「瓦割り」が月曜の憂鬱を解消する意外な理由とは？

ゴキ

グラ

ガシャン

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（この日、見学に来ていた高橋の家族）

高橋：いまのは、………成功？

川口：いや、台座のブロック叩いて全部横に倒れただけです。真ん中からずれてるどころか、瓦に当たってないっす。

高橋：…待ってください！ この落ちた瓦、上の4枚は割れてないのに、下の1枚のみが割れてますよ。これって、ジョジョの第1部でツェペリがカエルを叩いて「メメタァ」って言ったら下の石だけが割れた時と全く一緒ですよね。

川口：全く違いますね。地面に落ちたとき1枚割れただけです。

高橋：ちょっと待って！ 横の支えのブロックが割れてます！

川口：倒れて割れたんです。備品なんで結構痛いです。

高橋：あ、なんか、爽快感～

川口：この結果でよく爽快になれますね。でも僕も、稀に見る光景でした。

高橋：これこそが「彩り」なんですね。この結果を今度の月曜に記事にしたら、誰かがウケてくれるかもしれないと思うと、月曜が楽しみになってきますね。成功してたら、記事的には普通ですもんね。川口さんが仰っていた、人に話せる彩りってのは、こういうことなんだって、予期しない形で思った以上によくわかりました。今日は本当にありがとうございました！

【取材協力】
瓦割りカワラナ
http://kawarana.jp/
通常は土日祝日に営業しています。詳しくはHPをご覧ください。また、毎週火曜日には、刀を使って実際に巻き藁を斬る「居合抜刀カタナバ」も営業されています。
https://www.facebook.com/katanaba/
瓦割りカワラナでは、いろいろな人や会社などとのコラボを推進したいとのことですので、ご興味のある方は、まずは遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

【筆者プロフィール】
高橋晋平（たかはし・しんぺい）
株式会社ウサギ代表取締役、おもちゃクリエーター。あらゆるジャンルを「遊び化」することを考え、月曜日を楽しくする方法の研究もしている。最近開発に携わった商品に、皆の怒りのツボを当てるカードゲーム『アンガーマネジメントゲーム』や、相手を想い出したことを伝える鳩時計「OQTA HATO」など。新しい企画を“仕組み”で生み出すメモの技術を解説した書籍 『企画のメモ技』を2018年に出版。Twitter : https://twitter.com/simpeiidea

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