が多く、子供がいない場合よりもハードルが高くなります。
しかしバツイチ子持ちの方は、仕事・家事・子育てを両立し、結婚未経験の方と比べて結婚に対してガツガツしていない、器が大きいなどの理由で、モテるという説があります。
結婚相談所をはじめ、子持ちであることを理解してくれた方と出会える場で婚活をするのはおすすめ。「子連れOK」という条件設定で相手を探すことも可能です。経済状況や「子供に愛情を注いでくれるか」を踏まえて、良い相手を探しましょう。
良い相手が見つかったら、子供とパートナーをいつ会わせるべきか、子供に再婚の意思を伝えるベストタイミングは……など、お子さんの年齢を考慮して慎重に話を進める必要があります。
【参考】恋した相手がバツイチ子持ちだったら？付き合う前に準備したい心構え
今度は幸せになりたい！ バツイチの人が再婚したい理由は？
「バツイチだからこそ、次は幸せな結婚をしたい！」「やっぱり一人では寂しい」「老後のことを考えて」など、再婚したいと思う理由は人それぞれです。
また、良い相手と巡り合い自然と再婚したいと思った方や、相手から熱烈なアプローチを受けたという方もいます。
再婚したいシングルマザー／シングルファザーは多い？
子持ちの方は、「支えてくれる人が欲しい」という想いで再婚する方が多いです。それは経済面だけでなく、心の拠り所になってくれる人が欲しいという気持ちや、自分に万が一のことがあった時に子供を支えてほしいという気持ちもあります。
再婚したいなら「熟年再婚」がいい!? 40代50代60代の再婚
中高年の方は、子供の独り立ちや退職のタイミングに加え、体力の低下も重なり、寂しさを感じやすくなる年齢です。そのため、「残りの人生を充実したものにしたい」と、パートナーを探す方が多いようです。
中年～高齢者カップルによる「熟年再婚」は、うまくいくと言われています。
その理由は、子供が独り立ちしているため家族の理解を得やすい、人生経験が豊富なこともあり双方が自立して尊重し合えるなど。何よりも「癒し」を大切にし、相手に多くを求めないことも、うまくいく秘訣と言えるでしょう。
再婚したいのかわからない人は、焦らなくてOK
結婚なんてもう懲り懲り！と思っている方や、再婚したいのかどうか自分の気持ちがわからないという方は、無理に再婚を考える必要はないでしょう。
幸せになる方法は結婚だけではありません。何となくで再婚相手を探しても、うまくいかなかったり、再び結婚生活で失敗してしまう恐れがあります。
もし子供がいて、「子供の親を見つけたい」という気持ちがあったとしても焦りは禁物です。親の幸せを願わない子供はいないはず。子供を想う気持ちも大切ではありますが、同じように自分の幸せにも重きを置きましょう。
【参考】一人は寂しい…将来、結婚できるのか不安になる原因と不安を取り除く方法
文／bommiy
※データは2019年5月末時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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