室内を明るく照らしてくれる蛍光灯は、現代の暮らしには必須となる電化製品の1つだ。そんな蛍光灯には寿命があり、定期的な交換がどうしても必要になる。この記事では、自力で交換する際の注意点や、安定器などのあつかいが難しいものを業者に頼むときにかかる費用を紹介する。
蛍光灯を交換する前に、種類を確認しよう
蛍光灯には種類がある。一般的に家で使われているものは、細長い直管型蛍光灯と、丸いい円型蛍光灯(もしくは丸型蛍光灯)だ。
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蛍光灯を交換するときは、サイズのチェックも必須
蛍光灯は形が違うだけでなく、それぞれサイズも異なる。棒状の直管型は、明るさで長さが決まっている。メーカーが違っても規格は統一されているので、購入時はまず長さをチェックしよう。
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家でもっともよく使われる円形の蛍光灯は、ワット数でサイズが変わる。また、接続する機器ごとに適合するしないがあるのでサイズ以外もチェックが必要だ。
【参考】サイズ選びでもう迷わない!これだけは知っておきたい蛍光灯の基礎知識
蛍光灯を交換するときの注意点
蛍光灯は特殊なものでない限り、自力で交換できる。ここからは、交換時の注意点を解説していこう。
蛍光灯の外し方は、本体の構造で異なる
直管型は、おもに学校やオフィスで交換の様子を目にしたことはないだろうか? 直管型には蛍光灯を回転して外すタイプと、蛍光灯を片方に押してスライドさせて外すタイプが主流だ。めずらしいタイプとしては、蛍光灯の両側のカバーを中央に持ってきて外すタイプもある。
一方、円形蛍光灯の外し方は1種類しかない。ソケットを外して、蛍光灯を支える金具などを外すだけだ。言葉で説明すると複雑そうだが、直管型よりも簡単だ。
【参考】交換時に注意するべきことは?意外と簡単な蛍光灯の外し方
蛍光灯の交換は感電や落下に注意
交換するときに、もっとも気をつけたいのは感電だ。必ず電気を消しておこう。ただし、蛍光灯が切れてから交換する場合、電気のオンとオフを判別しにくい。念のためブレーカーを落とすなどの対策を取るといいだろう。
また、蛍光灯やブレーカーは、手の届かない高いところにあることが多く、足場が必要となる。不安定な姿勢で転倒し、大怪我をしないよう注意したい。とくに蛍光灯を持ったまま転倒すると、持っていた蛍光灯が割れて大惨事にもなりかねない。
蛍光灯からLEDに交換するときの注意点
蛍光灯からLED式蛍光灯への変更は、とくに工事は必要なく簡単に交換できる。ただし、器具によっては電源部分を外し、専用アダプタを接続するといった作業も必要になる。わからない場合は、専門業者に問い合わせよう。
蛍光灯の交換時期をチェックする方法
蛍光灯の交換時期のチェック方法を知っていれば、切れてからあわてて買いに行かずに済む。ここでは、そのチェック方法を紹介しよう。
LEDや蛍光灯の交換時期の見分け方
蛍光灯の場合は、蛍光灯が黒ずんできたら交換のサインだ。ほかにも、点灯時にチラついてきたら交換したほうがいいだろう。一方、LEDは、劣化すると光る力が弱くなってくる。点灯時の光が弱くなってきたら、交換のサインだ。
蛍光灯の安定器の交換時期
蛍光灯の安定器にも寿命がある。標準的な使用であれば8年から10年で寿命がくるので、こちらも時期がきたら交換を検討しよう。
蛍光灯を交換したのにつかないときは?
新品に交換しても、電気がつかないことはしばしばある。蛍光灯の初期不良という可能性もあるが、まずはサイズ、メーカー、型番、接続部分をしっかり確認してみよう。
円形蛍光灯を交換してもつかないときは、接続部分を要チェック
サイズやメーカーが合っていてもつかないのは、きちんと接続されていないケースが多い。とくに円形の場合、ブラグを差し込む形のため、差し込みが甘くなっていることもある。しっかり差し込み直してみよう。
それでもつかない場合は、照明器具そのものに不具合があるかもしれない。専門業者などに相談しよう。